【インタビュー】ライブレボルト“最
強ユニット”FIREVOLTが登場!アルバ
ム『REBIRTH』にこめられた熱さと夢

▲写真左から:堀内まり菜(時音ひなた役)、荒井瑠里(白石まどか役)

“ライブに革命を”をコンセプトとして、漫画、ライブ、イラスト等、多方向のメディアミックスを展開している声優ライブアーティスト企画『ライブレボルト』。8人のキャラクターを演じる声優たちで結成された同名グループによるライブ・パフォーマンスは、その激しさから巷で評判を呼んでいる。

そんな中、1stアルバム『REBIRTH』が11月21日にリリースされることとなった。果たしてライブレボルトとは何か? 今回、グループ内ユニット「FIREVOLT」を組むバディ、堀内まり菜(時音ひなた役)と荒井瑠里(白石まどか役)に初インタビューを行い、それぞれのキャラクターへの想いなどをじっくり語ってもらった。
■「ライブレボルトへようこそ!」と温かく迎えてくださって。(堀内)
■「最強」って言われちゃうと、「最強かぁー!(汗)」って思っちゃいますけど(笑)。(荒井)

──まず、自己紹介をお願いします。

堀内まり菜(以下、堀内):時音ひなた役の堀内まり菜です。趣味は4コマ漫画を描くことと、美味しいチーズナン巡りです。

──すごくピンポイントな食材で巡ってるんですね(笑)。

堀内:そうなんです、チーズナンが大好きで(笑)。特技は、短距離走なので何かあれば、走ります!よろしくお願いします。

荒井瑠里(以下、荒井):白石まどか役の荒井瑠里です。趣味はカフェ巡りで、食べることが大好きで美味しいものを日々探し回っております(笑)。5歳からバレエを習っていたので、ダンスが特技です。BARKSさんも、もちろん初登場なんですけど、私は取材自体を受けさせていただくのが始めてなんです。

──えっそうなんですか?

荒井:はい、なので今日はすごくドキドキしてます。よろしくお願いします。

──こちらも責任重大ですね(笑)。では今日は『ライブレボルト』及びグループ内ユニット「FIREVOLT」とは何か、という基本的なことから教えてください。

堀内・荒井:わかりました。よろしくお願いします。
▲『ライブレボルト』コミック版表紙

──お2人が加入したのは、2018年からなんですよね。

堀内:そうです。2018年5月13日に開催された2nd LIVEから加入しました。私たちは、漫画作品『ライブレボルト』の原作をもとにしたグループなんですけど、それぞれキャラクターを担当しているので、各々がそのキャラクターに寄せた表現をしつつ、バディと呼ばれる2人組のグループ内ユニットが4つで活動しています。ライブ自体は、バディでやるシーンと、全体でやるシーンと両方あります、2nd LIVEのときも、ユニットでバトルをしたり、キャラクターとして影ナレをしたりしました。そういう、キャラクターとしてのライブをしています。

──ライブ以外ではどんな活動をしてきたのでしょうか。

荒井:以前、まず私たち2人のことを、ライブレボルトのファンのみなさんに知ってもらおう、というトークイベントをやらせて頂いたんです。

堀内:ライブレボルトが秋葉原にあるカフェとコラボしていたときに、そのカフェでFIREVOLTと原作の瀬島ハルキさんの3人でやらせていただきました。

荒井:その後に、お渡し会をやらせて頂いたので、直接ファンのみなさんのお話を聞くことができたので、とても貴重な機会でした。

堀内:ファンのみなさんが、「ライブレボルトへようこそ!」と温かく迎えてくださって。あとは、「FIREVOLTはラスボスだと思うから、頑張ってね!」とか、応援してくださる言葉をいっぱいいただきました。

荒井:私たちのことを、FIREVOLTとして受け入れてくださったことが、私的に嬉しくって。直接ファンの方のお声をいただいて、より頑張ろうという気持ちになりました。私は、この作品が声優としてのデビューになるので、他のメンバーの方たちと馴染めるのかなとか、ファンのみなさんに受け入れてもらえるかなっていう気持ちが正直あったんですが、本当に温かく迎えてくださったので、感謝しています。

堀内:メンバーの方たちもすごく温かく受け入れてくださって、早く打ち解けることができたので、6人のメンバーの方々にもすごく感謝しています。

──そのライブレボルトの中で、FIREVOLTとはどんなユニットなのか教えてもらえますか。

堀内:最初、白石まどかちゃんは主人公の藤原あかねちゃんとバディを組んで入学したんですけど、入学初日のオリエンテーションで、私が演じる時音ひなたがスカウトして、そこで2人のユニットFIREVOLTが結成されたんです。だから、普通のバディとはまた違う始まりなんですよね。

荒井:ひなたが、「トップディーヴァ」という称号を持っている最強キャラで、まどかもそのトップディーヴァにスカウトされている立場なので、なかなかの実力者なんです。なので、この8人の中でも「最強のユニット」という立ち位置でして。

堀内:そうだね。

荒井:「最強」って言われちゃうと、「最強かぁー!(汗)」って思っちゃいますけど(笑)。

──なかなかプレッシャーのかかる設定ですよね。

荒井:そうですよね。私たちも実際にパフォーマンスをさせていただくというコンセプトのユニットなので、すごく頑張らなきゃなっていう気持ちになりますね。

──お2人が演じているキャラクターはどちらも個性的ですけど、それぞれ紹介してもらえますか?
▲堀内まり菜(時音ひなた役)

堀内:時音ひなたは、最初の印象だと、楽観主義で歌うことが好きなんだなって感じました。1人でも全然生きていけそうな子だなって最初は思っていたんですけど、原作を読んでだんだん理解を深めていくうちに、全然1人じゃ駄目というか、人との絆をすごく大切にする子なんだなって感じていて。それに突き動かされて自分も音楽にその大切さを込めているというか、音楽に対して熱い思いを持ってる子だなって思っています。

──堀内さんご自身と比較するとどうですか。

堀内:最初に、時音ひなたのプロフィールを見たときに、血液型とか好きな食べ物とか嫌いな食べ物とかが全く一緒で(笑)。だから親近感はあったんですけど、蹴落としていくパワーだったり圧倒的なカリスマ性、キラキラ感は私もひなたに負けないように磨いていかないとなって思っています。

──荒井さんが演じている白石まどかについてはいかがですか。
▲荒井瑠里(白石まどか役)

荒井:最初に原作を読んだとき、白石まどかちゃんはちょっとクールというか、冷たい印象を受けていたんです。ですけど、読み進めていくにつれて、今はこの8人の中で負けないくらい音楽とか人に対して熱くて真っすぐな気持ちを持っている子だなって思っています。クールっていうよりは、ボーイッシュでカッコイイ子なんだなって思うようになりました。あと、ちょっとふざけたりとか、主人公のあかねをいじったりする可愛らしい面もあるので、そういうところのギャップも魅力だなって思います。結構、バディのひなたが、謎多きキャラなんですよ。

堀内:そうだね(笑)。

荒井:でも、その思惑をちょっと察しているフシがあって。たぶん、まどかは根本的に頭が良いんだろうなって思うし、女性としてすごく憧れるキャラクターです。

──お互いのキャラクターがどんな性格なのかもちゃんと考えながらやっているんですね。

荒井:そうですね、やっぱり2人組ということもあるので、まどかもひなたに影響されていることもすごくあると思うし、逆も然りですし。相手の性格とかを知ることもすごく重要になってくるんじゃないかと思います。

──キャラクターの性格と同時に、堀内さん荒井さんそれぞれの性格も知らないといけないですよね。大変じゃないですか?

堀内::そうですね~。色々ね?(笑)。

荒井:色々知るべきことはあって大変ですけど(笑)。

堀内:実際にFIREVOLTとしての曲を2人でやってみると、やっぱりまどかと瑠里がリンクして見えるときがたくさんあって。一緒にやってみてやっと、私もひなたを掴めたというか。バディでやったことによってキャラクターをより掴めた感覚があったので、2人で組んでみてすごく楽しいなって思っています。

荒井:ああ~ありがとう!

堀内:(笑)。

──荒井さんとまどかは似ているところもあるんですか?

荒井:まどかはすごくカッコイイキャラクターなんですけど、私は普段、おちゃらけてることが多くて(笑)。

堀内:(食い気味に)うん、そうだね。すごく動きが早くて。

荒井:私は、リアクションが大きいところがすごくあるので。まどかとの共通点を探すことが役を演じる上ですごく大切なんじゃないかなって思ったので、最初はちょっと苦戦していたんです。でも、だんだんまどかを知っていくうちに、音楽への熱い思いとか、ひなたのことをすごく考えていることがわかってきて。たぶん、ひなたに対しても憧れの気持ちを持っているんだろうなって。それは私との共通点かなって思って、そこをなるべく、パフォーマンスをするときもレコーディングをするときも、強く意識してやるようにしています。

──荒井さんは、ライブレボルトのメンバーの中でも普段からリアクションが大きい?

堀内:私から見るとかなり大きいですね……

荒井:えっ? まり菜も相当だよ!?

──いや、こちら側からするとお2人ともリアクション大きめな気がしますけど(笑)。

堀内・荒井:あはははは!

──とても良いことだと思います!ところで、キャラクターを抜きにすると、素のお2人はどんな音楽が好きなんですか?

堀内:音楽は結構幅広く聴くんですけど、高校生の頃にGLAYさんの「疾走れ!ミライ」という曲のMVに出演させていただいたときに、どんどんハマってしまって聴いていました。「疾走れ!ミライ」のMVは、GLAYさんの学生時代をイメージして描かれたもので、私はヒロインとして出演させて頂いたんですが、バンドの背景を知ろうと思って、過去のアルバムから遡って聴いてみたんです。そのときに「口唇」という曲を聴いて、「なんだこの曲は!? ヤバい!」って、すごく刺さってしまって(笑)。そこからビジュアル系ロックも好きになって、X JAPANさんのライブにも何回か足を運ばせてもらいました。あとは、ミュージカルなどのびのびとした音楽も好きですね。そういう好きな音楽も、ライブで活かしていけたらなと思っています。

荒井:私は、もっぱらアニソンを聴いていますね。そもそも、アニメを観る数がかなり多いんじゃないかなって思っていて。

堀内:すごく、詳しいんですよ。

荒井:いやいやいや(笑)。アニメのタイアップ曲は、作品の内容とリンクしていることが多いので、聴いたときにすごくグッときて泣いてしまうことがよくあるんです。アニソンは、私のバイブルだなって思います。アニメが好きで声優になりたいって思ったので、アニソンばかり聴いています。自分が逆の立場で歌を歌えるっていうのは、本当に幸せですし、ありがたいです。
▲1stアルバム『REBIRTH』/(c) 2017-2018 LiveRevolt

──1stアルバム『REBIRTH』が11月21日にリリースされますが、1曲目の全体参加曲「革命の唄」はどんな思いを持って歌っている曲ですか?

堀内:アルバムの1曲目ということもあって、ライブレボルトの世界観を堪能してもらえる1曲だなと思っています。是非、その世界観に浸ってほしいですし、最後のサビ前にライブでお客さんに言ってもらえるコールがあるんです。最後の方の〈旗を掲げたあの日に〉っていう歌詞から〈運命を破れ〉っていう歌詞の間に、“イエッタイガー”ってコールを入れてくれる瞬間がありまして。ここは、「革命の唄」でしか生まれない瞬間なので、ライブで楽しんでもらえると思いますし、曲を聴くだけでも楽しめる曲だと思いますので、是非両方楽しんでほしいですね。

荒井:「革命の唄」は、ライブレボルトを語る上で避けて通れない曲です。歌詞が原作の内容にすごく踏み込んでいて、読み解いていくと「これはどういう意味だろう?」って思ってしまうような、ハッとする歌詞があるので、意識して聞いてみると楽しいと思います。あと、今話に出たように、ライブでコールがすごく揃ってるんですよ。こんな綺麗な“イエッタイガー”は本当にないなって(笑)。その瞬間のカタルシスというか、こっちも気分が「ワー!」ってアガる瞬間なので、私もライブでそういう楽しみ方をしています。それと、サビの8人集まった歌声がすごく好きです。そこもエモーショナルな気持ちになりながら、私も楽しんで聴いています(笑)。

──そもそも、ライブレボルトはライブを重要視したグループなんですよね。ライブではお客さんからの反応もかなり激しいんですか?

堀内:そうですね。今までの経験値では最高潮の熱量というか、本当に会場もアツいです。お客さんが一体となって楽しんでいるのがカッコイイなって思っていて。私たちもそれをどんどん楽しんでいってほしいってステージの上から思っているので、ライブレボルトでしか生まれないライブの楽しさをどんどん発信していきたいですね。

荒井:やっぱり、ライブで盛り上がれるのがライブレボルトの魅力だと思うのでそれをどんどん発信していきたいと思いますし、すごく盛り上がってくれればくれるほど、私たちも楽しいですし、「本当に楽しんでくれているんだな」っていうみなさんの顔を見るのが、嬉しいです。そういうときに、本当はカッコイイキメ顔をしないといけないのに、こっちまで笑いがこみ上げてきちゃって(笑)。

──気を抜くとついニタニタしちゃう?

荒井:そうなんですよ。私たちも嬉しいから笑顔になってしまうので気を付けているんですけど(笑)。こっちまでエネルギーをいただいていますし、体感しないとわからないライブの熱量があるので、是非いろんな方に体感してほしいです。
■ライブレボルトのような世界がいつ現実になってもおかしくない(荒井)
■ライブって、出る側も聴く側も「音楽になれる」「人間じゃなくて歌になれる」瞬間(堀内)

──アルバム収録曲のうち、FIREVOLTの曲が2曲ありますね。まず「2つの願い」について教えてください。

堀内:この曲はタイトル通り、ひなたとまどかそれぞれが持っている願いを誓い合っている曲になっています。決してFIREVOLTは仲良しこよしで組んでるわけではないんですけど、それぞれの立場での決意をしっかり持っているので、その2つが共鳴しあってて。

荒井:爽やかだけど、すごくアツくて熱量がある曲です。

堀内:すごく速い曲なんですけど、「革命の唄」とは違った爽やかさがある曲ですね。

荒井:でも、ひなたとまどかはアツい子たちなので、本来持っているパワーをストレートに出せる曲だなって思います。

──結構、ライブで体力を使いそうですね。

荒井:そうですね~、本当に。

堀内:体力作りを頑張っている真っ最中です。

──観る側も体力が要りそうですよね(笑)。

荒井:すごく面白いなと思ったのが、ファンの方の中には、ライブの翌日が平日だった場合、有給休暇を取らないとキツいっておっしゃってる方がいて(笑)。やっぱり、観に来てくださる方もすごく動くからつらいだろうなって(笑)。

堀内:ただ、ライブレボルトのライブには「静観エリア」というものがあって、会場によるんですが、例えば1階は盛り上がる方たちのエリアで、2階は初めて来た方や落ち着いて観たい方のエリアになっていて、皆さまに楽しんでもらえると思います。

──「時を超えて」はどんな曲ですか?

荒井:今までのFIREVOLTにはなかった、すごく爽やかなピアノロックです。最初に聴いたときに、「あ、この曲をFIREVOLTで歌うんだ!?」ってすごく衝撃がありましたね。あと、歌詞がとんでもなく意味深なんですよね(笑)。歌詞カードもしっかり見ながら聴いてもらえると、違った聴き方が出来ると思うので、是非歌詞に注目していただければと思います。

堀内:「2つの願い」は、各々の願いを全力で突っ走って全力で届けている曲なんですけど、「時を超えて」はわりと落ち着いているというか、FIREVOLTの鼓動感というか、日々FIREVOLTが何を思って過ごしているのかとか、より内面が綴られている歌詞だと思うので、FIREVOLTの世界観に誘えたらなと思います。

荒井:私たちも、「FIREVOLTらしさ」っていうのを、パフォーマンスのときにもレコーディングのときにも意識してやっていきたいなと思っているので、2人で「FIREVOLT感をどうやって出そう?」っていう話もよくします。
──アルバムの最後に全体参加曲「My best buddy」「QUAD DRIVE!」が続きますね。

荒井:「My best buddy」が一番”バディ”というものにフォーカスした曲です。私自身、ライブレボルトのコンセプトとして、2人組のユニットが4組あるということが、特色だなって思っているので、そのライブレボルトらしさがすごく出た曲だと思います。歌詞に、ところどころキャラの名前やメンバーカラーが隠れていたり、1人1人の個性のある歌声が強調されていて、その歌声が魅力的に聴こえる曲ですね。

堀内:お互いのバディのことを描いている曲なので、ライブレボルトでしかできない曲だなって思います。これは、原作を読んでくださった方は是非試していただきたいんですけど、ひなたとしては、今はまどかとバディを組んでいるけれど、本当は過去に組んでいたバディがいる設定なんです。なので、ひなた目線でこの曲を聴いてもらうと、またちょっと違う聴き方ができるというか。まどかに対してもそうだし、その先に元バディに対しての想いも感じ取れるんじゃないかなって思うので、両方楽しんでみて欲しいです。

荒井:しかも、それはまどかもそうなんですよね。今はひなたとバディを組んでいるんですけど、もともと主人公の藤原あかねちゃんと、「dubstar」というユニットを組んでいたので。すごくいろんな側面からの聴き方ができる曲だと思います。

──「QUAD DRIVE!」はどういう曲でしょうか。

堀内:「My best buddy」はバディの2人目線だったんですけど、それぞれ4つのユニットがあるので、「QUAD DRIVE!」はこのユニットが揃って動き出すエンジン感、躍動感がすごくある曲だと思っていて。曲の始まりに一瞬さざ波の音があるんですよ。ライブレボルトの漫画のシーンで、海をバックにまどかとあかねが良い感じの場面があったり、海と関連したシーンがあるんです。「QUAD DRIVE!」を聴くときは、海のさざ波を感じながら、友情について思ってもらえたら、より臨場感があると思います。あと「革命の唄」では〈宿命〉という言葉がカッコよく決まってるんですけど、「QUAD DRIVE!」では〈昨日の宿命〉って滑らかに言っている歌詞があって。こういう表現もこの曲にしか出せない雰囲気だと思います。「戦闘モードじゃないときに聴く宿命」というか。そういう感じを楽しんでもらえたらなと思います。

荒井:他の曲は重厚感がある歌詞とかメロディが多いんですけど、「QUAD DRIVE!」はかなり爽やかな曲になっていて、歌詞の内容も明るくて爽やかで。聴いていてすごく勇気をもらえるような曲になっていると思っています。それと、私たち抜きの6人バージョンのライブで披露されたことはあるんですけど、私たちはまだ参加したことがないので、ライブで歌うのがすごく楽しみです。

──12月にはツアー<3rd TOUR LIVE「LiveRevolt REBIRTH」>が控えていますね。このツアーの見どころを教えてください。

荒井:ツアー自体が、ライブレボルトで初めてになるので、またここから始まるという熱量を持って臨みますので、そこに注目していただけたらと思います。それと、キャラやユニットに対しての思い入れ、他のキャラに対してのいろんな感情を持ちながら表現しているので、そのバックボーンとかを想像しながらライブを観てもらえたら嬉しいなって。そこが見どころだと思います。

堀内:ライブレボルトは全員で1つのライブをするのではなくて、バディ同士で戦ったりするのも見どころなので、私たちFIREVOLTのパフォーマンスでもみなさんに楽しんでもらえるように頑張りたいです。年末12月のライブなので、ライブレボルトとして成長した姿をみなさんにお届けできればなと思います。

──『ライブレボルト』の原作では「インターネットの発達で人々が娯楽を簡単に享受できるようになって、よりライブが価値あるものになった」という設定がありますよね。そこは現実社会にもリンクしていると思うのですが、生まれながらにインターネットが当たり前にある中で育ってきた世代のお2人にとって、音楽ライブの魅力ってどんなところにあると思いますか?

荒井:私は、観る側の立場になって言うと、ライブは一番頑張るパワーをもらえるものだと思っています。私自身、ライブで励ましてもらったり元気をもらったりしていて、それがライブの魅力だと思っているので、ライブレボルトのライブに来てくれた方にもそういうエネルギーをお届けできればなって思っています。『ライブレボルト』のような世界がいつ現実になってもおかしくないと思うので、みなさんにも生のライブの良さを感じてもらいたいです。

堀内:私も結構ライブには行っていて。ライブって、出る側も聴く側も「音楽になれる」というか、「人間じゃなくて歌になれる」みたいな瞬間なんだなって思います。歌詞とかも、ただ聴くだけの受けの姿勢じゃなくて、ライブだと刺さるというか、生きてる意味を感じる瞬間だと思います。ライブは繋がることができると思うし、その空間しか生まれないものがあるので。ライブは「生きる意味を感じる場所」ですね。

──最後に、今後FIREVOLTとしての目標はありますか?

荒井:FIREVOLTは“最強ユニット”っていうのが大事なポイントで最大の個性だと思うので、まどかっていうキャラクターと一緒に私自身も成長していけたらなと思っていて。まどかも作中でひなたっていうトップディーヴァと組んでどんどん成長していくんだろうなって思わせてくれるキャラクターなので、負けないようについて行かなきゃなって思っています。私自身の、そしてまどか自身の成長した姿で、また藤原あかねちゃんと歌える日を夢見て邁進していくだけだなって思います。

堀内:ライブレボルトとしても頑張るし、FIREVOLTとしてもどんどんライブができるようになって行きたいと思っていて。原作のシーンで、ひなたがまどかをスカウトする場所が新横浜を舞台にして描かれているんですけど、原作に出てくるこの講堂でライブをやりたいです。

荒井:ああ~やりたいね!
堀内:あとは、まどかがギターが得意なので、ギターを弾いてもらったり(笑)。

荒井:全然弾けないよー(笑)。でもまり菜はギターが弾けるんだよね?

堀内:まあ、趣味でね。

荒井:だから、教えてもらいたいなっていうのがひそかな野望です。

堀内:いつか2人でギターも一緒にできたら良いよね。

──これからいろんなことが起こりそうですね。今後の活動を楽しみにしてます。今日はありがとうございました!

堀内・荒井:ありがとうございました!

取材・文◎岡本貴之
▲1stアルバム『REBIRTH』/(c) 2017-2018 LiveRevolt

LiveRevolt 1st Album『REBIRTH』

2018年11月21日発売
価格:3,000 円+税
発売元:株式会社ストレイキャッツ
販売元:エイベックス・ピクチャーズ株式会社

■『ライブレボルト』企画楽曲クリエイター情報
8 人楽曲:畑亜貴(作詞)、山田高弘(作曲)、河田貴央(編曲)
「dubstar」:岸田教団&THE 明星ロケッツ
「RumBlue」:Alstroemeria Records(Masayoshi Minoshima)
「リサイタルズ」:IOSYS
「FIREVOLT」:Arte Refact

■ライブレボルト<3rd TOUR LIVE「LiveRevolt REBIRTH」>

2018年12月2日(日)東京・TSUTAYA O-WEST
17:30 open/18:00 start
2018年12月23日(日・祝)大阪・ESAKA MUSE
16:30 open/17:00 start
2018年12月24日(月・振休)名古屋・Electric LadyLand
16:30 open/17:00 start

【受付ページ URL】
チケットぴあ http://w.pia.jp/t/liverevolt-tour/
イープラス http://eplus.jp/liverevolt/
ローソンチケット http://l-tike.com/liverevolt (L コード 東京: 74591 大阪:53291 名古屋: 45102)
※受付詳細に関しては各受付ページにてご確認下さい。

■声優ライブアーティスト企画『ライブ
レボルト』概要

活動開始:2017年5月
メンバー構成:「dubstar」「RumBlue」「リサイタルズ」「FIREVOLT」の各 2 名4ユニット
キャスト:藤原あかね(CV:田口華有) / 野田ここみ(CV:秋場悠里) / 瀬戸マリン(CV:道井悠) / 紫咲クリス(CV:あおきまお) / 宮代りな(CV:五味茉莉伽) / 平井かな(CV:池羽悠) / 時音ひなた(CV:堀内まり菜)/ 白石まどか(CV:荒井瑠里)

あらすじ:時は近未来――。デバイスやインターネットの発達により、人々は娯楽を簡単に享受できるよう になっていた。ゲーム・アニメ・音楽等、そのいずれもが、即座に、かつ簡単に手に入った。 しかし――「ライブ」は違った。生身の人間が表現する音楽は何物にも代えがたく、データでは表現でき ない価値があった。 これは、そんなライブに命をかけた、女の子たちの物語――。

『ライブレボルト』公式ホームページ:
https://liverevolt.jp/

BookLive!「NINO(ニノ)」連載 URL:
https://booklive.jp/feature/index/id/nino

■『ライブレボルト』単行本情報
原作:瀬島ハルキ/作画:咲良ゆき
発行:株式会社 BookLive
発売:フレックスコミックス株式会社
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4866750200/

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