和楽器バンド、史上最多ツアー閉幕 
11月にシングルリリースを発表

和楽器バンドが9月2日(日)、『和楽器バンド TOUR 2018 音ノ回廊 -oto no kairou-』のツアーファイナルを大阪グランキューブで迎えた。
本ツアーは4月に発売した最新アルバム『オトノエ』を引っ提げて、4月28日の埼玉県川口総合文化センターリリアを皮切りに、全国25ヶ所全26公演という和楽器バンド史上最多となるツアーとなっていた。
ボーカルの鈴華ゆう子、箏のいぶくろ聖志、尺八の神永大輔、津軽三味線の蜷川べに、和太鼓の黒流、ギターの町屋、ベースの亜沙、ドラムの山葵がビジョンに映し出され、8人がステージに登場すると会場からは大歓声が沸き起こり、アルバム『オトノエ』のリードトラック「細雪」でライブがスタート。序盤から会場を熱くさせる。その後も、鈴華と町屋のツインボーカルが魅力の「シンクロニシティ」や、初の試みとなっている日替わり曲では「風立ちぬ」を、そして鈴華、神永、いぶくろ、町屋という小編成で「独歩」をパフォーマンス。
ボカロメドレーのコーナーでは、「千本桜」をはじめとするボカロの名曲が次々と披露されると会場は更なる盛り上がりをみせ、本編ラストはアルバム『オトノエ』のエンディング曲でもある「天上ノ彼方」。回を重ねるごとにファンと共にその完成度を高めてきたステージは、過去最多のツアーを走り抜けてきたメンバーの圧巻のパフォーマンスを余すところなく見せる最高の締めくくりとなった。
アンコールでは、鈴華が「今回のツアーでは、初めての出会いがたくさんありました。来年1月には、さいたまスーパーアリーナで大新年会ライブがあります。是非、一緒に盛り上がりましょう!」と伝え、全国ツアーは閉幕した。
また、11月14日(水)に「細雪」をアルバムからシングルカットし、8月に新橋演舞場で上演された新作歌舞伎『NARUTO-ナルト‐』のエンディングテーマ「光の中で」も収録し、シングルとしてリリースすることが発表された。「細雪」は10月20日に全国公開される川栄李奈の初主演映画『恋のしずく』の主題歌となっている。
和楽器バンド

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