時速370キロのアクロバット飛行! 『
レッドブル・エアレース千葉2018』が
開催

“空のF1”が再び日本にやってくる! 目と耳と体で最高の迫力を感じる超エキサイティングな飛行機レース、それが『レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ』だ。昨年、日本人パイロットの室屋義秀がマスタークラスでアジア人初のチャンピオンとなったこともあり、国内でも人気が急上昇している。この大会の第3戦目として、5月26(土)、27日(日)の2日間に渡り、『レッドブル・エアレース千葉2018』が幕張で開催される。
『レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ』では、自動車レースのF1と同じように世界中を転戦(全8戦)する。世界最高の飛行技術を持つパイロットたちが、最高時速370km、最大重力加速度12Gと戦いながら既定のコースを飛行。空気で膨らませた高さ25メートルのパイロンをゲートに見立て、スタートゲートから途中にあるいくつかの「エアゲート」や「シケイン」を抜けてタイムを競う。
世界中の各大会の中でも、『レッドブル・エアレース千葉2018』がテクニックだけでなく、度胸も試されると注目を浴びるのは、猛烈な海風があるからだ。スピードを上げ、かつそのスピードを保つのに操縦技術の正確さ、知力、体力が必要なのは言うまでもないが、300キロを超えるスピード域で突然吹く海風に対応しなくてはならず、精神力をも要求される難コースとなっている。しかも、スピードを上げるのに有利な直線部分が少ないため、ほかのコースよりも操縦技術と精神力が試されるエキサイティングなコースだ。
マスタークラスのパイロットは全部で14人いる。ラウンド・オブ・14で6人が脱落し、残った8人でラウンド・オブ・8を実施。そこを勝ち抜いた4人でファイナル・4を行い、優勝者をはじめとする順位が決まる。
『レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ』の基本ルール (c) Red Bull Content Pool
レースではゲートへの進入スピードにの制限があるほか、パイロンに接触しても減点(タイムが加算)されるため、シビアな操縦技術が必要だ。コースを外れたり、危険な飛行などをしたら失格となる。想定タイムは54~56秒。直線が少ないコースのため、絶えず機体を左右に動かさなくてはならず、それでいてゲート通過時にはルールに則った態勢で通過しなくてはならないため、まさにすべての力を総動員しなくてはトップに立てない過酷なレースだ。
千葉会場だけで手に入る公式ガイドブック(日本語版) (c) Red Bull Content Pool
『レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ』の公式ルールについては、当日会場で販売の公式ガイドブックでより詳しく紹介されている。観戦のお供に読めば、よりレースを楽しむことができそうだ。
当日のチケットのうち、「プレミアムスカイラウンジ」、「スカイラウンジ」、「クラブラウンジ」(いずれも2日間通し券)は完売している。スタートエリア、一般エリア、ファミリーエリアなどのチケットはまだ買えるので、早めにゲットしたい。
ともかく、一度観たら絶対に病みつきになること間違いなしの超エキサイティングレース。春の幕張で凄まじい音を響かせながら、空中をアクロバット飛行するプロ集団のテクニックは必見だ。

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