「声質をねっとりさせる」俳優・渋川
清彦が明かす独特のヤクザ像とは? 
映画『ゼニガタ』インタビュー映像

5月26日公開の映画『ゼニガタ』から、キャスト渋川清彦のインタビュー動画と新たな場面写真が到着した。
『ゼニガタ』は、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』、『奪い愛、冬』などで知られる大谷亮平が初主演を務める映画。表向きは居酒屋経営者ながら、裏では超暴利で金を貸しつける闇金屋・銭形富男を主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落を描く物語だ。
主人公・銭形富男を演じる大谷のほか、富男の弟・静香役で小林且弥が、ブランド狂いのキャバクラ嬢・早乙女珠役で佐津川愛美が、元殺人ボクサー・剣持八雲役で田中俊介(BOYS AND MEN)らが出演。ヤクザに憧れる半グレ・樺山博史役の玉城裕規、資金繰りに窮した脱サラ債務者・真田留美役の安達祐実、汚職警察署長・二階堂猛役の升毅、猛悪ヤクザ・磯ヶ谷剣役の渋川清彦など、多彩な俳優陣がキャスティングされている。

解禁された動画では、渋川が刑務所上がりのヤクザ・磯ヶ谷としての役作りについて「声質をねっとりさせ、極力無表情を心がけた」と独自の役作りを明かしている。また、メガホンをとった綾部真弥監督については、「元格闘家ということもあり、掛け声や気合いの入り方が男らしく良かった。そういった部分が画にも出ている」とコメントしている。
渋川は、1998年の豊田利晃監督『ポルノスター』でスクリーンデビューを飾って以来、独特の存在感を武器に『ソレダケ / that’ s it』『コントロール・オブ・バイオレンス』『ろくでなし』などハードボイルドな作品に多数出演してきた。一方で、『お盆の弟』『モーターズ』『下衆の愛』といったコミカルさを備えた映画にも登場し、変幻自在の演技を見せてきた。果たして今回は、どんなヤクザ像を見せているのか。
渋川清彦 (c) 2018「ゼニガタ」製作委員会

映画『ゼニガタ』は5月26日(土)シネマート新宿ほか全国ロードショー。

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