【サマソニ東京ライブリポート】PAL
E WAVES
インディーポップやシンセポップと形容されがちな彼女たちのサウンドであるが、決して狭義のジャンルには回収されないだろう。その意味では、先日開催されたフジロックに出演したCHVRCHESに通ずるものがあるかもしれない。ロックバンドの持つスケール感と、肉体的な躍動感。Pale Wavesの場合はより繊細でダークなところがあるが、こちらに関してはレーベルメイトのThe 1975と共振している(共振も何もThe 1975のマット・ヒーリーとジョージ・ダニエルはPale Wavesのプロデュースに一枚噛んでいるが)。
80年代のダブリンを舞台にした音楽映画『シング・ストリート』の言葉を借りれば、“Happy Sad(劇中でThe Cureを説明するときに使われた表現)”ってヤツかもしれない。繰り返すが、一刻も早いPale Wavesの単独公演を待つ。
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