「お出かけ先がワンパターン…」夏休
みのネタ切れを解消する“おうち遊び
”10選

夏休みのお出かけ先、マンネリ化していませんか? 毎年同じようなパターンになったり、夏休み後半になるとネタが尽きてきたりすることも…。そこで今回は、お出かけ以外にも夏休みを存分に子どもと家族と楽しむ方法をご紹介します!

今年の夏休みはどこへお出かけしましたか?
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お出かけ先がワンパターンになったり、夏休み後半になるとネタ切れを起こしたりするのは、どの家庭も共通のようです。
この夏、「dポイントクラブの夏休み」特設サイトを開設したNTTドコモが1~12歳の子どもを持つ男女300名に実施した「夏休みのお出かけ」事情のアンケート調査結果をみると、ママやパパの昨年の夏休みの過ごし方の自己評価の点数は平均「63点」と低い結果に!
点数が低い理由は、「お出かけ先がワンパターン」「行きたい場所が思いつかない」「ネタ切れ」などが挙がっていました。
そんな悩めるママとパパたちのヒントになるよう、旅行やお決まりのレジャーだけでなく、家族みんなが楽しめる遊び方を、かつてキッザニアの創業に関わり、今は子育て支援講座などを行う、子どもの遊びのプロであるしみずみえさんに、乳幼児向け、小学生向けそれぞれ教えていただきました!
乳幼児向け夏の遊び方5選!1.お風呂で水遊び
しみずみえさん(以下しみず)「前日の残り湯を使って、お風呂で水遊びをします。
牛乳パックの下半分に穴をあけたシャワーや、スポンジを使って水遊びをしたり、水鉄砲でかけ合ったり。終わったら、お風呂掃除も一緒にやってしまいましょう」
2.おうちピクニック
しみず「部屋の中や、マンションのベランダ、お庭がある家はお庭にレジャーシートを広げて、いつもの昼食や夕食をお弁当箱に詰めるだけで、ピクニックごっこが楽しめます。
いつものお弁当は衛生面から、なかなかお子さんに手伝ってもらえないけれど、家で食べるお弁当は暑い中、持ち歩かないので、お子さんが手伝っても大丈夫。
おにぎりを握る、ママの作ったおかずをお弁当箱に詰める、きゅうりやソーセージをピックに刺すなど、できることを何でもやってもらいましょう」
3.芸術家ごっこ
しみず「普段は服が汚れるからと、なかなか体験できない絵の具遊び。いっそ水着でやってしまいませんか。
1年前のちょっと小さくなった水着ならば、汚れてもそのまま処分できるので気持ちが楽です。ベランダかお庭にビニールシートを広げて、その上で絵の具遊び。絵の具は水で溶いたものを紙コップに何色か作っておけばOK。
画用紙をあらかじめ濡らしておくと、水でにじんで面白い模様になります。水で薄めた墨汁を使って、墨絵もいいですね。ダイナミックな作品ができるかも」
4.バスの旅
しみず「乗り物が好きなお子さんなら、とことん乗り物に乗るというのも、時間がある夏休みならでは。バスの旅はどうでしょう。
いつも同じ区間ばかり乗っているバス。終点までどんな道を通って、どんな所に着くのか知っていますか?
外の景色が電車よりも近く感じられるバスの旅。いつもはいかない終点まで、のんびり行ってみましょう」
5.はじめてのおつかい
しみず「はじめてのおつかい、もう行きましたか? 年長さんくらいで、近くのお店で挑戦することが多いかもしれません。
1人でお話ができる3~4歳以上のお子さんがいるなら、夏休み、家族でスーパーやショッピングモールに行く際に『プチはじめてのおつかい』にチャレンジ。
例えば目の前のお店で『〇〇を1人で買いに行く』など。交通の心配がないので、親子ともに安心して、小さなチャレンジができますよ」
小学生なら遊びの幅もグッと広がる!
小学生向け夏の遊び方5選!1.色々シャーベットづくり
しみず「一口大に切った果物や、色々な色のジュースなどを凍らせて、味や触感を楽しみます。
ジュースは製氷皿に入れるのがおすすめ。1つずつ違った色と味の氷を作ることができます」
2.お料理にチャレンジ
しみず「普段は作らない料理に、親子でチャレンジしてみよう。おすすめはうどん。足でしっかり踏んで、遊び感覚で作ってみましょう。
パンづくりなら、発酵の温度と計量をきちんとやれば、見た目も大きく膨らむので盛り上がること間違いなし。親にとっても初体験の料理がおすすめです。
親子が同じ目線で、迷ったり戸惑ったりするくらいのほうが、楽しめますよ」
3.お泊りごっこ
しみず「家族ぐるみで仲良しの友達2~3家族で協力し、お互いの家に1泊ずつ泊まり合いっこをします。
特に遠くまで出かけなくても、子どもにとっては最高に楽しい時間になりますし、親も久しぶりに子どもがいない時間ができるので、開放感があり、ちょっとしたリフレッシュになりますよ」
4.すっごく早起き
しみず「『夏休みだから、時には夜ふかし』という話はよく聞きますが、『夏休みだからあえてあえてすっごく早起き』というのは、あまり聞きませんよね。
でも、まだ暗いうちから起きてみて、だんだん空が明るくなっていく変化を見る、という経験も長期休みにしかできません。
早朝から出かけて虫取り、とか、明け方しか見えない星を見る、とか、ちょっとした特典があれば、早起きしたい気持ちになるかもしれません。もちろん
『ちょっといつもと違う』を味わうことが一番の目的なので、早起きしてテレビを見たっていいんです。ただ、一緒に早起きする親はちょっと大変ですが…」
5.家族で映画鑑賞会
しみず「なーんだ、そんなこと、と思うかもしれません。でも、小学生のうちは、つい子ども向けの映画を観に行っていませんか。
3、4年生以上になれば、大人向けの映画でも、彼らなりに楽しみます。それならば、パパママイチオシの『往年の名作』を入手して、家族で映画鑑賞はどうでしょう。
部屋を暗くして、飲み物やポップコーンを用意してもいいかも。
最近の流行りよりも、『昔から好きだった』というちょっと昔の映画のほうが、新鮮味と非日常感があり、おすすめです。ただ、くれぐれも親の好みは押し付けないように。ひと夏かけて、家族一人一人のおすすめを1作ずつ観るのでもいいですね」

いかがでしたか?
乳幼児向け、小学生向け、いずれも新鮮で思わずママやパパも夢中になって楽しめることばかりでしたね!
残りの夏休みは、ぜひヒントにして、家族みんなで夏休みを存分に楽しみましょう!
【取材協力】しみず みえさんプロフィール
玩具の企画、キッザニアの創業などを経て独立。おとなも、こどもも、自分らしくあることを目的に、親子ワークショップの企画運営、子どもの仕事体験プログラムの企画開発、保護者向けの子育て支援講座などを行う。

ウレぴあ総研

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