フー・ファイターズ、公演中目の見え
ない少年に気づき、ステージ脇に特別
席設置

先週(10月18日)米ミネソタ州セントポールで開かれたフー・ファイターズの公演で、オーディエンスの中に目の見えない少年がいるのに気づいたデイヴ・グロールは、即座に、彼と彼の両親のためステージ脇に特別席を設けたそうだ。
Consequence Of Sound』によると、少年が触れるようにと、グロールがギターを彼のところに持ち込む一幕もあったという。

この少年オーウェン君の母親は後に、彼は目が見えず、自閉症、クローン病、発育障害などを患うが、コンサートが大好きで、これまで100近くの公演を観に訪れているとのメッセージをFacebookに投稿し、デイヴ・グロールとクルーの優しさに感謝している。
客席にいた地元のラジオ局Go 96.3のDJは、グロールは少年が杖を持っていたことから目が見えないと気づき、彼と彼の家族をステージに招いたと伝えている。

グロールはショウ半ば、パフォーマンスを中断し、「ちょっと待て、あの子には席が必要じゃないか?」「あの子に席をあげてくれ。両親にもだ。これは家族行事だ。彼らを(ステージの)横に連れて来い。彼のために歌うよ」と話したという。

グロールはこの1週間ほど前、カンザス・シティで開いた公演で、10歳の少年をステージに上げ、メタリカの「Enter Sandman」を一緒にパフォーマンスし、その後、彼に2,000ドル(約22万円)するというギターをプレゼントした。

Ako Suzuki

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」