L→R LOVE大石(Dr)、ikoma(Gu&Cho)、PON(Vo&Gu)、たく(Ba)

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【ラックライフ インタビュー】
結成10周年を迎え改めて歌う
“あなたに聴いてほしい”という
切実な想い

新たなチャレンジに取り組んだリード曲「走って」や大事な曲の再録を含む全14曲が収録されているメジャー2ndアルバム『Dear days』について、PON(Vo&Gu)にインタビュー!

こんなに気持ち良く
音楽をやっていていいんかな

『Dear days』を聴きながらPONさんの歌声ってすごく二枚目だなって改めて思いました。

はははは。ありがとうございます。ほんとですか? 自分の声、昔からあまり好きじゃないんですよ。自分ではどこにでもいそうな声だって思うんですけどね。今って一声を聴いただけで、その人だって分かる声の人がいっぱいいるから。やっぱり最強の武器じゃないですか、そういう声って。

いや、自信を持っていただいていいと思いますよ(笑)。

お墨付きいただいた(笑)。

そんな歌声が最近、作品を出すごとに磨かれていると思うのですが。ボイトレ含め、何かやっているのですか?

以前、東京でボイトレに行かせてもらったことはあって、自分の歌を結構見つめ直したんです。しかも、今回は14曲というボリュームだったからいろいろ意識しながら歌いました。自分の歌はめっちゃ好きなので、音源ができたらめっちゃ聴いて、“あっ、ここ、もうちょっとこうしたい”って考えるのが好きなんですよ。

なるほど。今回のアルバムはヴォーカリストとしてもいろいろ挑戦があったわけですね。

そうですね。“これ、ほんとに同じ人が歌っているの?”って思われるくらい、アルバムの中で何人ものヴォーカリストがいる感じでできたら面白いよなって思いながら歌いました。

毎回そうだと思うのですが、『Dear days』もまた、特に奇を衒うこともなく、自分たちが今一番やりたいことをやっているというところで、すごく気持ちの良い作品ですね。

聴いていて気持ちが良いです。嘘はないと思いますね。アホみたいだなって(笑)。逆に、こんなに正直に、こんなに気持ち良く音楽をやっていていいんかなって思うくらい“言うたったわ!”という感じです。今、聴いても思い入れの強い曲は同じところでグッときて泣きそうになったりするし、その曲を書いた宛先の人のことを思い出して嬉しくなったり、寂しくなったりするし。そういう曲がいっぱいできたので、別に狙わなくていいかなみたいな(笑)。いろいろな人が力を貸してくれるからこそ、こうやって作品を出すことができるわけじゃないですか。だったら、ちゃんと結果を出して、その人たちの協力に応えなきゃいけないみたいな気持ちもあるんですけど、マジでやりたいことをやってるっていう申し訳なさというか、“気持ち良くてすみません!”みたいなところはありますね(笑)。だから、楽しいですよ、めっちゃ。作るのはしんどいですけど。

どのへんがしんどかったですか?

まずリード曲の「走って」がほんとにしんどかった。アルバムのリード曲じゃないですか。しかも、10周年を記念して出すぞ!っていうアルバムのリード曲だから、なおさら大事じゃないですか。だから、「走って」っていう土台ができるまで、めっちゃいろいろな曲を作りました。「走って」の原型ができた時、みんなで“よっしゃ。この曲だ!”ってなったんですけど、同時に“ヤバい。残りの曲ができてない”ってなって(笑)。実は「走って」の前に、これだなって感じでもう1曲あったんですよ。もう締め切り間近で“これならいいかな”って思ってたんだけど、土壇場で悔しくなったというか、妥協したみたいに思えてきて…。なんか、ダメになっていくバンドみたいだなって。で、最後に頑張ってウォー!って作ったのが「走って」だったんです。で、今回はサウンドプロデューサーにポルノグラフィティやいきものがかりを手掛けてきた本間昭光さんに入ってもらおうってことになって。サウンドプロデュースって初めてやってもらったから最初は“どんなふうになるんだろう?”って思ってたんですけど、できたら“うわっ、すごーい!”ってなりました。

OKMusic編集部

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