グラハム・ナッシュ「ニール・ヤング
のCS&Nへの加入、反対だった」

▲クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング『デジャ・ヴ』(1970年)


グラハム・ナッシュは、当初、クロスビー、スティルス&ナッシュにニール・ヤングを加入させるとの提案に乗り気ではなかったが、彼と直接会い、朝食を共にするとすぐに考えが一変したそうだ。
クロスビー、スティルス&ナッシュは1969年にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムを発表。ナッシュは「僕らは、このバンドがユニークで他とは違う、ヴォーカル・ブレンドが素晴らしく、曲は上質だと知っていた」と、バンドの方向性を変える必要はないと考えていたという。

彼は『Ultimate Classic Rock』のラジオ番組でこう話した。「(アトランティック・レコーズのアーメット・アーティガンにヤングの加入を提案されたとき)僕はハッピーではなかった。僕らが創り上げたヴォーカル・ブレンドを台無しにすべきじゃないって思った……。でも、スティーヴン(・スティルス)が競演する誰かを必要としているのもわかってた。だから、NYでニール・ヤングと朝食を食べに行くことにしたんだ」

「その朝食の後、僕は彼を大統領にしようって思ったよ。彼はカナダ人だけどね(笑)。彼はすごく面白くて、正直で、ニールとの朝食後、僕はすごく新鮮な気分になった。彼は僕の一票を獲得した」

ヤングが同年、加入し、彼らはグループ名をクロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングと変更した。

Ako Suzuki

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