【連載】フラチナリズムの労働to武道
館vol.18「平成30年7月度業績報告」

ライブ中ごくまれにかっこよく見えてしまう瞬間がある。惚れや。

フラチナリズムの労働to武道館
~売れてないバンド界イチ売れてるバンドが武道館を目指す話~


労働to武道館業績報告
猛暑か、、、いや酷暑か??
今年の夏も暑さがかなりのもんで、熱中症などで被害にあわれている方もかなりいらっしゃるようです。
「年々暑くなっていくねぇ」こんなセリフよく聞きます。「最高気温更新!!」「戦後最大級の猛暑」など、仰々しい言葉がメディアを賑わすばかりですが、本当に年々暑くなっているのでしょうか?

僕は兼ねてからこの「年々暑くなっていく問題」に疑問を投げかけているバンドマンの一人なわけですが、僕も体感的には、そして精神的には「年々暑くなっている」気がしてしまっている人の一人なのです。
もうこれはいてもたってもいられない!!どっちやねん!?本当に暑くなっているのか?はたまた暑くなっていないのか?答えは簡単に出ました。
50年前からの東京の平均気温を表したグラフを見つけました。そこには驚くべき答えが示されていたのです。

ずばり答えは・・・
「50年前から平均気温はあまり変わっていない」
これが答えです!信ぴょう性については、調べればわかると思いますので信じるか信じないかはあなた次第です。

いやー、驚きですよね?あまり変わっていないのです。僕がデータを見る限りでは1℃弱、ほんのり気温が上昇しているように見受けられました。つまり気温はどんどん暑くなっていってるわけではなかったのです。
では、なぜ我々は「年々暑くなっている」という、ある意味「錯覚」を覚えてしまっているのでしょうか?
ここからは僕の予想です。

あ、自己紹介が遅れました。バンド界きっての博識王、フラチナリズムのモリナオフミと申します。
ここからは僕の予想です。年々暑くなってきているという錯覚の原因はきっと

・アスファルトが増えすぎて照り返しによる地表温度の上昇
・エアコンの普及による相対的な、人間の温度への耐久劣化
・自動車やエアコンによる人工排熱

これらの要素で、暑く感じているのはないでしょうか?
と、いうことは照り返しの地表温度の上昇や人工排熱については、「実際に気温は上がっている」ということにはなりませんか?なります!!つまり、平均気温は年々上がっているということです。データはあくまでもデータ。決められた場所で決められた通りに計測しているに過ぎないわけです。だから1平方メートル四方で細かく計測すれば、実際の平均気温は上がっていることでしょう。数字は間違いないですが、その数字の裏側にある真偽を見極める能力が必要になってきました。つまり何が言いたいかというと「暑いから塩レモン飴なめて水分取りましょうね」ってことです。夏を乗り切るぞー!!
というわけで、平成30年7月度実績報告いってみよー!


売れてないバンドマンの移動距離
7月もあっちへこっちへいろいろな場所へ行かせてもらってライブやイベント、営業やメディア出演。さまざまな活動をありがたいことにやらせてもらっているフラチナリズムなわけですが、売れてないバンドであるため当然移動手段は車です。当たり前ですよね。やっぱ陸路が圧倒的に経費がかからないわけです(北海道・沖縄は除く)。

7月の総移動距離は1万kmを超えてくることかと思います。これはどれくらいの距離かというと「地球1/4周」の距離と同じくらいです。日本から1万kmとなると、フランスのマルセイユ。イタリアのシチリア島。カナダの首都オタワ。アメリカのシカゴやカンザスシティあたりまでの距離と同等です。
これが日本国内を駆け回っている走行航行距離だと考えたらかなり行ったり来たりしていますね。
移動中はもっぱらクイズ大会が催されているので体感距離はもうちょい短いですがw
7月の移動で一番えぐかったのが7/24〜7/29までの、悪魔の6日間でした。

もちろんライブやイベント自体は最高に楽しいので移動の辛さは吹き飛んでしまうのですが、移動だけで考えたら悪魔だということです。この6日間での総移動距離は、約「5000km」でした。え?6日間で5000km?つまり一日平均833km移動しているということです。こう見たら大したことありませんが、毎日800km動いてライブをやっていると考えたらなかなかですね。

7/24 東京から福岡へ
7/25 福岡宿泊
7/26 福岡から熊本へ
7/27 熊本から成田空港へ、成田空港から新千歳空港へ、新千歳空港から札幌へ
7/28 札幌から新千歳空港へ、新千歳空港から成田空港へ、成田空港から八王子へ

と、まぁこんな感じです。27日までの車移動が2700km強がかなり大変でした。
移動はいつだって大変ですが、全国どこにだって行けるというのはありがたいことですので、早く新幹線移動できるように頑張ってお金を稼ぎたいと思い直した悪魔の6日間でした。
最高のライブと打ち上げで全部忘れちゃいますけどね。グッドモーニングアメリカのツアーにて。


売れフェスseason1-7開催!!
2018年からフラチナリズム企画で始まりました「売れフェス」
今のところまだ売れているとは言えないけれども売れそう売れそうとは周りから結構言われるしまだまだ諦めずに売れたいと思っている人が集まるフェス←そろそろこのサブタイトル言いたくなくなってきましたw
今回で「売れフェス」ももう7回目になりました。
生中継を見てライブに来てくれるという人も少しずつ増えてきた感じがします。
今回のゲストは、年間ライブ本数300本「絶叫する60度」、そして、今一番脱げるシンガーソングライター「藤田恵名」でした。
トークセクションだけでいいのではないか?と錯覚してしまうほどの面白さでトークが進み、いざライブセクションへと。

まずは絶叫する60度が日本で一番ライブしているのであろう女性ユニットとして圧巻のステージを。
そして、男性陣の目の保養、藤田恵名がエモーショナルでロックな音でオーディエンスを魅了。
最後にフラチナリズムが、いや!だから松前漬けって四国の人間からしたらあんま馴染みないから。という感じでパフォーマンス。
イベントのシメは今回もコラボ。
普段見られないアーティストの素顔や、意外な一面が飛び出すのも売れフェスの醍醐味となってきました。
いよいよ次回8月19日に売れフェスseason1-FINALが行われます。Season1の集大成として豪華な売れたいアーティストとのガチンコ対バンとなってますので是非とも遊びに来てください。

ってな事で平成30年7月度のまとめ

・稼働日数 23日
・フラチナリズムを見てくれた人数 約3300名
・販売枚数(ハーフ&ハーフ2) 累計3356枚!目指せ5000枚!
・販売枚数(いきなりステキ)累計1950枚!

ってなわけで7月も元気いっぱい北へ南へ飛び回ったフラチナリズムでしたが、最近気づき始めたのが「初めてフラチナリズムを見る人も絶対楽しめちゃう説」です。フラチナリズムの音楽性もステージパフォーマンスも、かなりハードル低めの設定になっているので誰でも気軽に入れます。コンビニみたいなものです。音楽界のコンビニエンスストアになれるように、また今月も塩レモン飴なめながら頑張っていきましょう!

フラチナリズム モリナオフミ

<売れフェス season1-8>

2018年8月19日(日)東京・新宿ReNY
開場 15:00 / 開演 15:30
前売 ¥3,500(1D代別途) / 当日 ¥4,000(1D代別途)出演:フラチナリズム / ベッド・イン / GOOD ON THE REEL / まなみのりさ / 天才凡人 / and more


Mini Album『いきなりステキ』

2018年4月22日(日)発売
FRCD-1001 / ¥2,000(税込)
1.いきなりステキ
2.シグナル
3.ふんどし男の夢花道
4.物怪ダンス
5.思い出と白い花
6.単純にイエイ

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