「はいからさんが通る 後編」震災に
燃える東京で紅緒と少尉が再会する公
開直前ビジュアル公開

 大和和紀氏の名作少女漫画を劇場アニメ化する2部作の後編「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」の新ビジュアルが発表された。1923年に発生した関東大震災によって東京が燃えていく物語のラストパートにおいて、主人公の花村紅緒と、行方不明になっていた伊集院忍(少尉)が感動の再会を果たす様子が描かれている。原作のラストパートは、78年に放送されたテレビアニメ版では再現されておらず、今回が初のアニメ化となる。
 原作「はいからさんが通る」は、75~77年に「週刊少女フレンド」(講談社刊)に連載されたラブストーリーで、大正時代を舞台に、おてんばでハイカラな少女・紅緒が、許婚の青年将校である少尉に反発しながらも、次第に惹かれ合っていく姿を描く。17年11月に公開された前編「紅緒、花の17歳」では、紅緒と少尉が出会い、シベリア出兵によって引き裂かれるまでの物語が描かれ、完結作となる後編「花の東京大ロマン」では、満州にまで赴いて行方不明の少尉を捜し続ける紅緒に、やがて未曾有の大災害が襲いかかる。
 公式サイトでは、花村紅緒役の早見沙織、少尉役の宮野真守、青江冬星役の櫻井孝宏の自撮りによるカウントダウン動画や、オフィシャルコメントなどが公開されている。「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」は10月19日から全国公開。

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