7月16日@渋谷SOUND MUSEUM VISION

7月16日@渋谷SOUND MUSEUM VISION

MAGiC BOYZ、
ラストライヴは青春と
その未来を彩るステージに
&新ユニット結成を発表

ここまで40分で13曲を披露するタイトなライヴを進行させた、汗だくのメンバーが一旦退場すると、会場のスクリーンには2014年11月24日の『EBiDAN39&KiDS 星男祭2014』でのマジボとしてのデビューライヴから、2016年3月の『リアル中2 卒業パーティー』でのフウト、ユウトの卒業映像、『カニへ西へ』などの自主イベント、そして『申し訳AFTERNOON』や『M/E/G/A』などの武者修行的なライヴまで、これまでのマジボの歩みが映し出される。

アディダスのセットアップという、由緒正しいヒップホップスタイルに着替えて舞台に登場したメンバーは、『モンストカードゲーム』のルールソングとして制作されYou Tubeにアップされている「YAREBA.E.JAN.HOKA-GO」を披露し、再びライヴをスタートさせる。“ホーミー、『iTTAN FiNAL』楽しんでるか!”という掛け声からアッパーな「DK GO!!!」になだれ込み、会場からは“ちょっと男子!”という曲中でのコールが上がる。

トーマの“僕らの曲が聴けるのはこれが最後!”というシャウトに続いて、Migosなどの最新のTRAPミュージックマナーを取り入れた「俺の髪は黒」を披露。この曲や「DK GO!!!」「Do The D-D-T!!!」など、J-POPの皮をかぶりながらTRAPやLeftfield Bass、JUKEなどを取り入れた異常に先端性の高い楽曲でリスナーを震撼させたマジボ楽曲がが聴けなくなるのはあまりにも惜しい…。

この日で見納めとなる、ジョーとマヒロのツインボーカルも印象的な「でも、ダメ、ゼッタイ」、GAGLEのHUNGERが参加した90'sヒップホップを感じさせる「ON&ON」、日本語ラップシーンの最新系として大きな注目を集めるSUSHIBOYSプロデュース作「O.NE.DA.RI」、改めてこの4人の存在を提示する自己紹介的な「MAGiC RiDE 2017」、そして“中学25年生”として2017年までメンバーとして加入していたZEN-LA-ROCKとの制作で完成したブギーディスコ「Oh!!!受験☆Night Fever」と、これまでのマジボが提示してきた楽曲の幅広さを提示するような、バラエティに富んだライヴは、矢継ぎ早に展開していく。

そして“成長期!”という大きなコールが会場から上がる、マジボ随一のアッパー楽曲としてライヴの定番となっている「DO THE D-D-T!!!」にて、ジョーからソロダンスを指名されたのはやはりマヒロ。マジボでは最後となるソロでのダンスを観客に披露した。ほぼMCやインタールードを挟まず、息をつく間もなくここまで25曲を披露したメンバーは、ハードな展開と会場の熱気で息も絶え絶え。しかし、その紅潮した顔にはスッキリとした充実が感じられる。

OKMusic編集部

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