紫吹淳、村上佳菜子らが圧倒的ダンス
パフォーマンスに大興奮!『バーン・
ザ・フロア Joy of Dancing』いよい
よ開幕

2018年5月17日(木)から東京・東急シアターオーブにて『バーン・ザ・フロア Joy of Dancing』が開幕する。初日に先駆けて本公演の公開リハーサルと囲み会見が、前日となる5月16日(水)に行われた。
『バーン・ザ・フロア』はボールルームダンス(社交ダンス)から生まれたダンスエンターテイメント。世界トップレベルのダンサーたちが集結し、タンゴ、ジャズ、ラテン、サンバ、ルンバ、ジルバ、チャチャチャといったボールルームダンスをプリンス、ジェームス・ブラウン、マイケル・ジャクソン、ファレル・ウィリアムスなどの人気ナンバーで熱く激しく踊り続けるのが見どころ。圧倒的なダンスパフォーマンスが毎年話題となり、今年の公演は、2002年の初来日以来10回目という記念の公演となった。
公開リハーサルでは、第1部が披露された。本公演のスペシャルサポーターである、女優の紫吹淳、アンタッチャブルの柴田英嗣、プロフィギュアスケーターの村上佳菜子、プロダンサーの金光進陪が見守る中、中世の王侯貴族たちが宮廷でワルツを踊る場面から始まった。そこに黒革の刺激的な衣裳を身にまとったダンサーたちが混ざり込み、まるで昔から伝わる伝統的なボールルームダンスと今の時代が求める熱気や興奮、刺激が合わさったかのような演出となる。まるで『バーン・ザ・フロア』の誕生をイメージさせるようなオープニングだ。
そこからはファレル・ウィリアムスの「Happy」、プリンスの「Kiss」、ジェームス・ブラウンの「I Feel Good」「Sex Machine」、マイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal」、さらには「Jumpin' Jack」や「Let me entertain you」のナンバーに乗せ、ステージ上でダンサーたちが、ソロ、男女ペア、男性だけの群舞、女性だけの群舞…と、様々なバリエーションでノンストップで踊り続ける。高いダンススキルを惜しげもなく見せつけるダンサーたちは常に笑顔でエネルギッシュ。「一緒に踊ろう!」と言いたげに踊る姿は、思わず座席から何度も立ち上がりたくなるほど強いパワーを放っていた。
(前列左から)柴田英嗣、村上佳菜子、紫吹淳、金光進陪(後列左から)ピータ・ロビー、ジョルジョ・イオリ、ヤラスラヴァ・ソコロヴァ、グスタホ・ヴィグリオ、ヴィクトリア・マーティン、アルベルト・ファッシオ、ローレン・オークレイ
ゲネプロの直後に行われた囲み会見では紫吹、柴田、村上、金光のほか、演出・振付のピータ・ロビーとダンサー6名が登壇。柴田はスペシャルサポーターとして、これまで何度も彼らのダンスを目にする機会があったが、「今日のゲネプロは本当にすごかった。今まで見てきたものは何だったのだろうと思うくらい。今日から『バーン・ザ・フロア』のスペシャルサポーターに就任させていただきました、という心境です。でもこれがゲネプロでしょ?明日(の本番)にはもっとすごくなっているんですよね!」と語った。
自身も氷上で何度となく舞い踊ってきた村上は「眼が二つじゃ足りない!と思うくらい観るところがたくさんあるんです。氷の上ではできない脚さばきもたくさんありました」とコメント。いちばん興奮した場面は?との問いには「現役時代、試合で使用した『Jumpin' Jack』が流れた場面」と答え、満面の笑顔を見せていた。
紫吹は「5回目くらいの来日の頃にも拝見しましたが、その頃と比べてさらにすごくなっていました。瞬きをいつしたらいいのか、息をするのも忘れるくらいで…気が付いたら口を開けたまま見ていました」と興奮をそのままに伝え、「10年前だったら一緒に踊りたかった!」と苦笑い。金光はプロのボールルームダンサーとして「素晴らしい舞台を作り上げてくださったので同じ業界の人間としても嬉しく思っています。この感動を皆さんに観ていただき、共有していただきたいです」とアピールした。
ダンサーたちはいずれも日本公演に参加できたことの喜びを口にしつつ、本番への意気込みについて「ワクワクしています。明日が本番と思うとナーバスになりそうでもありますが」(ローレン・オークレイ)、「興奮のあまり、身体が震えています。明日の初日にパフォーマンスをお見せできることが待ちきれないです!」(アルベルト・ファッシオ)、「今日、準備運動している段階から、ついにショーが始まったな、という想いでいっぱいです。これは現実か?と身体をつねったくらい(笑)」(ヴィクトリア・マーティン)、「エネルギー全開でお届けしたいです」(ジョルジョ・イオリ)と意気込む。また、公演の見どころについては「非常にエキサイティングでエネルギッシュなショー」(グスタホ・ヴィグリオ)、「ボールルームというジャンルでは非常に革新的で、常に新しい事を取り入れていますが、同時に伝統も大切にしている点」(ヤラスラヴァ・ソコロヴァ)を挙げていた。
最後にピータは、「今年は『バーン・ザ・フロア』カンパニー創設20周年であり、また日本での10回目という記念公演です。音楽も日本の皆さんが知っているものを使って、皆さんが楽しんでいただけるようにしています。日本は“第2の故郷”と言ってもいいくらいです」とこの公演を待っていた観客に向けてメッセージを送っていた。
【おまけ】この日、村上が履いていたブーツがこちら。スケート靴のようなデザインがカワイイ!
取材・文・撮影=こむらさき

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