「LOST SONG」ED主題歌のカップリン
グは劇中曲「終滅の歌」に決定

 テレビアニメ「LOST SONG」のエンディング主題歌「TEARS ECHO」を収録したCDのカップリング曲が、5月19日に放送された第7話から作中に登場し、重要な役割を担っている「終滅の歌」になることが発表された。
 同作は、辺境の村で平穏に暮らし、さまざまな奇跡を起こす“歌”を歌う少女リンと、華やかな王都で民衆から愛される歌姫フィーニスの運命を描く、オリジナルファンタジー作品。
 「終滅の歌」は、「TEARS ECHO」と同様、フィーニス(CV:田村ゆかり)が歌う楽曲。作詞の畑亜貴は「果てしない時の流れの中で、この歌が人の愚かさを浄化する手段であれば、自ら終から始へ進むことができるのでは……と考えながら書きました。作品に寄りそうことができていたら幸いです」、作曲・編曲の白戸佑輔は「切なさなどの要素は入れないようにし、虚しさと悲しさだけを残す重い印象を与える曲を目指しました。癒しの歌にある伴奏のモチーフを終滅の歌にも活かしており、どこかで共通性を持たせることを意識したんですよね。お前そこにもいたんかい! みたいなやつ」と、それぞれ楽曲に込めた思いをコメント。森田と純平監督は「『LOST SONG』の物語を作るのにあたって、最初に考えたのが終滅の歌でした。終わりの歌だけど始まりの歌でもある……残酷で神秘的なフィーニスの歌声が胸に響きます」と楽曲の重要性を語っている。「TEARS ECHO」のCDは5月23日発売で、価格は1200円(税込み)。
 テレビアニメ「LOST SONG」は、TOKYO MXほかで放送中。

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