NGT48 研究生お披露目~お待たせしま
した!私たちも新潟の女です!~

2018年1月に行われた「第3回AKB48グループドラフト会議」でファンからの指名を受けた5名と、4月に最終審査が行われた「NGT48第二期生オーディション」で合格した16名。その21名は、現在、研究生として、すでに各レギュラー番組に出演したり握手会に参加するなど、NGT48メンバーとしての活動をスタート。

今回のイベントは、3年前の夏に1期生たちが新潟の皆様に向けてお披露目イベントを行ったように、研究生たちも正式にお披露目の場を設けたもので、先輩たちが数々のイベントを行ってきた万代シテイパークのステージが会場となった。

そしていよいよ、1300人以上のファンが見守る中、お披露目ライブがスタート。NGT48の象徴ともいえる朱鷺(とき)をイメージした衣装に身を包んだ研究生21名が勢いよくステージに登場。まずは、1期生のお披露目の際と同じ楽曲となる「会いたかった」「NGT48」の 2曲を披露。

この日の為に積んできたレッスンの成果を見せようと、勢い余ってメンバー同士がぶつかったりしながらも、新人らしく元気いっぱいのパフォーマンス。中には、小見山沙空や富永夢有など、すでに感極まり目を潤ませているメンバーも。

「まさに新潟から世界へ」

自己紹介のコーナーでは、1 期生の荻野由佳や山田野絵らも参加。キャッチフレーズ初披露となる 2期生の挨拶をファンとともに見守り「初々しい!」「可愛い!」と先輩メンバーも興奮気味。渡邉歩咲の「たいていのことは、生活に支障はなーい」という独特過ぎるキャッチフレーズには、メンバーもファンからも驚きと笑い声が巻き起こる場面もあった。

続いて、解体されることが発表された新潟の街のシンボル「レインボータワー」に感謝の気持ちを伝えるセレモニーを、篠田昭新潟市長とレインボータワーを管理・運営している新潟交通の星野社長をゲストに迎えて実施。

新潟市の移住プロモーションの一環として自身もオーディションの審査員として参加した篠田市長は、アイドルとしての晴れ舞台を迎えた2期生をはじめとする研究生を祝福するとともに、新潟市と姉妹都市のロシア・ウラジオストクでミュージックビデオが撮影された 4th シングル「世界の人へ」についても触れ、「まさに新潟から世界へ」とエールを送った。

「ありがとう、レインボータワー」

セレモニーでは、記念のくす玉を割ると、45年の長きにわたって街を見守ってきたレインボータワーに感謝と労いの言葉を伝える「ありがとう、レインボータワー」という垂れ幕が登場。

幼い頃にレインボータワーに乗った思い出がある加藤美南は「NGT48 はずっとレインボータワーに見守ってもらってきたので、これからはNGT48が新潟のシンボルになれるよう頑張ります」とキャプテンらしく意気込みを語った。

また、工事の為設置されたタワーを囲む壁には、NGT48全メンバーの感謝の気持ちが綴られたメッセージポスターも掲出されました(解体工事が終了するまで掲出予定)。
ライブに戻り、研究生たちは「言い訳 Maybe」「LOVE 修行」を、さらに最後には1期生も加わって「Maxとき315号」をパフォーマンス。

「NGT48の未来は明るいなと思ってもら
えるよう頑張ります」

ライブを終えての感想を求められた羽切瑠菜は、「研究生21名みんなで、NGT48の未来は明るいなと思ってもらえるように頑張ります」とさらに努力をすることを誓い、これに対し、1期生の中村歩加が「みんな私たちのお披露目の時より上手くて、本当に未来は明るいなと思う」と頼もしい後輩たちに目を細めた。

最後には、高橋七実が「NGT48研究生をもっともっと好きになってもらえたら嬉しいなと思います」と締めくくり、研究生たちは喜びと緊張のお披露目ライブを終えた。

出演メンバー

〈研究生〉
・ドラフト研究生(5 名)
安藤千伽奈、佐藤海里、高橋七実、對馬優菜子、藤崎未夢
・2 期研究生(16 名)
大塚七海、小越春花、川越紗彩、小見山沙空、曽我部優芽、高沢朋花、寺田陽菜、富永夢有、羽切瑠菜、古澤愛、古舘葵、真下華穂、三村妃乃、諸橋姫向、山崎美里衣、渡邉歩咲
〈1 期生〉
荻野由佳、加藤美南、佐藤杏樹、山田野絵、小熊倫実、中村歩加、長谷川玲奈、本間日陽

セットリスト

No. タイトル メンバー
0 Overture -
1 会いたかった 研究生 21 名 センター安藤千伽奈
2 NGT48 研究生 21 名 センター對馬優菜子

~挨拶・自己紹介~
・1期生(荻野、加藤、佐藤、山田)が登場。
・2期生はキャッチフレーズ初披露。

~セレモニー~
〈ありがとうレインボータワー〉
・1期生(荻野、加藤、佐藤、山田、小熊、中村、長谷川、本間)が登場。
・ゲストの篠田市長と星野社長が登壇。
・くす玉割。垂れ幕…「ありがとう、レインボータワー」
・会場後方のレインボータワーを囲む壁に貼られたメンバーからのメッセージ入りポスターがお披露目。

3 言い訳 Maybe 研究生21名 センター諸橋姫向
4 LOVE 修行 研究生21名 センター羽切瑠菜
5 Maxとき315号 研究生21名+1期生8名 センター安藤千伽奈、對馬優菜子

「短い夏の、さよなら」予告編公開

また、NGT48 4th シングル「世界の人へ」の特典映像で研究生ショートムービー「短い夏の、さよなら」予告編映像が9月1日に公開された。

研究生21人全員出演による新潟を舞台にしたショートムービー「短い夏の、さよなら」の予告編映像。主人公の泉が文化祭に出ないことを知ったダンス部の同級生や後輩たちは、その理由にさまざまな憶測や想いを馳せる。ひとつの題材をもとに進行していく物語を、主要キャスト3人、それぞれの視点から描いた“青春群像劇”。監督・脚本は、第 2 回『未完成映画予告編大賞』にてグランプリを獲得した児山隆監督。

児山監督は「この年は、NGT48研究生の皆さんが普通の女の子から、アイドルという道を選んだ、最初の夏だったんだと思います。それは彼女たちが“普通”の青春をもはや獲得できないということを意味していると感じました。だからこそ、そんな時期の彼女たちが、「もしアイドルにならなかったら?」というのを、それを物語として紡ぎたいと思いました、なぜだかそう思ったのです。この物語は、普通の女の子からアイドルになろうとする彼女たちの瞬間を切り取った、愛おしくかけがえのないものです」とコメントを寄せた。

佐藤仁

日本だけでなく欧米やアジアのポップカルチャーやエンターテイメント、メディアの動向を幅広く取材。放送作家・番組制作協力も多数。

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