きなこ、とうもろこし、かき…47都道
府県のおにぎりを制覇!担当者オスス
メの具材BEST3も紹介!!

農家・漁師・酪農家など食の作り手への感謝と尊敬の気持ちを伝える、日本を代表する収穫祭『東京ハーヴェスト』が、10月11日から13日までの3 日間、東京・虎ノ門ヒルズおよび新虎通りエリアにて開催される。
2013年にスタートした本イベントは今年で6回目を迎え、来場者数は年を追うごとに増加。昨年は2日間で4万人が来場している。今年は再開発が進む虎ノ門に会場を移して初の開催。屋台、マルシェ、キッチンカー、ワークショップ、ステージの各エリアでは、ここでしか得られない「日本の食を知る100の体験」に大人も子どもも参加することが可能。豊洲市場オープン初日にセリにかけられた鮪の解体ショーや、レモン農家が教えるレモンサワー、老舗のおだしやさんと見つける自分好みのだし講座など16の食をめぐるワークショップの中から今回は、47都道府県の具材で握るおにぎりをご紹介する。
まずは、担当者オススメのおにぎりの具BEST3から。
3位は、三重県の牛しぐれ。各家庭ごとに伝わる味付けで甘辛く佃煮風に味付けして食べる「志ぐれ煮」をおにぎりにすると絶品。牛肉を使っていることもあってか、試食会場でもすぐに無くなる程の人気ぶり。2位は、大阪府の昆布。おにぎりの定番の具である昆布が、大阪代表とはちょっと意外。三角に握るのもいいが、オススメは俵型だそう。そして、栄えある1位に輝いたのは、福岡県の明太子。スーパーで見かける明太子とは比べ物にならないくらい太くて立派で、アツアツのご飯との相性抜群!こうして見ると、スタッフの間でも定番の具材が人気の様子。新米は、お米自体に甘みがあるので、味の濃い具材が特に良く合うようだ。それでは、一般社団法人おにぎり協会が選んだという各都道府県代表の具材も一挙ご紹介。
北海道/鮭(フレーク)
昔ながらの焼くと塩を吹くような鮭は、ほぐし身にしておにぎりにすると絶品。
青森/ホタテ(缶詰、炊き込みご飯の素)
青森では実はスタンダード!ホタテ入りのおにぎりは新鮮なおいしさ。
岩手/うに(うにふりかけ)
地元の直売店や食堂では「焼きうにおにぎり」「うにまぶしおにぎり」などが人気。
秋田/いぶりがっこ
大根を燻製にし、塩と麹で漬け込んだ漬物。チーズを加えて秋田限定コンビニおにぎりとしても人気。
宮城/わかめ
日本一のわかめ産地・気仙沼を中心とする三陸地方に広がるおにぎりレシピ。最後に海苔でくるむのも一般的。
山形/おみ漬け
「青菜(せいさい)」は高菜の仲間で、独特の辛味と肉厚の食感が特徴。塩漬けにして調味液に漬けたおみ漬けは山形の長い冬には欠かせない保存食。
福島/いかにんじん
するめいかとにんじん、昆布を細切りにし、醤油やみりんなどで味付けした福島県北部の郷土料理。焼きおにぎりにしても美味。
※ポップには「ほっき貝」とありますが、正しくは「いかにんじん」です。
茨城/納豆
「納豆と言えば茨城」となったのは明治時代。青ネギなども加え、ラップをして握るのがオススメ。
栃木/たまり漬け(代用:旨さの極みキュウリ)
たまり漬け自体は少し味が濃いめだが、おにぎりにすると絶品。
群馬/ねぎみそ(下仁田ねぎ)
甘いねぎに味噌やみりんを加えておにぎりに。焼きおにぎりも香ばしくてオススメ。
埼玉/しゃくし菜
秩父地方に広く伝わる野菜。晩秋から冬に収穫、塩漬けにし、保存食として親しまれている。
千葉/しょうゆおかか(鰹節)
千葉県は醤油生産量日本一。醤油、おかか、白ゴマを混ぜた具で握っている。
東京/あさり佃煮
東京都の「ご当地おにぎり」である「深川おにぎり」。ご飯が薄っすら茶色になるのがおいしい。
神奈川/しらす
定番のしらすを使ったおにぎり。お好みで白ごまや大葉を加えてもOK。
新潟/味噌
地元の郷土料理・けんさん焼きをベースに。しょうがみそを塗った焼きおにぎり。
長野/野沢菜
地元では「お菜」と呼ばれて親しまれている。家の伝統の味付けで漬ける野沢菜を刻んで。
山梨/小豆ごはん
この時期に収穫を迎える栗と小豆をおにぎりに混ぜ込んだ無病息災・厄払い・安産祈願のおにぎり。
富山/とろろ昆布
富山市の1世帯あたりの昆布の年間支出金額は1960 年から続けて全国 1 位。ぐるりと巻いてどうぞ。
石川/ゴリ佃煮
ゴリ押しのゴリの由来にもなったと言われている郷土珍味のつくだ煮・ゴリ。お酒のアテにもGOOD。
福井/へしこ
塩味がしっかりして、なかなか食べ切れないへしこ。おにぎりだとちょうどいい塩味に。
静岡/さくらえび
世界的にも希少な海老で、日本では駿河湾だけでしか漁ができない。そんなさくらえびの甘みをおにぎりで。
愛知/守口漬け
伝統のお漬物をみじん切りにしておにぎりに。チーズやマヨ和えにするのもマイルドでおいしい。
岐阜/朴葉みそ
握ったご飯をフライパンで軽く焼いたものに朴葉味噌を乗せ、少し焼き色を付けて。
三重/牛しぐれ
各家庭ごとに伝わる味付けで甘辛く佃煮風に味付けして食べるしぐれ煮をおにぎりに。
滋賀/しじみ佃煮
琵琶湖で採れる新鮮なしじみをあっさり味の佃煮に。生姜や山椒が効いて、関東とはまた違ったおいしさ。
京都/ちりめん山椒
大きな山椒の実がぴりりと効いたちりめん山椒。ご飯に混ぜ込んでどうぞ。
奈良/奈良漬け
ご当地おにぎりとして人気。奈良漬の酒粕がご飯に染み込んで病みつきになるおいしさ。
大阪/昆布
大阪の定番といえばこれ。塩昆布と味付け海苔を俵型で。
兵庫/いかなごくぎ煮
神戸・明石・淡路島の春の風物詩、ほんのり甘いいかなごのくぎ煮をおにぎりに。
和歌山/梅干し
「梅干しでおにぎり条例」。日本一の梅の産地・和歌山県みなべ町では子どもも握る定番。
鳥取/らっきょう
鳥取砂丘を見下ろす砂地で、100年以上栽培されているらっきょう。甘酢漬けも塩らっきょうも美味。
島根/板わかめ
海で採れたわかめを水洗いして乾燥させたもの。風味が強く、ご飯の甘味がぐっと引き立つ。
岡山/焼きさわら(さわらフレーク)
高級魚のさわらが、地元ではコンビニおにぎりの定番。脂が乗っている。
広島/かき
安芸の宮島では新鮮な牡蠣に香ばしい醤油ダレの海鮮焼きおにぎりが人気。
山口/きなこ(甘くないきなこをまぶすだけ)
栄養たっぷりのきな粉を使ったおにぎり。塩入り、砂糖入り派も。
香川/いりこ醤油
醤油作りが盛んな香川。いりこの風味が懐かしい、島国ならではの味わい深いおにぎり。
徳島/ひじきごはん
ひじきは徳島ではちらし寿司にも入るほどポピュラーな食材。汐吹ひじきはふりかけ感覚で。
愛媛/じゃこ天
宇和島の鮮魚「はらんぼ」をまるごと使った「じゃこ天」を混ぜ込んだおにぎり。
高知/かつおめし
黒潮文化に欠かせないカツオ。東北から九州にかけて広く親しまれているがやはり本場はこちら。
福岡/明太子
博多辛子明太子をたっぷり、焼きのりでくるんだおにぎり。専門店がしのぎを削る定番。
佐賀/海苔佃煮
日本一の海苔の生産地、佐賀県産の生のりの佃煮。なめらかで口あたりが良く、後味も上品。
長崎/豚角煮
皮付三枚肉をじっくり煮、刻んだ角煮を握ったおにぎりは、しっかり角煮だれが染み込んでいる。
大分/椎茸佃煮
干し椎茸の産地・大分ならではの、甘辛く煮た椎茸が主役。おにぎりを頬張れば深い旨みを堪能できる。
熊本/高菜漬け
熊本の食卓に一年中なくてはならない高菜。しっかり味が付いた阿蘇高菜の漬物を刻んでおにぎりに。
宮崎/とうもろこし
神話の里としても名高い高千穂地方のふるさとの味。コーンに薄っすら塩味でお手軽に。
鹿児島/黒豚味噌
豚肉と麦味噌を使って作るおかず味噌で、鹿児島の家庭ではお馴染みの常備菜。
沖縄/スパム 、豚肉味噌
香ばしく焼いたスパムと薄焼き玉子をおにぎりで挟んだものが沖縄のソウルフード
どれも、ご飯と相性の良いものばかりで、おにぎりにすればいくらでも食べられそう。地方でしか食べられない珍しい具材があるので、ぜひ挑戦してみて!きっと新しい発見がるはず。
【イベント情報】
『東京ハーヴェスト2018』
日時:2018年10月11日(木)・12日(金)16:00〜20:00、13日(土)11:00〜19:00
場所:東京・虎ノ門ヒルズ、新虎通りエリア
入場:無料
ワークショップ名:47都道府県のごはんのお供でおにぎりをつくろう!
日時:2018年10月13日(土)11:00~12:15、12:45~14:00
会場:森タワー2階 グリル&バー「above」
人数:1回40人まで
参加費用:1名1,000円
※当日は、使用食材が変更になる可能性あり

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