【潜入レポ】不思議の国のアリスが2
年ぶり復活！ヒルトン東京が不思議な
トリックの世界に変身!!

9月14日よりヒルトン東京1階マーブルラウンジで始まったデザートブッフェ『アリス in ハロウィン・トリック』は、2年ぶりとなるアリスの世界がテーマ。2016年は“かわいらしい少女のアリス”の世界観が繰り広げられたが、今回は“大人アリス”をイメージ。アリスが成長して帰ってきたというストーリーを想定し、企画が進行したという。

これまでと一線を画すのは、セイヴォリー（甘くない軽食）の充実さ。これまでは、ほぼデザートで構成されていたが、セイヴォリーが充実したことで味のバリエーションが広がり、よりたくさんの種類を食べやすくなっているのが特徴。アリスに出てくる双子の男の子・トゥイードルダムとトゥイードルディーから名付けられたメニューがそれにあたり、スイーツと塩イーツ（軽食）、それぞれ対になっているのでぜひチェックを。また、一角にはTrick or Treat の“トリック”繋がりでハロウィンコーナーも。2018年、トリックの世界へいざ潜入!!

「ダムの真っ赤なクリーム」
ブラッドオレンジ風味の焦がしキャラメルクリームをグリッシーニでディップして食べるグラススイーツ。ブラッドオレンジの酸味と苦味が感じられ、さっぱりと食べられる。
「ディーの真っ赤なスープ」
トマト、キュウリ、パプリカベースのガスパチョをグリッシーニにつけて食べる。グリッシーニを長く浸しておくと柔らかいパンのような食感になり、少しだけ浸せば、カリカリっとした食感とふたつの食感で楽しめるのも特徴。

「ダムのエキゾチックゼリー」
パッション、バナナ、マンゴー、赤スグリ、ライム、グアバ、杏子の混ざったゼリーに、ほんのりチリペッパーがアクセントとなった酸味の強いゼリー。甘いケーキの合間に食べれば、口の中がリフレッシュされてGOOD。
「ディーのニンジンチックゼリー」
キャロットピューレと、キャロットゼリーにモッツァレラチーズをトッピング。アクセントにパプリカパウダーをひとつまみしたゼリーで、にんじんの甘さが際立つ。

「ダムのツインチーズケーキ」
塩チーズサブレにフロマージュ・クリュを絞ったひと口サイズのスイーツで、ふわっとした軽い食感のレアチーズと苺の酸味が相性抜群。
「ディーのツインチーズケーキ風」
トマトコンフィとディルを合わせたサワークリームを塩チーズサブレに乗せたカナッペスタイル。

同じ塩サブレを使用しつつも、サワークリームを乗せた「ディーのツインチーズケーキ風」は塩気が強く感じられ、レアチーズと苺を乗せた「ダムのツインチーズケーキ」は塩気が全くなく感じる。これぞ食のトリック！

「ダムのオープンフェイスケーキ」
チョコレートスポンジ、生クリーム、苺スライス、飾りにミックスベリー。スポンジの密度がギュッとしており、しっとりした食感が特徴的。「ケーキを食べている！」という感覚がより感じられる。

「ディーのオープンフェイスケーキ風」
ブラックオリーブを練り込んだフォカッチャに、カリフラワームース、スモークサーモンをトッピングし、オリーブオイルでマリネしたトマト、パプリカ、ラディッシュやオリーブをオン。スポンジの黒色を出すのに、イカスミを使いがちなところ、ブラックオリーブを使用しているところがオシャレ！

「ダムのカップケーキ」
栗、ドライクランベリーと一緒に焼き上げたバニラスポンジケーキの上に、黒ごまクリームをトッピング。ほんのり香る栗で秋を感じてみて！

「ディーのカップケーキ」
バジル、セミドライトマト、マッシュルーム、チーズが入った塩ケーキに、チャコールマッシュポテトをトッピング。口に入れた瞬間、バジルの風味が鼻に抜ける。生地がモチモチしていて、塩イーツの中でも特にオススメの一品。

「ダムのトライフル」
ピスタチオ風味のディプロマットクリームの中には、スポンジとストロベリーがかくれんぼ。上には、ピスタチオ、アーモンドスライスとマシュマロがトッピングされている。生クリームがしっかりしているため、食べ過ぎるとズシリときそうなので、取り分ける際は少量からがオススメ！

「ディーの赤かぶムース」
ビーツとクリームのふんわりとしたムースに、フェタチーズと胡桃をトッピングし、アクセントにピンクペッパーを。セイヴォリーでありながらも、限りなくスイーツに近い一品。

「狂った時間のままお茶会なの!?」
アーモンド生地のタルトにラズベリーの種入りジャムを薄く塗り、ラズベリーと華やかな酸味のヴァローナチョコレート・マンジャリのガナッシュを乗せたタルト。グリーンアニスシードを軽くトッピングし、甘さを抑えた爽やかな大人の味わいに。ケーキ自体は、スポンジとガナッシュの2層になっており、ガナッシュは生チョコ!?と思ってしまうくらいとにかく濃厚！

「女王陛下アリス」
サクサクのクッキー生地と、まるで王冠のようなデコレーションのケーキ。栗のババロアの中に野苺、カシス、赤スグリなど野性味強いベリーと洋梨をサンド。栗のババロア自体が珍しく、栗の味わいもしっかり感じられる。

デザートと同じくらい楽しみなのが、店内のデコレーション。今回は、初の試みで床にトリックアートが施されている。スイーツに夢中で気付きにくいかもしれないが、写真に収めると床が波打って見えるので、ぜひ撮ってみて。

恒例のフォトスポットには、ブーケやティアラ、ステッキなどの小道具が充実している。ダリアとバラで飾られたアーチの下に置かれたベンチに腰掛ければ、気分はアリス！一見真っ白なブーケは、フラッシュをたいて撮影をすると、カラフルな花束に変身するのでこちらも必見！

デザートが並べられたブッフェ台には、額縁が置かれていて、スイーツ自体がひとつのアート作品のようになっている。これも写真映えすること間違いなし。

デザートだけでなくセイヴォリーも充実したことで、男性も足を運びやすくなっているので、デートにもオススメな今回のデザートブッフェ。“トリック”をキーワードに、店内のデコレーションやデザートに様々な仕掛けが隠されているので、ひとつひとつ見つけてみるワクワクもいっぱい。そんな不思議な世界をあなたも体感してみては？

「アリスinハロウィーン・トリックデザートブッフェ」
会場：ヒルトン東京 マーブルラウンジ（1F）
期間：～2018年11月4日（日）
営業時間：14：30～17：30
料金：平日 おひとり様3,800円、お子様2,400円
　　　土・日・祝 3,920円、お子様2,450円
※消費税、サービス料別途