清春は、なぜ揺るぎないロック魂を貫
き通しているのか

10月30日は、清春の50才の誕生日だ。そしてその清春を表紙に迎えたパーソナルロングインタビュー集『ROCK AND READ』の最新刊、第80号の発売日でもある。
誕生日を記念し、『ROCK AND READ 080』では同誌過去最大ボリュームだという50ページでの清春特集が組まれている。10代でロックと出会い、20代で黒夢でデビューし、30代でsads/ソロをスタートさせ、40代でストップしていたsadsと黒夢の活動を再開、そして50代となる2018年いっぱいでsadsの活動を再ストップさせた清春だが、その間もずっとロックヒーローであり続けてきた彼にとって、ロックとは何であるのか。ここでは、10代からの彼の「ロック論」の変遷が2万字インタビューで語り尽くされている。注目すべきは、デビュー時のレーベル東芝EMIの社長である故石坂敬一氏から教えられたというロックの美学、また逝去した後に出てきたという父親からのメッセージも感動的で、なぜ彼が揺るぎないロック魂を貫き通しているのか、その神髄が伝わる内容となっている。

『ROCK AND READ 080』では、他にPlastic Tree有村竜太朗MUCC逹瑯lynch.の葉月による鼎談も掲載されている。3人ともヴィジュアル系というシーンを牽引するボーカリストだが、その枠組みの外にも出て多くの支持を集めている。それぞれの“戦い方”の違いが浮き彫りになっている点も興味深いところだ。

その他、ゴールデンボンバー喜矢武豊も本誌に7年振りに登場し、KOKO TANAKA(田中聖)も復帰後初のインタビュー掲載と、ロングインタビューと完全撮り下ろし写真で魅力的なアーティストが紙面を飾っている。

『ROCK AND READ 080』

cover:清春
special talk session:有村竜太朗(Plastic Tree)×逹瑯(MUCC)×葉月(lynch.)
喜矢武 豊(ゴールデンボンバー)
Aiji(LM.C
苑(摩天楼オペラ
Tohya(vistlip
Miyako(DEZERT
reiki(キズ
KOKI TANAKA

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