フレディを演じた俳優、クイーン映画
予告編への批判に反論

この秋、劇場公開されるクイーンのバイオグラフィ映画『Bohemian Rhapsody』の予告編を見た一部の人達から、映画ではフレディ・マーキュリーの性的指向や病について触れるのを避けていると批判されたことに対し、フレディを演じた俳優、ラミ・マレックが反論した。
彼は、英国の同性愛者向けのマガジン『Attitude』のインタビューでこう話した。「音楽をフィーチャーした1分間の予告編だけで批判されるなんて、残念だ。僕は、この映画は彼の性的指向や病、すなわちエイズを避けているとは思わない。避けては通れない事柄だし、そうしたいと考えた人がいるとも思えない。1分間の予告編で判断されるのは、ちょっと不条理だ」

「映画の中で重要なモーメントだった。すごく悲しいところだけど、ある意味、力強い。辛い時期、人間はどれほど強くなりえるのか、僕らはどれだけ友人や家族の力に支えられているのかわかる。この病は現在でも、多くの人々にとって脅威だ。まだ存続している。それを取り上げなかったとしたら、おかしいって僕は思うよ」
『Bohemian Rhapsody』は、日本で11月9日から劇場公開される。

Ako Suzuki

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