(左から)櫻井孝宏、早見沙織、宮野真守、坂本真綾

(左から)櫻井孝宏、早見沙織、宮野真守、坂本真綾

宮野真守&坂本真綾、櫻井孝宏の“男
前ゼリフ”に興奮

(左から)櫻井孝宏早見沙織宮野真守坂本真綾 大和和紀氏の名作少女漫画を劇場アニメ化する2部作の後編「劇場版 はいからさんが通る 後編 花の東京大ロマン」の舞台挨拶が10月20日、東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの早見沙織、宮野真守、櫻井孝宏、坂本真綾が出席した。
 19日に封切られた今作は、テレビアニメ版では描かれなかった原作漫画のラストパートを初めてアニメ化した。主人公・紅緒役の早見は、「最後まで描かれるということへの感慨が一番大きかったですね。あとは後編になって、見たかったキャラクターがたくさん描かれたのでうれしかったです」と、公開を迎えた喜びを語る。一方、伊集院忍少尉役の宮野は、今作のストーリーや役作りを通して「少尉の根本的なところに触れられたと思いました。優しさや真っすぐさが出ていた」と振り返った。
 また、櫻井が声を務めた青江冬星(通称・編集長)の話題が上がると、宮野は「編集長はいい奴すぎる」「セリフも好きだよ、編集長の!」と力説。宮野が「来たな、恋人!」と編集長のセリフをドヤ顔で実演すると、坂本も「私も、あれすごい好きでした!」と身を乗り出す。「(そのセリフは)難しかった。正解がよくわからなくて」と照れる櫻井をよそに、宮野は「編集長はさらっと告白するじゃん。お前のことが好きだ、愛してる……と、思う!」と、再びドヤ顔。場内が爆笑に包まれるなか、「かっこいいんだよ! さらっと言うんだよね。僕(少尉)は木に登らないと言えないから。シチュエーションがないと言えないから(笑)」と編集長の魅力を猛アピールしていた。
 この日は、原作者の大和和紀氏が用意した花束がキャスト4人へプレゼントされる一幕もあった(スタッフが代理贈呈)。それぞれをイメージしたという花束を受け取った宮野は、「不朽の名作、本当にその通りだと思います」「最後まで描かれることが初めてということで、歴史的瞬間に立ち会えたことが何よりも幸せです」と噛み締める。
 坂本は「この作品を見て、さらに女性たちに強くなってほしいなと思います」と述べ、櫻井は「激動の時代を懸命に生きる紅緒たちを何度も見ていただきたい」と呼びかける。そして早見は、「現代でも、紅緒たちが生きた時代でも、色々なことが起こるじゃないですか。それでも、みんなそれぞれ新しい日を迎えて立ち上がって生きていくんだということを、スクリーンのなかから感じていただいて、明日を生きていく糧にしていただけたら」とほほ笑んだ。

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