ビヨンド・クリエイション、テクニカ
ル・プログレッシヴ・デス・メタル最
新作登場

神懸かり的フレットレス・ベースをフィーチュアしたプログレッシヴ・テクニカル・デス・メタル・バンド、ビヨンド・クリエイションが、10月12日に4年ぶりの新作『アルゴリズム』をリリースする。
フランス語圏であるカナダのケベックは、Voivod、DBC、GorgutsCryptopsy、Martyrといった強烈な個性を持った一風変わったエクストリーム・メタル・バンドを輩出する街だ。まさにビヨンド・クリエイションもそのひとつで、2005年にシモン・ジラール(ヴォーカル、ギター)を中心に結成され、2011年にリリースされた自主制作アルバムが大きな話題となり、フランスのSeason of Mistとの契約を勝ち取ることとなった。2013年に1st『The Aura』が再発され、2014年に2nd『Earthborn Evolution』が発表されるや、ビヨンド・クリエイションの名は世界中に轟いていった。2度の来日で披露された驚異的な演奏力に、思わず舌を巻いたファンも多いだろう。
今回リリースとなる『アルゴリズム』は、ユーゴ・ドワイヨン・カルーを新ベーシストに迎え、ミックス/マスタリング/プロデュースをケベックの大先輩Cryptopsyのクリスチャン・ドナルドソンが担当している。シモン曰く「ピンク・フロイドが最も好きなバンド」であり、『アルゴリズム』は「ビヨンド・クリエイション史上、もっともピンク・フロイドからの影響が顕著になったアルバム」だとか。従来の作品に比べると、音楽の幅が広がると共によりメロディが強調され、起伏ある展開の楽曲が増えた印象がある。ストリングスやフレンチホルンなど生オーケストラ楽器を使用したシンフォニックなアプローチも、ピンク・フロイドの香りを感じさせるものだ。

ビヨンド・クリエイションにとってテクニカル・プログレッシヴ・デス・メタルとは「美しくプログレッシヴな楽曲を、しっかりとしたテクニックを持って演奏をする」という意味であり、『アルゴリズム』も獰猛かつインテリジェントな作品となっている。

写真:Simon_Girard

ビヨンド・クリエイション『アルゴリズ
ム』

2018年10月12日 世界同時発売予定
【CD】 GQCS-90648 / ¥2,300+税
※日本語解説書封入/歌詞対訳付き
1.ディセンスロール
2.アントレ・サファレッジ・エ・ミラージュ
3.サーフェセズ・エコーズ
4.イセリアル・キングダム
5.アルゴリズム
6.ア・トラヴェル・ル・タン・エ・ルブリ
7.イン・アドヴァーシティ
8.ジ・インヴァージョン
9.バイノミアル・ストラクチャーズ
10.ジ・アフターライフ
[ボーナストラック]
11.サーフェセズ・エコーズ(インストゥルメンタル)
12.ジ・アフターライフ(インストゥルメンタル)

【メンバー】
シモン・ジラード(ヴォーカル、ギター)
ケヴイン・シャルトレ(ギター、バック・ヴォーカル)
ユーゴ・ドワイヨン・カルー(ベース)
フィリップ・ブシェ(ドラムス)

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