眠らせないバレエ・ガラ公演~初夏の
横浜で『横浜バレエフェスティバル2
018』

ブノワ賞ノミネートの近藤亜香も! 神奈川凱旋の菅井円加も!
バレエには様々な”パワー”がある。美・激・愛・動・静・寂・・・・・・その多様な”パワー”を一挙に楽しむことのできる、三ツ星レストランのフルコースのような公演が、2018年7月21日に神奈川県民ホール 大ホールで上演される『横浜バレエフェスティバル2018』だ。不朽の古典と最先端コンテンポラリーダンスで紡ぐ2時間。
【前菜】は、全ダンサーによるオープニング。スポットライトで浮かび上がるワンシーンが、これから始まる舞台の全容を予感させる。
【サラダ】は、出演者オーディションから選出された、将来の活躍が有望なジュニアたち。10代の今にしかできない、透明感あふれる演技を披露する。
若手選抜ユニット『ジュンヌバレエYOKOHAMA』(『横浜バレエフェスティバル2017』より)
【スープ】では、国際コンクール受賞で大注目の若者、YAGP2015で第1位の栗原ゆうと、今年のYAGP1位を修めた松浦祐磨の二人がペアを組み、フレッシュな魅力をステージいっぱいにふりまく。
2017出演者オーディション上位入賞者ペア 松浦祐磨と大岩詩依(『横浜バレエフェスティバル2017』より)
【メイン】は、ワールドプレミアム。神奈川凱旋の菅井円加と、ニコラス・グラスマンペアによるノイマイヤー作品をはじめ、ガラ公演だからこそ実現できるペア『金原里奈・二山治雄』を楽しみにしている人もいるだろう。また、加藤三希央とオステアー紗良によるシディラルビ振付のブノワ賞上演作品の日本初演も見逃せない。
2016年の菅井円加と二山治雄(『横浜バレエフェスティバル2016』より)
【ソルベ】には、柳本雅寛と八幡顕光による、思わず「ぷっ」と笑ってしまう作品を。
『横バレ』には欠かせない柳本作品(『横浜バレエフェスティバル2017』より)
いよいよクライマックス。さらなる【メイン】へ。小池ミモザ・遠藤康行による『半獣』では、荒々しくもダイナミックな世界に惹き込み、プレルジョカージュ振付の代表作「ロメオとジュリエット」の一番の名シーン、バルコニーのパ・ド・ドゥでは、津川友利江とバティスト・コワシューの二人が、愛の世界へといざなう。
現在(5月14日)、今年のブノワ賞にノミネートされているオーストラリア・バレエ団プリンシパルの近藤亜香は、公私ともにパートナーであるチェンウ・グォとともに、圧倒的なテクニックで会場を沸かせるだろう。
本公演のためだけの帰国上演(『横浜バレエフェスティバル2017』より)
最後の【デザート】は、爽快で、華やかなエンディング。全ダンサーが再び登場し、華麗なワンシーンを次々とつなぐ。すべての作品が、一瞬だけ目の前に現れては消え、余韻を残しつつ、終演を迎える。『横浜バレエフェスティバル』ならではの、所属のバレエ団や世代を超えたダンサー同士のつながりや結びつきが感じられるはずだ。
ぎゅっと凝縮した2時間。清々しさと名残惜しさを感じながら、会場をでると、そこには世界へとつながる、キラキラと輝く横浜の港。夏の思い出作りや、家族&自分へのご褒美に最適の公演。また、初めてのバレエ鑑賞にもオススメしたい。

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