アーケイド・ファイア、B・スプリン
グスティーンから助言「いつでもスペ
インでプレイできるように」

カナダ出身だがアメリカでも人気・評価ともに高いアーケイド・ファイアは、ブルース・スプリングスティーンからユニークなアドバイスを貰ったそうだ。キャリアが長くなれば、批判される時期も人気が落ち込むこともある。そのために、スペインをキープしておくよう助言されたという。
アーケイド・ファイアのウィル・バトラー(Key,G)は、『Consequence Of Sound』のインタビュー・シリーズ『Kyle Meredith With…』でこう明かした。「ブルース・スプリングスティーンに一度、こう言われたよ。“スペインでいつでも公演が開けるようにしておいたほうがいい。なぜなら、人々に嫌われる時は来るからね、10年くらいあるかな。(その間)姿をくらまし、君らを愛してくれるスペインでプレイしていればいいんだ。スペインにいれば、美味しいもの食べられるしね。で、10年後、人々は君らは本当に素晴らしいと実感するだろう。そしたらアメリカに戻ればいい”ってね」

アーケイド・ファイアは、セカンド『Neon Bible』(2007年)で世界的にブレイクし、アメリカでは『Neon Bible』は2位をマーク。それ以降3枚―『The Suburbs』(2010年)、『Reflektor』(2013年)、『Everything Now』(2017年)はカナダ、アメリカ、英国で1位を獲得。『The Suburbs』はグラミー賞年間最優秀アルバムを受賞した。ただ、最新作『Everything Now』は1位に輝いたものの、レビューは二分し、アメリカでのセールスは前3作に比べ数分の1まで落ち込んだ。

Ako Suzuki

BARKS

BARKSは2001年から15年以上にわたり旬の音楽情報を届けてきた日本最大級の音楽情報サイトです。

新着