坂本真綾演じるラリサ(左)とサーシャ

坂本真綾演じるラリサ(左)とサーシャ

劇場版「はいからさんが通る」後編に
坂本真綾 少尉そっくりな侯爵の妻ラ
リサ役

坂本真綾演じるラリサ(左)とサーシャ(c)大和和紀・講談社/劇場版「はいからさんが通る」製作委員会 大和和紀氏の名作少女漫画をアニメ映画化する2部作「劇場版 はいからさんが通る」の後編「花の東京大ロマン」に、坂本真綾が出演していることがわかった。少尉と瓜二つのサーシャ・ミハイロフ侯爵の夫人、ラリサを演じている。
 1975~77年に「週刊少女フレンド」(講談社刊)に連載された原作漫画「はいからさんが通る」は、おてんばでハイカラな女の子・花村紅緒が、許婚として青年将校・伊集院忍少尉を紹介され、反発しながらも惹かれ合っていく物語。78年放送のテレビアニメ版をはじめ、実写映画、テレビドラマ3作品など、さまざまなメディアで映像化されてきた。
 劇場版2部作の後編では、テレビアニメ版では描かれなかった原作漫画のラストエピソードを初めてアニメ化。戦地で消息不明になった少尉のことを思い続けている紅緒の前に、少尉そっくりなロシアからの亡命貴族・サーシャが現れ、紅緒は激しく動揺する。そんななか、次々と衝撃的な事実が明らかになり、さらには歴史的大事件に巻き込まれていく。
 坂本演じるラリサは、病魔に侵されているため、彼女のそばには常にサーシャが寄り添っている。また“ある秘密”も抱えており、紅緒がサーシャに近づくことを警戒している。坂本は、そんなラリサについて「誰にも言えない重大な秘密をひとりで抱えています。自由なマインドを持つ紅緒とは正反対なラリサ。物語の中では視聴者の皆さんに嫌われる役なのかしら……と思ったんですが、台本を読んで、決して悪人でもなければ意地悪でもない、彼女は彼女で一生懸命に生きているのだと思いました」と語っている。
 紅緒役の早見沙織、少尉役の宮野真守をはじめ、櫻井孝宏中井和哉、梶裕貴、瀬戸麻沙美、坂本らが出演する「劇場版 はいからさんが通る 後編 花の東京大ロマン」は、10月19日から公開予定。

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