三宅裕司主宰の劇団SET『テクニカル
ハイスクールウォーズ 鉄クズは夜作
られる』初日前の公開稽古、囲み会見
の模様が到着

劇団スーパー・エキセントリック・シアター第56回本公演『テクニカルハイスクールウォーズ 鉄クズは夜作られる』が、池袋・サンシャイン劇場にて10月12日(金)〜28日(日)に上演される。本公演の初日を前に公開稽古と囲み会見が行われた。
三宅は第一声で「今回は劇団員全員の見せ場があって、一人一人が力を発揮して盛り上がる内容。劇団力を問われる公演だと思います!」と言うと、間髪入れず小倉が「その通り!」と返し、開始早々に絶妙な掛け合いで笑いをとった。
(右から)三宅裕司、小倉久寛
今回の舞台は定時制の工業高校。20歳から67歳という幅広い年齢層の劇団員たちでも無理のない設定が組めた、と三宅が自信を見せる中、「稽古でやってきたことを一生懸命やる」と小倉はいつものマイペース。
この定時制工業高校に一人の熱血教師が赴任してきて物語が始まる、「分かりやすい青春モノだけど、隙があれば笑いをどんどん入れていく」と貪欲な姿勢の三宅。本公演でお決まりの三宅・小倉の絡みのシーンでは、二人でソフトでスローなアクションを披露する予定。今夏病気療養していた三宅は完全復活をアピールする。
来年創立40周年を迎える劇団について聞かれると「ここまで続くと思わなかった」と三宅。一方、小倉は「野球選手が2000本安打を達成した時の感想で『通過点です』と答えるのと同じ心境」と例えた。毎回新作を上演してきた劇団だからこそ、大変だが楽しいと充実感を漂わる。「(周年の)来年も普通に演ってるかも?」と含みを持たせた。
「今回のSETはミュージカル・アクション・コメディー全てに若い劇団員の力が爆発する青春モノです。青春を思い出したい方、ぜひ観に来てください! 全員野球ならぬ、全員芝居です!」と意気込んだ。
1979年、“ミュージカル・アクション・コメディー”を旗印に「解かり易くて誰もが楽しめる、サービス精神旺盛な舞台」を志向して結成した劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)は来年40周年を迎える。毎作品、社会性のあるテーマをきちんと伝えながらも、お客様を楽しませることだけを追求し、笑い・ダンス・歌・アクション・アクロバット・楽器など様々な要素を取り入れた舞台を上演し続けている。
今作のテーマは「日本の下町のものづくり」。舞台は廃校寸前の下町の定時制工業高校。同じ学年に16歳から60歳の様々な問題を抱えたヤンキー集団の生徒たち。校長以下教師たちは彼らを見捨てており、廃校の危機を救おうという思いは微塵もない。この底辺校に熱血漢の教師が赴任してきたことで、生徒や同僚の教師たちの日常に変化が訪れる。
夢をあきらめない生徒と大人。その姿をストレートに熱く演じるステージを劇団SETがお届けする。
多くの劇団が存在する演劇業界で、創立39年を迎えてもなお、毎年新作を創り続ける劇団SETの56作目の本公演。来年に控える創立40周年に向けて弾みをつけ、さらに勢いを増す劇団SETを観に行こう。

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