サクソフォン奏者の上野耕平、音楽で
エンターテインメント性追求

 サクソフォン奏者の上野耕平が14日、東京藝術大学時代の仲間と結成したサクソフォン四重奏・The Rev Saxophone Quartet(ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット)の2枚目のアルバムとなる『Fun!』(11月28日発売)の詳細を公開。今作はエンターテインメント性、サクソフォンの魅力の詰まった作品となっている。また、上野は16日にTBS系で放送される『情熱大陸』に出演する。

 上野は2014年、1stアルバム「アドルフに告ぐ」でデビュー。 昨年12月にバッハの大曲をサックス1本で挑んだ自信作「BREATH ~J.S.Bach×Kohei Ueno~」をリリース後、出光音楽賞、岩谷時子賞奨励賞を受賞しバラエティ番組にも出演するなど活躍の場を広げている。
上野耕平

 2017年に東京文化会館でおこなわれたデビューコンサートのライブCD発売から、約1年ぶりとなる2ndアルバムは、キラキラ星=ABCの歌のモチーフを使用して全くの新曲として生まれ変わった「Mutations:A.B.C.」(Mutations=突然変異)や、故郷をこよなく愛する4人が奏でる、それぞれの出身地や代表的な民謡の旋律も見え隠れするラプソディー「ふるさと狂詩曲」などを収録。

 王道クラシックではオペラ「カルメン」をアレンジし“歌う4人”を聴かせ、ストレートアレンジの「G線上のアリア」では美しさを追求する。さらにもう1曲、メンバーの宮越氏アレンジによるジャズの名曲「WaterMelon Man」を収録予定。

 彼らのカルテット名にある「Rev」は、エンジンの回転などを意味する“Rev.”が由来。音楽のもつ無限なエネルギーを我々4人が音として奏で、一つの方向へ疾走したい、という思いを込めている。

 今作はどんな音楽にも本気で遊ぶ彼らの姿勢や、聴き手を楽しませるエンターテインメント性、サクソフォンという楽器の魅力全開のパワフルなアルバムとなっている。

 The Rev Saxophone Quartetは18日、夜9時から「LINE LIVE」に登場する。LINE LIVE限定のサクソフォンミニクリニックを開催。さらに、レコーディング秘話や、この日しかみる事ができない貴重なレコーディング風景の映像と、新曲「Mutations」の一部を公開する予定。

 なお上野は、16日に放送されるTBS系『情熱大陸』に出演する。

MusicVoice

音楽をもっと楽しくするニュースサイト、ミュージックヴォイス

連載コラム

  • ランキングには出てこない、マジ聴き必至の5曲!
  • これだけはおさえたい邦楽名盤列伝!
  • これだけはおさえたい洋楽名盤列伝!
  • MUSIC SUPPORTERS
  • Key Person
  • Listener’s Voice 〜Power To The Music〜
  • Editor's Talk Session

ギャラリー

  • 〝美根〟 / 「映画の指輪のつくり方」
  • SUIREN / 『Sui彩の景色』
  • ももすももす / 『きゅうりか、猫か。』
  • Star T Rat RIKI / 「なんでもムキムキ化計画」
  • SUPER★DRAGON / 「Cooking★RAKU」
  • ゆいにしお / 「ゆいにしおのmid-20s的生活」

新着