ロジャー・ダルトリー、記憶が不確か
で自伝執筆に苦戦

2年前、自伝の執筆に取り掛かっていることを明かしたロジャー・ダルトリーだが、順調に書き進んでいるとは言えないようだ。彼はこれまでに、4回脳震とうを起こしており、思い出せない事柄や時期があるという。
ダルトリーは英国の新聞『Daily Mail』にこう話した。「自伝の一番怖いところは、僕は4回、深刻な脳震とうを起こしてて、(記憶に)大きな隔たりがあるってことだ。なんでだって思うよ。まあ、不思議ではないんだけどさ」

4回の震とうで最も酷かったのは、1996年、英国ロンドンで『Quadrophenia(四重人格)』をプレイするためリハーサル中、マイク・スタンドが当たり、意識を失ったときだという。「眼窩を骨折したんだ。20分間、意識がなかった。アイパッチして公演をやった」そうだ。

ダルトリーは2016年夏、『Rolling Stone』誌のインタビューで「自伝に取り掛かっている」と明かしたが、「出版するかわからないけどね。いい本になったときにだけ出す。どれくらいかかろうが、構わない。俺は出版の契約は交わさない。みんな、契約を交わし、それで出さなきゃならなくなる。だって、金をもらってるんだから。金なんかクソくらえだ。俺は金のことはどうでもいい。いい本を書きたいんだ」と続けていた。

Ako Suzuki

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