【ライブレポート】岩井俊二率いるヘ
クとパスカル、既視感と未視感が交錯
する風景を描いた渋谷の夜
岩井俊二監督率いる6人組の音楽集団、ヘクとパスカルが2018年6月1日(金)に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEでアジアツアーのファイナル公演を行った。5月6日の大阪公演を皮切りに、中国・深セン、上海、香港、台湾を周った彼らは、1月24日に発売した1stアルバム『キシカンミシカン(既視感未視感)』の楽曲を中心に、岩井作品に使用された楽曲のカバーなどを交えた全20曲を丁寧に紡ぎ、聴き手の脳裏に様々なデジャヴュ(既視感)とジャメヴュ(未視感)が交錯する風景を届けた。