【インタビュー】NGT48「日々の小さ
な幸せを大切にしようと改めて思えた
曲」 北原里英卒業後、高め合ったチ
ームとしての団結力!

NGT48が、4thシングル「世界の人へ」を10月3日にリリース。ポジティブなメッセージを託した歌、新潟の姉妹都市であるロシア・ウラジオストクにて初の海外撮影をしたMUSIC VIDEOのことや、初代キャプテン・北原里英が卒業後のグループの結束感について、荻野由佳、加藤美南、山口真帆に語ってもらった。加藤センター曲「心に太陽」、山口参加の切ないナンバー「カーテンの柄」、彼女たちが思い描く10年後についてなど、仲良しトークもお見逃しなく!
■撮影中笑いっぱなし!加藤美南センター曲のMV撮影裏話に迫る
――共に歌いひとつになろうという前向きなメッセージを届けてくれる「世界の人へ」、ロシア・ウラジオストクにて撮影されたMVは、みなさんの凛として華やかなパフォーマンスが映えているなと。
山口 実は、撮影当日に雨が降っていたんですね。
加藤 そうそう。よく見ると結構降っていて、前髪が束になっていたりとか。
荻野 足下も水溜まりになっていたりしてね。
山口 でも、ウラジオストクの街並みがすごくオシャレだったし……。
加藤 確かに。色使いとかね。
荻野 うん。くすみ系の色がたくさんあったから綺麗だったし、素敵な街並みを背に雨すら味方につけて、みんなで力を合わせたパフォーマンスができたと思います。
山口 日本では、なかなか撮れない映像になったんじゃないかなって。
――何しろ印象強いMVですが、「世界の人へ」を歌うときにはどんな想いで歌っているのでしょう。
荻野 (北原)里英さんが卒業されて、後輩も出てきて、NGT48にとっては今がとても大事な時期だと思っているので……私は、NGT48のグループのことを想って歌っていました。
――グループとしての結束感、団結力は、ますます高まっていますか。
加藤 そうですね。里英さんが卒業されてからは、やっぱり1期生がしっかりしなきゃという意識が高まったし……。
荻野 チームGもできてね。それぞれのチームでも頑張りつつ、NGT48として全員が集まったときにはひとつになって団結できるチームになりたいな、って。
山口 うんうん。「世界の人へ」は、みんなで歌っていて高まる曲です。そして、スケールの大きなメッセージは、ストレートな分、どの国の言語に翻訳しても、きっと真っ直ぐに伝わるんじゃないかなって思います。
加藤 そうだね。あと、個人的にはつい忘れてしまいがちな日々の小さな幸せをちゃんと大切にしようって、改めて思えた曲でもあります。だから、歌っていてすごく明るい気持ちになれるし、歌うほどにどんどん好きになっていっています。
荻野 わかる。本当に、素敵な曲に出会えたよね。
――聴く側も、大きな力をもらえる曲です。それから、今回のシングルには加藤さんセンター曲「心に太陽を」が収録されていますが……。
加藤 自分がセンターになったら、かわいい系ではなくてもカッコいい系のダンスナンバーがくるかと思っていたから、びっくりしました(笑)。
――MVではかわいらしい加藤さんがあまりにも振り切っていて、こちらもびっくりしました(笑)。
加藤 現場に入った瞬間からムチャブリされていましたもん(笑)。
荻野 かとみな(加藤)が“ポンコツキャプテン”っていう設定だったからね(笑)。MV撮影って長丁場で大変だったりもするのに、あの日はずーっと笑っていました。
――実際は、ポンコツじゃないんですよね?
荻野 いやぁ……オーバーではありますけど、今のチームNIIIってわりとああいう感じかも(笑)。
加藤 うん(笑)。ちょっと抜けている私を、みんなが支えようとしてくれていて。
荻野 そうそう。かとみながキャプテンだからこそ、チームがひとつになれているような気がする。
山口 美南は前しか見えない猪突猛進型だけど、天真爛漫なところもあって明るいから、周りもみんな笑顔になるしね。
――曲名のごとく、美南さんは太陽のような存在なのですね。
荻野 本当に。歌っていて、美南のことだ!って思いましたから。
加藤 ちょっと、嬉しいじゃん(笑)。
山口 ショートバージョンのMVではまだ見られない2番では……。
荻野 かとみなの振り付けがまた、おもしろくて。
山口 観ていて、すごく楽しいよね。
加藤 自分自身、ポジティブなパワーをもらえる曲です。
荻野 すごくいいバランスだよね。表題曲とは違うベクトルの前向きな曲で、チームGの曲(「カーテンの柄」)とはまたガラっと違った雰囲気で。
■間違いなく美魔女!?3人が想像する10年後のそれぞれの姿!
――そう、山口さんが参加している「カーテンの柄」は、とても切なくて哀しい曲で。
山口 ホント、暗いというか(笑)。
荻野 でもほら、人間っていろんな顔を持っているから……。
加藤 そうそう、明るい曲ばっかりじゃね。どっちもあるからいいんだよ!
――歌うときには、どう気持ちを重ねたのでしょうか。
荻野&加藤 それ気になる!
山口 最初は無で歌っているけど、歌詞が自分の中に入ってくるとどんどん気持ちが沈んでいって(苦笑)。でも、落ち込んでいて明るい曲がしんどい時、そっと寄り添える曲だと思います。ちなみにMVは、感情のすれ違いをテーマに、10年後に出会ったときに声をかけたいのにかけられないっていう葛藤を、メンバーみんなで表現しました。
――この3人は、10年後にどうなっていますかね。
加藤 真帆は間違いなく美魔女(笑)。
荻野 わかる(笑)。それか、コスメ開発者とかになっているかも。
加藤 アドバイザーとかになって、講演会とかやっているかもね(笑)。荻野は……。
山口 釣り名人じゃない?(笑)。
荻野 確かにザリガニは好きだけどさぁ(笑)。
加藤 どうだろうね、荻野は一番謎。
山口 でも、バラエティ番組で活躍していそうな気もする。
荻野 美南は、海外に羽ばたいていそうじゃない?
山口 自由を求めてね。
加藤 いいね。行きたい行きたい。視野を広げたいし。
――それぞれにどんな道を歩むにしても、気持ちはすれ違っていないといいですよね。
山口 本当に。みんな、よろしくね。
荻野 離れていても、ちゃんと連絡するから!
加藤 私も。みんな、スルーしないでよ(笑)。
文/杉江優花

アーティスト

ランキングBOX

“気になる人の気になるランキング”をテーマに、様々な分野の著名人へ直撃した「MY BEST3」を紹介!オリジナルのランキングインタビュー記事をはじめグルメなどのトレンド情報やエンタメなどのストレートニュースなども毎日配信中です。

新着