クリーン・バンディット、大ヒット曲
「ソロ」日本版MVの舞台は京都の国宝

今年2018年の<ソニックマニア>、<サマーソニック大阪>にも出演したクリーン・バンディットがUKチャート1位を記録した最新シングル「ソロ」の日本版ミュージック・ビデオが公開された。

◆「ソロ」日本版MV

クリーン・バンディットがこれまでYouTubeで公開してきたミュージック・ビデオは、「ロッカバイ feat. ショーン・ポール&アン・マリー」が18億回を記録しており、その他にも「シンフォニー feat. ザラ・ラーソン」が7億回、「ラザー・ビー」が4億9千万回、そして今曲「ソロ」のオフィシャルミュージック・ビデオが約2ヶ月で1億8千万回と、どれも桁外れな再生回数を記録している。

そんなクリーン・バンディットの初となる日本版ミュージック・ビデオである今作は、「愛している人に別れを告げるのは耐えきれないくらい辛いけど、そのあと1人になったことで自分を見つめ直す素晴らしいキッカケにもなると思うの。自分を大切にするためのセルフケアは、それ自体が芸術であると思う」とグレース・チャトー(チェロ)が「ソロ」について語ったコメントと、失恋の未練を断ち切って立ち直ろうとする女性を描いた歌詞の世界観にインスパイヤされたという。


▲クリーン・バンディット

映像の主人公は、京都の舞妓だ。過去に取り憑かれる自分と対峙し、踊ることで精神を浄化し次へと進む女性の強さを、ガールズ・ダンスユニット“KikiRara”のNANAが演じている。なお、2014年にリリースし1100万枚の売り上げを記録したシングル「ラザー・ビー」の歌詞に「With every step we take, Kyoto to The Bay / 一歩、また一歩 京都から海岸まで軽やかに歩き回るの」というフレーズがあることから、クリーン・バンディットも思いを馳せた京都の美しさと共に世界に向けて発信すべく、京都が選ばれたようだ。
祇園や八坂、京都タワーを背景としたシーンのほか、東福寺や東寺の境内でも撮影されており、舞妓と黒衣装のNANAが並んで歩くシーンでは、東福寺の一般参観が通常行われていない国宝の三門の中で撮影された。ここは現存する禅寺の三門としては日本最古となる三門であり、より歴史を感じさせてくれるシーンに仕上がっている。

また、このビデオについて舞妓を演じたダンサーのNANAはこうコメントしている。

  ◆  ◆  ◆

「着物なのでかなり動きが制限されいつものダンスができない中、どう踊れば美しく見えるかを舞妓さんの動きなどを研究しながら振りを作りました。そんなところにも注目して見ていただけると嬉しいです。」

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8月17日よりYouTubeにてこのミュージックビデオが公開されると、SNSで600件を超えるコメントも寄せられているという。海外からのコメントとしては、「なんでか分からないけど、とても泣ける。このビデオすべてを愛してるわ」、「とっても最高!オリジナルよりも私的には好きかも!」といった声が届けられた。

[楽曲情報]

Clean Bandit「Solo Feat. Demi Lovato」

アーティスト

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