『フジロック』サコッシュまで登場 
今年のオフィシャルグッズはかわいい
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あなたはライブに行った時、グッズは”買う派”だろうか?
たとえば、音楽フェスに足を運ぶと必ずと言っていいほど見かけるのが、その年のラインナップが背中に印刷されたオフィシャルTシャツ。時々、自分が行った年のものを着ている人を街で見かけると、思わず声をかけそうになることもある。
が、正直にいうと私は「なるべく買わないようにしている派」。仕事柄、そのテのものの着用タイミングに困るというのと(たとえば、界隈のアーティストの取材の際に着ていいものか迷ったり)、なんだかんだで”タンスのこやし”入りしてしまうことが多いからだ。
だからこそ紹介したいのだが、今年のフジロックのオフィシャルグッズがかわいい。大人が普段づかいできるシンプルなデザインのものが多く、それは今までのフジロックに、ありそうでなくて、欲しかったもの。
開催まであと2週間と迫った『FUJIROCKFESTIVAL'18』、企画を担当した株式会社SMASH・高崎亮さんに伺ったお話とともに、今年のオフィシャルグッズをご紹介する。
防水サコッシュ ¥4,860
FUJI ROCK'18 防水サコッシュ
筆者が、普通に「いちばん欲しい」のがこれである。トレンドアイテムでもあるサコッシュは、今年初登場となる。高崎さんいわく「防水加工されていて、実際に会社の水道にさらして実験してみたんですけど、大丈夫でした。」とのこと。もし大雨が降っても、大事な財布や携帯電話を守ってくれそうだ。
てぬぐい ¥1,080
FUJI ROCK'18 オフィシャルグッズ てぬぐい
ありそうでなかった(らしい。ありそう!)和柄の手ぬぐいが登場する。「フジロックで”富士柄”に初めてチャレンジしました。僕が浅草に住んでいるというのもあって、三社祭のような、日本にこだわったデザインがいいなと思って作りました。」近年増えている、海外からのお客さんにも人気が出そうだ。
フジロックジャガードフェイスタオル ¥2,160
FUJI ROCK'18 ジャガードフェイスタオル
フッカフカの、ジャガードのタオルも今年ラインナップに加わる。「ジャガードなので、裏面も色が反転したロゴになっています。実は、15年くらい前にこの色合いでグッズを作っていたことがあったんですが、その色の組み合わせが好きで、今回復刻させてみました」思わず顔をうずめたくなる、フッカフカ具合のタオルだった。
山ロゴバスタオル ¥3,780
FUJI ROCK'18 オフィシャルグッズ バスタオル
フジロックにキャンプで参戦する人にもオススメしたい、バスタオルが登場する。「フジロックのバスタオルってなかったんですよ。コラボ商品では販売したこともあるのですが、オフィシャルでは初めてです。」日中は日除けとして、そして肌寒さを感じることも多い夜には毛布的な役割で、さらに温泉では普通にバスタオルとして。山の中で行われるフジロックでのバスタオル、流用性が高すぎる。
ロゴ✕湯沢・苗場20回目記念Tシャツ ¥3,780
FUJI ROCK'18 オフィシャルグッズ
FUJI ROCK'18 オフィシャルグッズ Tシャツ
前述の、”ライブTシャツお蔵入り現象”の原因のひとつとして、あまりにもフェスナイズドされたポップなデザインというのが挙げられると思う。それを回避する、ありそうでなかったシンプルTシャツが登場する。「このシンプルパターンを作りたかったんです。ある意味ベタな、この文字ロゴを使ったグッズって意外と今までなかったんです。僕は、逆に日常でも普通に着れるぐらいのシンプルなのが好きなので、こういうのが作りたかったんです。」ミニマルなロゴデザインは、いつの時代でも正義である。背中には、苗場で迎える20回目のフジロックの記念メッセージが、シンプルに刻まれている。
イヤーマフ ¥3,780
FUJI ROCK'18 イヤーマフ
近年では、子ども連れのお客さんも多く見られるフジロック。ライブや苗場の自然を体験するのは素晴らしいことだけれど、成長過程にある子どもの耳にとって、ライブの音はちょっと大きすぎることもある。そこで、子どもの耳を守るためのこんなグッズが登場する。「フジロックにはお子さんも多いので、ピンクと青と、黄緑色の3色を用意しました。イヤーマフは案外どこでも手に入るものではなくて、現地で”あ、忘れた”って気づくパターンも多いので、現地のみで販売します。」
なお、お子さん連れのフジロッカーのための「こどもフジロック」なる特集も用意されているので、こちらもチェックして欲しい。
スウェット ¥4,860
FUJI ROCK'18 オフィシャルグッズ
FUJI ROCK'18 オフィシャルグッズ スウェット
最後は、「ありそうでなかった」し「(寒すぎて)ものすごく欲しい年もあった」スウェットをご紹介する。ロングスリーブで、天候によっては夜、震えるほどに冷え込むこともある苗場で重宝しそうだ。「お客さんから、夜寒いからスウェットを作って欲しいという声があったので、試しに作ってみました。デザインはTシャツと同様、シンプルなものにしました。実は、最低ロットで作ったので、2ケタしか生産してません。」欲しい人は物販に急ごう。
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フジロッカーのみなさん、欲しいグッズは見つけられただろうか。
高崎さんは、これらのグッズについて「自分が欲しいと思うものを作りました。他にも、デザイナーさんによる凝ったデザインのものもありますが、僕が企画したのはあくまでシンプルにすることを心がけました。同じように、求めている人に届いたら嬉しいです。」と語る。また、「売れないと来年は作れないかもしれないので、みなさん、買ってください(笑)」と率直なメッセージも頂戴した。
今回ご紹介したグッズは、フジロック会場ではもちろん、事前に公式サイトでも一部商品を買うことができるので、着て苗場入りしたい!という人はぜひこちらもチェックして欲しい。
また、今年は「音楽や自然を介して、お互いが人間として触れ合い、助け合い、愛し合える…、というフジロックならではの魅力を、"ファッション"というプロダクトを通してメッセージを表現していく」というコンセプトのもと、賛同・共感するクリエイターとコラボ商品を作る『フジロック・コレクション』=フジコレが、休止期間を経て復活する。
再始動第1弾となるフジコレには、「NUMBER (N)INE」で活躍したのち「TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.」を立ち上げた、デザイナー・宮下貴裕とのコラボ商品がラインナップされている。詳細は公式サイトにて。
さらに、高崎さんからいただいたフジロックオフィシャルグッズを抽選で3名様にプレゼント。下記「プレゼント情報」をよく読んで応募して欲しい。
FUJI ROCK'18 オフィシャルグッズ
なお、今回モデルをつとめてくれたのは、フジロックのチケットを毎年販売している株式会社イープラスのニューカマーの二人。ラッキーなことに、今年フジロック初参戦(仕事)となる二人の意気込みコメントをもって、この特集を締めくくりたいと思う。
初めてのフジロックがまさかグッズのモデルで幕開けになるとは思いませんでした!日本を代表する伝統あるフジロックにこのような形で関われるなんて本当に光栄です。個人的にはOLEDICKFOGGYが楽しみです!一緒に年に一度のフジロックを楽しみましょう!(株式会社イープラス 中島大吾)
今まで行ったことのないフジロックのグッズのモデルをさせていただけるとは思いもよりませんでした。初めてのフジロック、音楽も自然も楽しんで来ようと思います。一番のお目当てはskrillexなので、会場で見かけたら声をかけてください。(株式会社イープラス 永田智也)

今年も苗場で良い思い出を作ってくださいね!
取材・文:須藤愛美
撮影:風間大洋

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