ジュニア・ヴァスケス、キース・ヘリ
ング生誕60周年記念オフィシャル・パ
ーティにて最後の来日公演

サブウェードローイングと呼ばれる落書きで世界を変えた80年代のアメリカを代表するポップアーティスト、キース・ヘリングの生誕60周年記念オフィシャル・パーティーが開催される。

メインDJはニューヨークのナイトクラブやアンダーグラウンド・カルチャーで同じ時代を共にした伝説のDJ、ジュニア・ヴァスケスが最後の来日公演を果たすこととなった。

世界最強のテクノロジー大国を誇り、世界最大の消費国家として成長していく一方、カウンター・カルチャーが芽生え、また貧富の差が広がり犯罪が増加、ホームレスやドラッグの売人がたむろし、昼でも危険な地域があるほどであった80年代のアメリカ・ニューヨーク。巨大な力に押さえられれば押さえつけられるほど、そのプレッシャーをエネルギーに変え自らの存在を主張していくマイノリティの若者たちの主張行為が文化としてストリート・カルチャー、ヒップホップが誕生し、そしてクラブ・カルチャーも育ってく。ヒップホップ・カルチャーのもう一つの重要な要素はグラフィティであり、音楽、ダンス、そして美術が一体として溶け合った総合文化がナイトクラブだ。

キース・ヘリングはエネルギッシュなマイノリティの文化に強く惹かれていき、また彼の作品に重要なモチーフとなって現れていく。クラブの空間をペイントしたりグラフィティ展覧会を主催したり、グレース・ジョーンズにボディ・ペインティングを施したのはラリー・レヴァンがプレイするPARADISE GARAGE。マドンナと知り合ったのもクラブで、尊敬するアンディ・ウォホールと共同でマドンナをモチーフにした作品を仕上げ、彼女の誕生日に贈ったりしている。

一方ジュニア・ヴァスケスはシェップ・ペティボーンやアーサー・ベイカーのプロダクションに参加し、DJとしてもBASSLINEなどで頭角を現していき、共同オープンしたSOUND FACTORYでは白人、黒人、ゲイ、ストレートと、熱狂的なジュニア崇拝者からの絶大な支持を集め、ニューヨークでもトップDJに昇り詰める。

そんな二人の名前をかざした<60th ANNIVERSARY OF KEITH HARING feat. JUNIOR VASQUEZ -FINAL SHOW PERFORMANCE IN JAPAN- >。世界に旋風を巻き起こしていった彼らの記念すべき日になるに違いない。

<60th ANNIVERSARY OF KEITH HARING
feat. JUNIOR VASQUEZ -FINAL SHOW PE
RFORMANCE IN JAPAN- >

2018年9月16日(日・祝前日)
新木場 ageHa @STUDIO COAST
23:00 - 6:00
■各エリア・出演
ARENA:
JUNIOR VASQUEZ [DJ/NY]
DARREN KAWA[Lights/NY]
KEVIN AVIANCE[Performance/NY]

ISLAND:「KEITH HARING meets KING OF DIGGIN’ 後援 : TOKYO FM 80.0 MHz」
CAPTAIN VINYL (DJ NORI + MURO)
MACKA-CHIN
JUNYA SHIMIZU

WATER:「fancyHIM GOOUT」
DJ MONDO
fancyBOYS
HIDEO
PELIDJ ANITA san
FLAMINGOS
新宿2丁目を拠点に 13 年目を迎えるアンダーグラウンドにして モンスターパーティ。今回は外 (ageHa/WATER) に出てスペシャル版で開催!

PARK:「MUMM LOUNGE」
「G.H.MUMM」が展開する屋外芝生エリアのシャンパン・ラウンジ

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