【DPF 2018 クイックレポ】dustbox 
初登場! そして「dustboxプレゼンツ
のフェス、2019年に開催」を宣言!

DEAD POP FESTiVAL 2018 【CAVE STAGE】 dustbox
サウンドチェックで沸き起こった拍手と歓声に「うれし、そういうの」とリアクションしてから一旦ステージからはけたdustbox、5分後にSEの「New Cosmos」の華々しいシンセの響きと共に再登場。曲中のカウントダウンに合わせて1曲目「Riot」になだれ込み、同時にオーディエンスがポップコーンのように跳ね始める。続く「Try My Luck」でそのジャンプがさらに高くなり、「でっかい声出せよ!」(SUGA/Vo&Gt)と突入した「Rise Above」では、1サビでシンガロング、2コーラス目ではハンドクラップが起こる。
「やっと出れたぞ! まさか出れると思ってなかったの、俺ら。ほんとにうれしいね」とJOJI(Ba&Vo)。MAHから電話がかかってきて、「JOJIさん、DEADPOPお願いします」ってすごいシュールに言われた、それで思わず「あ、あぁん」って返事しちゃった、とのこと。そして中盤は「Break Through」「Bird of Passage」「Bitter Sweet」と、緩急で言うと「急」「急」「緩」くらいの流れで、ライブにアクセントを付けて行く。
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「おお、盛り上がってんなおい。うれしいよ、いろんなバンドのTシャツ着てる人が、こうやってる(盛り上がってる)のを見ると」とJOJI。「俺ら、来年20周年なんだよ。今日出てるバンド、みんなフェス持ってるんだよね。(オーディエンスの歓声に)だよな? やっぱやるしかないよね? MAHに『もし俺らがフェスやったら出てくれる?』って聞いたら、『何言ってんですか。絶対出ますよ』って……やべえ、泣きそうになっちゃった」。いいこと言うとすぐ泣いちゃうんだよね、と、SUGAがフォロー。
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「初めてだからすげえ奇跡を起こしたいのよ! 力を貸してほしい、おまえらの声から始めてえんだわ!」(SUGA)と、みんなで一回練習してから「Here Comes A Miracle」へ。SUGAの希望どおり、でっかいオーディエンスのシンガロングが響いた。「Tomorrow」を経て、「メンバー・チェンジとかのいろんなシリアスな場面の時、いつも横で見てくれて、『よかったです』とか言ってくれて。勇気をもらいました。SiMに贈ります」と「Jupiter」。
ラストは「ちょっとMCでいいこと言っちまったから。そういうバンドじゃねえんだ。最後にめちゃくちゃにして帰る!」と、2008年からやり続けている超高速アンセム「Hurdle Race」で、オーディエンスを何度目かのピークに導いて終了。SUGAは去り際に深々とお辞儀し、ピースサインを掲げた。

文=兵庫慎司 撮影=kohei suzuki
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