【イベントレポ】超特急が『GirlsAw
ard』ライヴステージで15分のぶっ通
しメドレーを披露!

6人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急が19日、千葉・幕張メッセで開催された『Rakuten GirlsAward 2018 SPRING/SUMMER』に出演した。昨秋の『Rakuten GirlsAward』では機材トラブルで曲が流れなくなるアクシデントに見舞われながらも、力強いアカペラと機転の利いたトークでピンチを乗り切り、その高い対応力で絶賛の嵐を呼んだ彼らだが、今回は全10曲を休みなく繋げたメドレーをなんと15分ぶっ通しで披露。ホットからクール、王道からトリッキー、“カッコいい”から“ダサい”と、彼らの持つ多彩な要素が百面相のようにくるくると現れる圧巻のステージで、集まった3万人のオーディエンスを魅了した。
日本最大級のファッション&音楽イベントとして2010年にスタートし、今回で17回目を迎えた『Rakuten GirlsAward』も開演から5時間。ついに佳境に差し掛かった頃、スクリーン上に花火が上がり、その中央に“超特急”のロゴが浮かぶと、彼らの出番を待ちに待っていたオーディエンスから大歓声が湧き上がる。と、いきなり「超特急のパフォーマンス、ご覧あれ!」というユースケの勇ましい宣言から、ステージから伸びたランウェイの先に6人が登場。まずは代表曲の「バッタマン」で一気に場内をヒートアップし、ユースケは雄叫びを上げ続けて、彼らを取り巻く客席はバッタダンスの海となる。が、突如EDMチューン「Turn Up」に乗せてクールなダンスが繰り出され、さらに間髪入れず「Shake body」で躍動的に煽られるという目まぐるしい展開に、意表を突かれたオーディエンスからは黄色い悲鳴が上がりっぱなしだ。ちなみにそれぞれのイメージカラーをあしらったラフでスポーティな衣装は、超特急のファッションリーダーでもあるタクヤのプロデュース。まるで私服のようにさりげなく、けれどランウェイにもピタリとハマるスタイリングはさすがである。
「初めての方も8号車(超特急ファンの総称)の方も、みなさん一緒に踊って楽しんでください!」というタカシの優しい誘いで和やかな空気が広がった「My Buddy」曲中のひと言自己紹介では、ユーキの見事なバク転も。メンバーが声を合わせての“We are the Buddy!”の合唱から、「何でもいいから振り回して!」「適当に楽しんで!」と煽りながら本ステージにダッシュするサマーチューン「浮つきWAVES」も、超特急らしいユルさで微笑ましい。かと思いきや、「Billion Beats」の想いがこもったエモーショナルなダンスでグッとシリアスな顔を見せる、この変身ぶりがたまらない彼らの魅力として映り、ここからは次の曲の音が鳴るたびに歓喜の声が湧くことに。「初めてでも大丈夫!手をバッテンにするだけ!」というカイのレクチャーでバッテンダンスが場内を埋め尽くした「Burn!」に、「超えてアバンチュール」では「みなさん待望のヘドバンタイムでございます」というリョウガの言葉で、燃え盛る炎の映像をバックに客席の頭とペンライトがグングン振り回される。続く「超ネバギバDANCE」では、サビ前のキメ台詞をユーキが「GirlsAward!」と言い換えてウィンクするやまたもやバク転!最後は再びランウェイを渡って青空をバックに「a kind of love」を届けたが、タカシが朗々と歌い上げる王道のラブソングに、笑顔のダンサー陣がファニーな振り付けを繰り出す奇想天外な最新シングルで、まさしく超特急の“ダサかっこいい”という唯一無二の個性を存分に見せつけてくれた。
寸劇も盛り込んだ前回とは全く異なるスタイルで攻めた今回の超特急だが、初めて彼らを観るオーディエンスをも巧みにノセるパフォーマンスと、何より己の武器を贅沢に濃縮パックしたステージは、6人の着実な成長ぶりを示していた。1週間後の5月26日・27日には東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナで東西アリーナツアー『Sweetest Battle Field』も開幕。6月9日、そしてCDデビュー記念日の6月10日には兵庫・神戸ワールド記念ホールでの公演も予定されており、2018年の超特急も猛スピードで駆け抜けていくことは間違いなさそうだ。

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