【インタビュー】COLOR CREATION「自
分にとっての“Blue Star”を見つけ
てほしい!」 初のドラマ主題歌で届
けたい想いは“幸福の愛”

前作から約半年ぶりのリリースとなるCOLOR CREATIONの待望の新作は、ダブルリードトラックシングル「I'm Here / Blue Star」。モデルの田中芽衣が出演したMUSIC VIDEOが話題を呼んでいる「I'm Here」、カラクリ初のドラマ主題歌(『今夜抱きしめてもいいですか?』(dTVチャンネル®)「Blue Star」と、それぞれ異なる情景を描きながらも、“大切な人”を想う気持ちを5人5様の感情を交錯させた歌声で表現した聴き手の心を優しく包み込んでくれる楽曲となっている。前作の「CANVAS」から成長した今のカラクリを、今作を通して、このインタビューを通してぜひ感じてほしい。そして、大切な誰かを思い浮かべてほしい。
■KAZが思わず涙!11年ぶりに帰った地元・長崎でのライヴ秘話
――ダブルリードトラックシングル「I'm Here / Blue Star」について、それぞれの楽曲コンセプトや歌に込めた想いを教えてください。
YUUTO まず「I'm Here」に関してですが、誰しもが大事な人と離れた経験ってあると思うんです。遠距離恋愛だったり、就職や進学などで地元を出ることになったり、その逆で息子や娘を就職や進学などで送り出したり……まさに僕らもそうで、全員地方から上京してきたんです。会いたい人に会えないときってすごく不安だし、孤独に感じたりもすると思うんですけど、たとえ距離は離れていても心は繋がっているし、ひとりじゃないんだよというメッセージを描いた楽曲になっています。
KAZ 僕は14歳で長崎から上京して、アーティストになるまで帰らないと決意して、ずっと地元に帰りたくても帰らなかったんです。やっと念願のメジャーデビューを果たして、11年ぶりに長崎に帰ってライヴをしたんですけど、家族や親戚、小学校の幼馴染みとかたくさん観に来てくれて。しかも、僕が歌っている姿を見て泣いているんですよ。その光景を見て僕も胸が熱くなりましたし、この曲を歌いながら、上京した頃のこととか、いろいろ思い出して涙が出ましたね。
TAKUYA その光景を見て、僕までウルっときました(笑)。
KAZ それぞれの状況に置き換えて聴ける内容だと思うんですけど、何よりも僕らにとって一番大事な人は、ファンの方たちで。毎回ライヴに来られる方もいれば、1年に1回だけの方もいたり。基本的に東京でイベントをすることが多いので、地方のファンの方は行きたくても行けなかったり、ライヴで会えたとしても、その次までに会えない時間が長く空いてしまうことがあると思うんです。でも、離れていても、僕らは繋がっているし、<ため息に気づいたのなら 迷わずここにおいでよ 僕はずっと待っているから>という箇所は、歌いながら、ファンのみなさんへ向けてもっとも心がこもるパートですね。
――切なさと共に、力強さも感じられる楽曲で。だからこそ、余計に涙腺を刺激するといいますか。
KAZ 寄り添うだけでなく、俺らがリードしていくぞ!という力強さ。前作の「CANVAS」から人間的にもアーティストとしても成長した僕らをこの曲で感じてもらえると思います。
JUNPEI 心が折れそうになったときにこの曲を聴いて、また頑張ろうって前向きな気持ちになってほしいですね。
RIOSKE たくさんの人たちの支えになってくれたら嬉しいです。
――「Blue Star」は、TAKUYAさんが作詞をされていますが、制作過程、秘話を教えてください。
TAKUYA 先にテーマカラーの“青”が決まっていたので、それを軸にメンバーそれぞれで書いていって、最終的に僕の歌詞がメインになり、さらにみんなでブラッシュアップして完成したんです。“Blue Star”というのは花の名前なんですけど、「CANVAS」のMUSIC VIDEOのラストに薔薇が1本出ていたのを思い出して、それに繋がる花をタイトルにできたらいいなと思って。花言葉を調べたら、“信じあう心”“幸福の愛”と書いてあったのを見て、これだ!と。しかも、「I'm Here」とダブルリードシングルということで、「I'm Here」とストーリーが繋がっていて、なおかつドラマ主題歌にもなっているので、ドラマともリンクできるような内容を意識しました。
RIOSKE 「I'm Here」では遠く離れて会えなかった人と、「Blue Star」では久々に再会を果たすんですよ。
JUNPEI MVでも繋がっているという。
――いろんな繋がりがあるんですね。
TAKUYA そして、「Blue Star」のMVの中に出ている花がまさに“Blue Star”で。
――そうなんですね!初めて知りました。
KAZ 歌詞に<見つけた綺麗なBlue Star>ってあるんですけど、自分にとっての“Blue Star”をみなさんにも見つけてほしいです!
■RIOSKEはケバブ屋さん?5人がドラマで演じてみたい役柄に迫る!
――お気に入りの歌詞や共感ポイントはありますか?
JUNPEI 僕は<歩き続けた過去も今も抱き締めたい>という箇所ですね。辛かった過去とかも含めて今を抱きしめて生きていきたいという心境に共感できました。
RIOSKE 僕は<Let me stay in your heart><You will be in my heart>の2ヶ所が好きですね。あなたの心にいさせてくださいというひたむきさと、君は俺の心にいるよという、ストレートでピュアな気持ちが描かれていてキュンとなりました。
YUUTO 実は1番と2番は<見つけた綺麗なBlue Star>なんですけど、最後は<最初で最後のBlue Star>になっているんです。最後に自分の決意といいますか、男らしく言い切るところがカッコいいな、と。
RIOSKE 確かに、普通はなかなか最初で最後とは言い切れないですよね。
KAZ それだけの人に出会った、真実の愛を見つけたっていう。
TAKUYA そこまで思わせる相手であった、と。
JUNPEI いつかそんな人と会いたいですね。
――プロポーズの言葉にもなりそうな。
RIOSKE でも、僕は恥ずかしくて言えない。<見つけたBlue Star>、えっ、この人何言っているの?ってなりそう。
一同 (笑)。
――逆に何も言わないで、そっとBlue Starを渡して、花言葉の意味を相手が知ったときは、かなり感動するんじゃないかと。
TAKUYA それならいいですね(笑)。出会った日のことを忘れずに、初心を思い出させてくれるような楽曲になっているので、自分の大切な相手を思い浮かべながら聴いてほしいです。
KAZ どの曲にも言えるんですけど、ぜひ自分に置き換えて聴く癖をつけてほしいですね。
TAKUYA だから、「Blue Star」では、比喩みたいな表現をたくさんしているんです。
JUNPEI より自分とリンクすればするほど、その楽曲に対して思い入れが強くなると思うし。そういった意味でも、今回の2曲は自分とリンクしながら聴けると思いますし、ドラマ主題歌にもなっていますので、ぜひたくさんの方たちに聴いていただいて、みなさんにとってのかげがえのない大切な1曲になってくれたら嬉しいです。
――ちなみに自分自身がドラマに出演してみたいという思いはありますか?
一同 あります!
――それぞれどんな役どころを演じてみたいですか?
JUNPEI 僕は映画『クローズ』が好きなので、ヤンキー系の役どころをやりたいです。
YUUTO 僕もヤンキー系とか、あとアクションをやりたいです!
RIOSKE アクション系いいね!
KAZ RIOSKEはケバブ屋さんでしょ?(笑)。
RIOSKE きっと一番しっくりくるのは留学生かケバブ屋さんでしょうけど(笑)、『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)の山田くん的な、クラスで一番ひょうきんな変わり者の役をやりたいです。
TAKUYA 僕は、せっかく演じるなら、普段の自分とかけ離れている役をやりたいので、普段根暗な分、『金色のガッシュ!!』(小学館)の主人公みたいな明るくて無邪気な役どころを演じたいです。
KAZ 僕は好青年だけど、闇を抱えているような。
RIOSKE それ、自分のことじゃん(笑)。
――KAZさんは舞台俳優の経験もあるそうで。
KAZ そうなんです。すごくいい人だけど、サイコパスというか。表と裏の顔がある二重人格の役どころをやってみたいです。
RIOSKE KAZは演じるだけでなく、監督とかにも興味あるんだよね?
TAKUYA 実は「Blue Star」のMVのときもかなり入り込んで、KAZが人物の設定をしたり、ブランディングしたんです。
KAZ いつか自分たちのMVで僕が監督できたらいいですね!
文/星野彩乃

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