【連載】フラチナリズムの労働to武道
館vol.20「平成30年9月度業績報告」

▲イベントライブ中に射的を楽しむ34歳

フラチナリズムの労働to武道館
~売れてないバンド界イチ売れてるバンドが武道館を目指す話~


労働to武道館業績報告
記念すべき20回目の労働to武道館でございます。
20回もやらせて頂いて非常にありがたい限りでございます。
BARKSさん、そして読者の皆様、本当にありがとうございます。今後ともご愛読よろしくお願いします。

さて、もうすっかり10月になりまして、私も10月7日が誕生日でございますので、35歳になります。
四捨五入したら40歳です。もっと大きな目で四捨五入したら0歳ですが、一般的には俗にいうアラフォーという世界に足を踏み入れるわけです。私の人生史上初のことですから、これからどんな風に変化していくのかわかりません。そこでメインテーマになってくるのが「健康管理」です。何をおじいさんみたいなことを言ってんだい!このヒョウロクダマのコンコンチキが!と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、バンドマンも人間ですので健康管理しなくてはなりません。健康なくしてはライブも出来ない、歌も歌えないわけです。
僕はボーカルなのでほかの楽器の大変さはあまりわかりませんが、ボーカルは2時間のワンマンライブを歌ったり踊ったり走ったり飛んだり跳ねたり叫んだり全身タイツを着たりするわけです。

皆さんに一度試して頂きたいのですが、カラオケに行ってセットリストを組んで17曲くらいのワンマンライブを立って歌いながら踊りながら叫びながらやってみてください。多分痩せます。ワンマンライブダイエットです。
女性の方は割と胸式呼吸になりやすいですが、2時間乗り切るには胸式呼吸の心肺機能じゃ耐えられなくなるはずです。やがて自然と腹式呼吸になりお腹周りのエクササイズになります。
ロングブレスダイエットとか呼吸法でダイエットするわけですから、歌うこともこれすなわち呼吸ということなのです。
エクササイズにもなってしまうぐらい、歌うということは全身運動なのです。

つまり体のどこかに少しでも異常がある状態ではライブも満足には出来ないのです。健康管理はボーカリストにとって永遠のテーマであると思われます。老化により体のどこかしらが経年劣化していくのは科学的にも医学的にも火を見るより明らかになっているわけですから、アンチエイジングしていかなければならないのです。
今までは若さにかまけて、持ち前の基礎代謝能力で老廃物を流せていましたが、代謝も落ちてきますから体内にも疲労が蓄積していきます。
私も今まで体を鍛えたことなんて一度もなかったですが、これからはそういう体作りもしていかなくてはなりません。これすなわち健康管理、健康状態を保つための体作りを今後頑張っていきたいと思っております。

同世代のアーティストと一緒に飲むと、最近こんな話ばっかりになっちゃいます。
老化に抗え!アンチエイジングじゃ!
それでは9月度業績報告いってみよー!


どうも!地上波ゴールデン男です!
ありがたやー!ありがたやー!
先日放送されました、フジテレビ「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦」に私モリナオフミ出演させて頂きましたー!すっかり「ものまねの人」なんて周りからは言われちゃってますが、まぁそれもメディアパワーということでよしとしましょう!
今回でものまね番組は8回目ですか?ちょっと定かではないですが、7回か8回か9回くらいは出させてもらっているんじゃないでしょうか?←覚えとけよ。
もともとものまね番組に出始めたきっかけは、レコード会社からオーディション受けてみなよ。と言われ、フラチナリズムの名前を全国にアピールできるなら!という理由でオーディションを受けてみたところ、奇跡的に受かってそこから継続的に出させてもらっているという感じなのですが、私の考えは、自分たちの音楽を売るためには手段は選ばない。というか選んでられない!という考え方です。その媒体がバラエティであろうが、なんであろうが、全力で取り組んで自分自身を売る!そこにモリナオフミ(フラチナリズム)という名前が出る。フラチナリズムってなんぞや!?それにしてもカタカナ多いな!え!?KAN&PAIだと!?となっていくわけです。

マルチに色々やってはいますが、根底に音楽を売りたいという気持ちがあるので、そこの大筋はブレないわけです。だからモリナオフミはものまねの人と言われようが何しようが「誰がものまねの人や!!しばいたろか!!」と笑顔でツッコミを決めれるわけです。最近では『ボーカル芸人』という新しいジャンルにもカテゴライズされ始めました。ありがたい限りです。
今回テレビに出て、お得意のエゴサーチを決め込んでいるとこんなツイートを見つけました。

『このものまねしてるお兄さん(モリナオフミ)12年前くらいによく行ってたガソリンスタンドの店員さんに似てる。とおばあちゃんが言ってたので、調べてみたら高知出身でガソリンスタンドでアルバイト経験ありだった。同一人物!?』

それ僕です!とすぐリプライしました。
今度ライブにも遊びに来てくれるそうです。これは非常に嬉しいですよね。
こんなことが起こるなら、これからも精進してテレビには出続けないといけないな。と使命感すら覚えた地上波ゴールデンなのでした。
中止につぐ中止で虫の息の私
日本を襲う天災の数々。。。
ゲリラ豪雨や、台風や地震。様々な天災に襲われている日本なのですが、その影響はバンド界にも牙を剥いております。
と、いうのも9月の我々のイベント出演は当初の予定ですと、6本でした。
その内なんと4本が天災により、中止及び延期になりました。6の4です。これは全盛期のイチローの打率よりちょっと高いくらいです。
天災によるものなので仕方ない。と言ってしまえばそれまでですし、来てくれるお客さんのことを考えたら安全第一であるべきだということもわかっています。私もイベント主催者側ならそういう決断をすると思います。
ただし、損失も計り知れないわけです。もちろんイベント主催者様が一番の損失です。イベントの保険に加入していればいくらかお金は戻ってくるのですが、それだけでは賄いきれない損失もあります。一番大変です。

そして、我々アーティスト側の損失ですが、お金の話ばかりで申し訳ないですが、お金が無いと活動出来ないというのも事実なのであえて書かせて頂きます。今回の4本の中止及び延期でのフラチナリズムの損失額が大体100万弱です。イベント出演のギャランティ、物販の売り上げ見込み、CDの売り上げ見込み、チケットの売り上げ見込み、もろもろ足していくと大体それぐらいの金額になります。金金言うなよ!そりゃそうだ!こちとら夢売る商売だ!って感じですが、それだけでは成り立たないのが音楽ビジネスです。基本夢に生きてますし、自分たちが楽しいと思う事をやっているだけではありますが、企業として音楽をやっている以上、数字とは向き合わなければなりません。

でも、一番の損失は、届けられる予定だった人に音楽が届けられなかったということです。
これが一番悔しいです。お金は取り返せますが、時間だけは取り返せない。なのでその日その時間に聞いてもらえるはずだった人に我々の音楽が届かなかったということが一番の損失なのです。
インターネットを使っていかに配信しようと、SNSでいかに発信しようと、この事実は埋められません。それを承知で発信するのです。生が一番すげーんです。特にフラチナリズムは。

と、嘆くのはこのへんにして、その中止や延期を逆手に取って、それ以上のものを作り出す。やられたらやり返す・・・・倍返しだ!!!というちょっと前の流行語を用いて、天災の数々にド根性でぶち当たって、今まで以上のものを作り出せたらなと思っています。
P.S.100万円誰かくださいw


ってな事で平成30年9月度のまとめ

・稼働日数 18日
・フラチナリズムを見てくれた人数 約750名
・メディアを通してフラチナリズムを見てくれたであろう人数 数百万人
・販売枚数(ハーフ&ハーフ2) 累計3365枚!目指せ5000枚!
・販売枚数(いきなりステキ)累計1980枚!

こればっかりはどうしようもないと諦めるよりも、それすら利用して更なるエンターテイメントを生み出すことが我々の使命である。と、9月は本当に考えさせられました。
でも、単純にショックだったということも間違いないですけど、、、人間そんなに強くないので。
10月は全てのフラストレーションをエンタメに昇華して最高のライブブチ込みます。
やられたらやり返す、、、倍返しだ!!!!!

フラチナリズム モリナオフミ

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