夏休みに行きたい!子どもが楽しめる
「乗り物スポット」3選【はたらく車
編】

定番のお出かけスポットに行きつくしたら、「次はどこに行こう?」夏休みには混雑必至の大定番をあえて外したチョイスで乗り物スポットをご紹介。今回は、最先端技術とディープな歴史に触れられるはたらく車編です。

夏休みが近づいてきましたね。定番のお出かけスポットに行きつくしたら、「次はどこに行ったらいい?」そんな疑問が頭をよぎる方も多いのではないでしょうか。
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連載「鈴木さん家の子育て通信」でおなじみの鈴木家では、乗り物大好きの2歳男児きんちゃんと一緒に、東京周辺の乗り物スポットをいろいろとめぐっています。
今回は、そんな鈴木家が実際に訪れた中から、おススメする乗り物スポットをご紹介。最先端の技術やディープな歴史を楽しみながら学べる、はたらく車の展示施設・博物館をお送りします。では、いってみましょう!(正確な開館・開場スケジュールは公式サイトをご覧ください。)
その1 神奈川県藤沢市 『いすゞプラザ』イチ押しポイント
駅からの直行便は、超豪華で快適な大型バス!2017年4月に開館したばかりの最新型展示施設で何時間でも楽しめる隅から隅まで気配りの行き届いた快適空間は至高の癒し専用大型バスで快適アクセス!精巧なジオラマに見惚れる
子ども連れで楽しめる施設としておススメしたいのが、神奈川県藤沢市にある、いすゞ自動車の「いすゞプラザ」。バス&トラック満載のミュージアムです!
最寄りの湘南台駅からは、なんと専用の大型バスが直通運行されています。ピカピカの超豪華バスはルックスも乗り心地も最高!施設までの5~10分が物足りなく感じてしまうほど。
2017年4月に開館したばかりの美しい建物の1階で、受付を済ませましょう(入場無料)。
一つの街を実際に再現したようなジオラマは、一目では見渡せないほどの広さと精密さを誇ります。トラックや消防車のミニチュアが走り回って、まるで精巧なクレイアニメを見ているようです。
大型バスにトレーラー、自衛隊車両にオールドカーまで!
ジオラマだけではありません。バスや大型トレーラー、自衛隊トラックなどの車両展示も大ボリューム。普段は絶対に乗れないような車両の運転席に座れるのは、大人でも大興奮!撮影用のライトが備え付けられているのは、うれしい心遣いです。
2階は体験展示のフロア。運転シミュレーターはもちろんのこと、タイヤの安全点検が体験出来たり、積み荷によってトラックを変身させたり、街の人のリクエストに合わせて車両を組み立てたり…。
実際に手を動かして、楽しみながらトラックの役割や仕組みを知ることが出来ます。
心遣いの行き届いた快適施設は、平日見学がねらい目?
さらに2階フロアを進んでいくと、いすゞの歴代の名車がズラリ。オールドカーファンならずとも、思わず声をあげるような美しさです。
少し疲れたら、展望デッキでのんびりと湘南の風を浴びてリフレッシュできます。館内を彩るコンパニオンの皆さんや、スタッフの皆さんはとっても親切。隅から隅まで心遣いが行き届いた、本当に素晴らしい施設です。
土曜日・祝日は予約なしで見学できますが(日曜日は閉館)、平日は完全予約制。夏休み中でも、平日はじっくり見て回れる狙い目かもしれません。開館スケジュールに気を付けて、足を運んでみてくださいね。
その2 東京都新宿区 『消防博物館』イチ押しポイント
実際の歴代消防車や消防ヘリが大迫力!現代の消防や、江戸・明治からの消防の歴史がわかる充実の展示10階の展望休憩室は、東京を一望できる最高の見晴らし迫力満点の消防ヘリ、そして歴代消防車がいっぱい!
続いては、消防車をたくさん見られる博物館をご紹介しましょう。「消防博物館」は、地下鉄四谷三丁目駅から直結なので、屋外に出る必要なし!暑い夏にもおススメです。
こちらの施設も入場料は無料。入り口を入ると、すぐに1982年まで実際に使われていた消防ヘリコプター「ちどり」が展示されています。
まずは地下階に降りてみましょう。ここには、大正時代から平成まで、歴代の消防車が多数展示されています。
オールド消防車のクラシックな雰囲気は、子どもだけではなく大人も楽しめるでしょう。さらにはマスコットキャラクターのファイヤーくんと記念撮影できるミニ消防車や、ミュージアムショップも。
消防博物館の上の階へGO!
現代の消防から、明治・江戸の歴史までわかる大充実の展示まで
今度は上の階に移動してみましょう。3階には消防隊の装備を着ることが出来る「消防隊に変身!」コーナーや、消防ヘリの屋内展示、模型を使ったショーステージが。あちらこちらと目移りするほどの多彩な展示で、消防車ファンならずとも、大喜び間違いなしです。
4階から5階にかけては、消防の歴史がわかる展示が充実しています。明治時代の蒸気ポンプ式の消防馬車や、木製のはしご車は、自動車の消防車に慣れた現代人から見ると、なんだか新鮮です。
さらには江戸時代の火消し衣装も揃っています。特に、「いろは48組、本所深川16組」のまといが、2分の1サイズで全て並んでいるのは壮観です。
東京を一望できる、見晴らし最高の展望室
色々なところで実機に乗れるのが、消防博物館の特徴です5階から出られる屋上でも、消防ヘリの搭乗体験ができます。6階は企画展示室と映像室。映像室で流れるアニメで、大人も子どもも消防の大切さをしっかり学びましょう。
この消防博物館、館内は飲食禁止なのですが、最上階の展望休憩室では飲食自由。持参したお弁当を食べることが出来ますし、飲み物の自動販売機もあります。
見晴らしは最高で、新宿副都心や六本木ヒルズはもちろんのこと、晴れた日には富士山まで見ることが出来るとか。都会の真ん中にある消防博物館は、多彩な魅力に溢れています。
その3 東京都小平市 『ブリヂストンTODAY』イチ押しポイント
チャンピオンカーやテストカーの実車を間近でじっくり見学できる!実験形式の展示で、子どもでもタイヤの仕組みと秘密がよくわかるイルカの人口尾びれから、免震ゴム構造まで。ゴムってすごい!世界的タイヤメーカーの展示は、世界的チャンピオンマシン!
今回最後にご紹介するのは、ちょっと変わり種の施設。西武国分寺線の小川駅から徒歩4分、世界的タイヤメーカー、ブリヂストン東京工場に隣接した「ブリヂストンTODAY」は、日本でもここだけ!というタイヤとゴムの博物館です。
入口から入るとすぐに目に入るのが、モータースポーツコーナー。実際のチャンピオンマシンやテストカーは間近で見ると迫力満点!
展示内容は時期によって変わるようですが、鈴木家がお邪魔した際には、ラッキーなことに佐藤琢磨選手が「インディ500」に優勝した際の車両を見ることが出来ました。
タイヤの種類と仕組みが楽しみながらわかる!子どもも喜ぶ実験コーナー
この博物館には、さまざまなはたらく車や乗り物に使われるタイヤが、わかりやすく展示・紹介されています。
レーシングカー用のタイヤ、タイヤローラー用のタイヤ、飛行機のタイヤ…。用途によって、タイヤはサイズもパターンも全く違うんですね。巨大トラックの原寸大タイヤは、一部だけでも大迫力!
さらにはタイプによる滑りやすさや反発の仕方、空気圧による回転のしやすさなどを、実際に実験できるコーナーもあります。ボタンを押したり、ハンドルを回したりしながら、子どもでもタイヤの仕組みを理解することが出来る仕掛けです。
タイヤだけじゃない!イルカの尾びれから免震構造まで、ゴムの用途は多種多様
2階には、タイヤの製造工程や製造技術の展示が。さらには映画化されるなど話題になった、イルカの人工尾びれの展示も。
地下に降りると、タイヤの技術を応用した実際の免震構造を見学できるスペースがあります。静かな地下空間にたたずむ免震ゴム構造は、なんだか神秘的。鈴木家では、むしろ親が興味津津で見つめていました。
こちらのブリヂストンTODAYは予約不要、そして入場無料です。そうそう、ブリヂストンTODAYを見終わったら、西武戦でおとなりの鷹の台駅まで移動、隣接した小平中央公園で遊ぶというルートもおススメです。のんびりとしたいい公園ですよ!
夏休みは車の博物館ざんまい?たのしい乗り物スポットがいっぱい!今回ご紹介した以外にも、はたらく車の博物館としては、トラックやバスの展示が充実した日野自動車の「日野オートプラザ」が八王子市にあります。
他にも、東京・京橋には「警察博物館」があります。警察車両展示の中には、パトカーはもちろんのこと、白バイ、白バイの前身「赤バイ」、そして日本警察初めてのヘリコプターがあるそうです。
乗用車の展示が充実した施設としては、東京周辺だとお台場にトヨタ自動車の「MEGA WEB」、横浜駅近くには日産自動車の「グローバル本社ギャラリー」あたりでしょうか。
たくさんありすぎて、どこに行けばいいか、迷ってしまうほどですね。今年の夏休みは、いろいろな自動車ミュージアムを回ってみるのも楽しいかも?

アーティスト

ウレぴあ総研

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