でんぱ組のワクワクとトキめきが止ま
らないおすすめ曲8選

秋葉原から世界を超えて宇宙へ!でんぱ
組.incの勢いは止まらんよ!

昨年、人気メンバー最上もがが電撃脱退をし、新メンバー加入後は勢力的に活動をしているでんぱ組.inc
アニメやゲームを愛する生粋のヲタクとして染み付いた“アニソン”の要素が散りばめられている”萌きゅんソング”にハマるファンは、日本を飛び出し海外にも広がりをみせ、メンバーのイラストが大きく描かれたセーラー衣装をトレードマークにアイドル業界を凄まじい勢いで駆け抜けています。

でヲタ(でんぱ組.incのファンを指す呼称)でもある筆者が、ファン目線も踏まえた上でおすすめしたい”ワクワク”を感じる盛り上げ曲と、”トキめき”を感じる胸キュン曲を厳選して8曲選んでみました。
でんぱ組.incだけが持つ異世界を是非一度体感してみてはいかがでしょうか?

でんぱ組.incはどんなアイドル?

上段L→R 成瀬瑛美相沢梨紗、根本凪、夢眠ねむ
下段L→R 藤咲彩音、古川未鈴、鹿目凛
でんぱ組.incは、2008年に古川未鈴(みりん)を中心とした秋葉原ディアステージというライブ&バーで働いているスタッフから結成されました。その後、2009年に夢眠ねむ(ねむきゅん)と相沢梨紗(りさちー)、翌年には成瀬瑛美(えいたそ)と藤咲彩音(ピンキー)、そして2017年に鹿目凛(ぺろりん:ベボガ!)と根本凪(ねも:虹のコンキスタドール)が既に所属するアイドルグループと兼任する形で加入します。他のアイドルに負けないくらい個性的なキャラクター、アニソンシンガーのような安定した歌唱力、キュンとする萌ボイス、元気いっぱいのアイドルらしさというイロトリドリの特徴を持つメンバーですが、作品で合わさることで化学反応を起こし、無敵のでんぱ組.incへと生まれ変わるのです。持ち寄った個性の強さは、メンバーそれぞれクリエイターとコラボしたアートブック写真集でも垣間見れる事ができます。

元メンバーの最上もがが非公開になっていた年齢をツイッターで公開した事で、でんぱ組.incの年齢について憶測が飛び交う中、夢眠ねむが自分のアカウントにて、でんぱ組.incがなんで年齢非公開なのかを改めて説明するということがありました。

女性アイドルに限らず男性アイドルや声優でも、それほどのキャリアを積んでいれば、ある程度の歳を重ねていることが自然な流れです。女性だから若くなきゃダメというルールを誰が言い出したのでしょう。つまらない固定概念を吹き飛ばす魅力がそこにはあるのです。

でんぱ組.incの曲には、“でんぱ”というワードが曲名に起用されている事が多く、歌詞もポジティブなイメージを持っていますが、裏ではメンバー全員が辛い過去を持つネガティブな部分を持っています。それらを包み隠さず“マイナスからのスタート舐めんな!”と過去の自分と向き合う姿勢に勇気づけられたファンも少なくありません。

新メンバーを中心とした紹介と、これまでの奇跡を辿った内容を含めた関連記事を貼っておきますので、こちらも是非参考になれば嬉しいです。
近年では、メンバーそれぞれのヲタクジャンルや特技を生かした活動も目立ち、ラジオやドラマ、アニメを始めとするメディア媒体から、オリジナルブランドのプロデュースやデザインを手がけるアパレル業界まで、多岐にわたり活躍の幅を広げています。

でんぱ組.incのおすすめ曲〜ワクワク編

【Future Diver】

2010年のメジャーデビューを機に、新レーベル【MEME TOKYO】移籍後リリースされた通算3枚目となる単独シングルで、ファミコンやスーパーファミコン世代が懐かしさを覚えるピコピコサウンドが取り入れられたアキバらしさMAX級の曲です。「Future Diver」は歴代メンバーからずっと歌い継がれてきた、でんぱ組では絶対に欠かすことの出来ないセトリの常連でもあります。アイドル達のリアルな感情を描きながらも“夢で終わらんよ”と未来へ飛び込んでいく強い意志が込められた歌詞に心を揺さぶられます。
でんぱ組の現場(ライブを行う場)では、ペンライトとMIXコール、ヲタ芸の3セットが必須となっていて、会場が一体となって盛り上がれることを意識された音作りが特徴の一つです。

【でんぱれーどJAPAN】

2012年5月にリリースされた4枚目となるシングル『でんぱれーどJAPAN/強い気持ち・強い愛』に収録されています。秋葉原から発信された電波ソングをジャパニーズカルチャーに拡大したこの曲は日本好きの外国人にもウケそうな印象を受けます。ピコピコサウンドを軸にポップパンクに近い展開の多い構成で作られた「でんぱれーどJAPAN」は、2009年から活動するロックバンドWiennersのボーカル玉屋2060%が初めてでんぱ組.incに楽曲提供をした曲です。メンバーも“ヤバい曲が出来上がってきた”と最初は戸惑っていたそうですが、高速・早口・キーが高いハチャメチャなでんぱ組の楽曲イメージへと繋がるきっかけとなった曲と言って良いでしょう。

【でんでんぱっしょん】

「でんでんぱっしょん」は、2013年5月にリリースされた7枚目のシングルで、電波の如くハイスピードで駆け巡りながら、リボンを取り入れた斬新なダンスが新しいブチ上げソングです。こちらも玉屋2060%が作曲を手がけ、でんぱ組初期から携わっている畑亜貴氏と、秋葉原ディアステージの発起人で、プロデュースにも携わるもふくちゃんが作詞を担当しています。地の底でうごめいて、光を見据える事も出来なかったメンバーが、着々と将来への希望を取り戻しながらでっかい夢に向かっていく攻め姿勢が歌詞からも伝わり、笑顔で歌い踊る健気なメンバーに愛おしさを感じる曲です。
サビ部分にリボンを振る動きを真似してペンライトを振るときが最高潮に楽しい!

【WWDBEST】

ライブ映像(2017.1.20 at 日本武道館)
2016年12月にリリースされたでんぱ組.inc初のベストアルバムのリード曲。ここで何故このコアな曲を選んだのには理由があります。
メジャーデビューから6年を迎え人気を不動のものにした激動の1年を通し、年末に集大成となるベストアルバムをリリースするというハッピーなニュースの裏では、「集大成というのはでんぱ組が終わってしまうのでは無いか」という憶測が飛び交いました。聴いたことがあるフレーズやダンス、今までMVを手掛けた監督達が手を取り、切り貼りしたシーンのひとつひとつをCGを使って余す事なく詰め込まれた「WWDBEST」が発表されたとき、ヲタの胸中は複雑だったのではないでしょうか。“ヘタクソばっかの六重奏 ずっと ずっと ずっと”という歌詞のフレーズが叶わない結果となり、最上が抜けた2017年8月以降は残った5人での表立ったライブ活動もイベントも無いという不穏な空気が漂っていましたが、約11ヶ月ぶりのワンマンライブが12月に決定し、この公演で新たなメンバーを迎えて現体制に繋げることが出来たのも、「WWDBEST」があったからだと思います。


でんぱ組のワクワクとトキめきが止まらないおすすめ曲8選はミーティア(MEETIA)で公開された投稿です。

ミーティア

「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。

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