BAND-MAID×ベッド・イン×BiS、異色
の3マンライブが大盛況

BARKS

2018年05月11日 17:51

BAND-MAIDが“メイドの日”である5月10日、ベッド・インとBiSを迎えた3マンライブ＜BAND-MAID presents【冥途乃日】day1＞を東京・TSUTAYA O-WESTにて開催した。

即日ソールドアウトとなった本公演には、BAND-MAIDのご主人様・お嬢様（ファンの呼称）、ベッド・インの性徒諸君（ファンの呼称）、BiSの研究員（ファンの呼称）と、個性豊かな観客が集結。異種格闘技のような雰囲気が会場を包み込んだ。

トップバッターはBiS。再メジャーデビュー曲「WHOLE LOTTA LOVE」で異種格闘ロックパーティーの幕が上がる。緩急をつけたセットリストで、「nerve」「ロミオの心臓」といったポップチューンから「SOCiALiSM」「I can't say NO!!!!!!!」といった攻撃的なロックチューンを展開し、全9曲をノンストップでパフォーマンスした。

バブリーなSEが会場に鳴り響くと、パートタイムラバーズ（バックバンド）とともに、ベッド・インが華々しく登場。おギグ（ライブ）は「♂×♀×ポーカーゲーム」でロックにスタートし、バブルとロックが融合した楽曲を畳み掛けていく。途中のMCでは「ヤーシブ（渋谷）のみんな！」と会場を煽り、その後もバブル用語を連発しつつ、中尊寺まい（Vo＆G）が過去のメイド経験を告白するなど、“メイドの日”に合わせたMCで会場を盛り上げ、豪華絢爛なバブリーロックショーを繰り広げた。

トリにBAND-MAIDが登場し、疾走感溢れるロックナンバー「the non-fiction days」でお給仕（ライブ）を開始。「REAL EXISTENCE」「alone」「Choose me」という超攻撃的ナンバーで会場全体を刺激し、昇天させていく。ラストにBAND-MAIDの目標である“世界征服”を謳った「DOMINATION」を披露し、イベントの幕を下ろした……ように思わせて、ここからはコラボタイムに突入。BAND-MAIDは普段はアンコールを行なわないため、意外な展開に会場からは大きな歓声が上がった。

彩姫（Vo）が去り、小鳩ミク（G＆Vo）、KANAMI（G）、MISA（B）、AKANE（Dr）が残ったステージに呼び込まれたベッド・イン。小鳩と益子寺かおり（Vo）のトークで会場を爆笑の渦に落とし、ベッド・インの「男はアイツだけじゃない」をBAND-MAIDの演奏で再パフォーマンス。小鳩もジュリ扇を手にして、できる限りのセクシーさを放ちながらパフォーマンスし会場を“メイド×バブル”の異空間に染め上げた。

続く、BiSとのコラボの前には小鳩が「踊れないっぽ、だから見てるっぽ」と言いステージを後に。BAND-MAIDの演奏でBiSメンバーが歌い踊る「WHOLE LOTTA LOVE」で会場を盛り上げ、大サビにはBAND-MAIDの彩姫（Vo）が再び登場。楽曲の最後にはBiSが彩姫を囲んでクールに決めポーズを披露し、イベントのラストを飾った。