アップアップガールズ(フェス)より

アップアップガールズ(フェス)より

アップアップガールズ 3グループ集結
のフェス初開催「まだまだいろんな夢
をみんなと見ていきたい」

アイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」と、その妹分グループ「アップアップガールズ(2)」、「アップアップガールズ(プロレス)」が7日、東京・恵比寿リキッドルームでライブイベント『アップアップガールズ(フェス)』を開催した。

『アプガ(フェス)』は、アプガ3組が初めて合同で行うアプガグループの祭典。それぞれのグループのライブはもちろん、メンバーのコラボや楽曲交換など、3時間を越えるステージが繰り広げられた。序盤から、アイドルとプロレスの両立を実践するアプガ(プロレス)のエキシビションマッチや、グループをシャッフルしたメンバーでの楽曲披露など、楽しい企画が次々と繰り広げられる中、中川千尋さん、佐々木ほのかさんが加わり7人体制となったアプガ(2)が初パフォーマンス。
新メンバーの二人は、「今日のために歌とダンスを練習してきたので、ステージで全力で楽しみたいです!」(中川)、「ほーちゃんは、衣装もかわいくてすごくウキウキしてるんですけど、緊張もあります。でも、それを殴り飛ばすような気持ちでがんばりたいです!」(佐々木)と中学生らしくフレッシュに答えた。
また、アプガ(2)が8月7日に発売する両A面ニューシングルに、つんく♂氏が楽曲提供した『全部青春!』が収録され、つんく♂氏が3作連続でサウンドプロデュースをする楽曲が収録されることが明かされた。「ありがたいことに、私たち7人のことをイメージして作ってもらったんです。初めて、つんく♂さんから曲をいただいたと聞いたときは、泣いて喜ぶメンバーもいました。素敵な曲に仕上がると思うので、期待しててください!」という紹介に場内は大きくわいた。
さらに、アプガ(仮)の全曲披露ライブ前哨戦ワンマンや、アプガ(2)の初単独ツアーの開催が発表された。このツアーは、9月から11月にかけて、秋田、富山、千葉、福島といったメンバーの出身県を中心に廻る凱旋ツアーとなる。また7月8日に誕生日を迎え21歳になった高萩千夏さんのバースデーソロコーナーも。
その後も、アプガ(仮)の新井愛瞳さんとアプガ(2)の鍛治島彩さんがお互いの衣装交換して新井さんのソロ曲『ショートカットに片想い』を歌ったかと思えば、アプガ(2)とアプガ(プロレス)がアプガ(仮)の『FOREVER YOUNG』を歌ったりと、次々と目新しい組み合わせで楽曲が披露されていった。
そして、アプガ(仮)のステージは新曲からスタート。アプガ(仮)と専門学校のHALがコラボした楽曲制作コンテストで、見事大賞に選ばれた『晴レ☆HALation』を、古川小夏さんが振り付けしてのお披露目だ。その後は『イチバンガールズ!2017』、『唇はナイフ』、さらには、アプガ(2)のミディアムチューン『どしゃ降りのテラス席』を歌唱し、妹たちとはまた違った形で楽曲の魅力の伝えた。
終盤は、『ジャンパー!』『アッパーレー』『サマービーム!』といったライブの盛り上げ曲で場内を大いにわかせた。
MCでは、関根梓さんから秋に単独ライブ2本決定のお知らせがあった。ひとつは、9月15日、新横浜ニューサイドビーチで、夏の終わりの締めくくりのワンマンライブ『夏の最後にサマービーム』。もうひとつは、10月28日、新宿BLAZEでの『アプガ ROAD TO 全曲ライブ』。アプガ(仮)は、80数曲ある持ち曲の全曲披露ライブを今年中に実現したいと語ってきた。その前に、全てフルコーラスでのライブを行うという。
新井さんは「全曲ライブに向けての前哨戦です。このライブを成功させないとその先にはいけないと思うんですよ」と、『アプガ ROAD TO 全曲ライブ』公演への意気込みを語った。関根さんは「今、秋のこと言っちゃいましたけど、夏もいろんなフェス出まくります。みなさん、一緒に夏を乗り越えましょう!」と、今年のアプガの夏に向かってアプガファミリーの結束を口にした。
メロディアスなポップチューン『サイリウム』を、会場全体でサイリウムを掲げて歌ったあとは、アプガ3組がステージに登場。
森咲樹さんは「今日は、ステージに出た瞬間びっくりしました。アプガ(仮)の最初のころは、この先どうなるんだろう?って思ってたくらいだったのに、今、こんなにもたくさんの人に愛してもらえてるのがほんとに素直にうれしくて、続けて来てよかったと思ったんです」と感極まって涙声で語る。すると関根さんももらい泣き。森さんは続けて「今、アイドル業界は解散とか卒業とかあるけど、私たちアプガはまだまだいろんな夢をみんなと見ていきたいです。これからも愛を込めて、感謝を込めて活動してきますので、これからもみなさんよろしくお願いします!」と思いの丈を伝えると、観客から大きな拍手が送られた。そして、「ラストは、アプガ総勢16名で、みなさんに感謝の気持ちと愛を込めて、心を込めてこの曲を歌いたいです」と声を上げ、イナズマ戦隊がアプガ(仮)に楽曲提供した『私達』を、アプガグループ全員で歌唱。出会いと感謝、前向きな思いをしっかりと観客に届けて『アプガ(フェス)』は幕を閉じた。

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