堀口、浅倉、那須川、浜崎も参戦!
5月6日『RIZIN.10』は“チャンピオン
カーニバル”だ

総合格闘技イベント『RIZIN.10』が、5月6日(日)にマリンメッセ福岡で開催される。昨年末に各トーナメントを制した堀口恭司、浅倉カンナ、那須川天心の3人のチャンピオンがメイン(第12試合)、セミ(第11試合)、セミ前(第10試合)に登場。他にも、現・修斗世界王者の松本光史や元InvictaFCアトム級王者の浜崎朱加が参戦するなど、豪華な顔ぶれとなっている。
『RIZIN.10』は、総合格闘技イベント『RIZIN』の2018年の幕開けとなる。名称にナンバーシリーズが復活し、『RIZIN.10』として開催される。全12試合が設定されており、女子の試合も3試合組まれている。
全12試合が設定されており、女子格闘技も3マッチ組まれている
堀口恭司は昨年開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017』のバンタム級王者。2017年から『RIZIN』に参加した“新参”でありながら、同GPでは全試合KO&一本勝利の完全優勝を果たした。決勝戦では石渡伸太郎を右フックで粉砕。王者として今年も堀口を中心にGPは回っていくに違いない。
王者・堀口恭司はリベンジに燃えるイアン・マッコールと対戦する
その堀口と対戦するイアン・マッコール(米国)は元TPFフライ級王者で、堀口と同じ元UFCファイター。昨年のGPでは“アンゴラの超新星”マネル・ケイプと対戦し、大量出血の末にドクターストップでTKO負けを喫した。彼にとっては不完全燃焼の敗戦でもあり、“リベンジマッチ”として堀口戦へのモチベーションは相当高いはず。実力者同士のハイレベルなバトルが期待できそうだ。
セミの那須川天心vs中村優作戦はキックボクシングルールで行われる。那須川は「キックの神様が作り上げた最高傑作」と呼ばれる天才ファイターで、昨年末のキックボクシングトーナメントの覇者。対する中村優作はMMA(総合格闘技)ファイターだが、初のキックルールにも臆することはない。日本拳法仕込みの圧倒的な打撃スキルと必殺カウンターで、“天才”那須川をマットに沈めようと日々研鑚に努めているという。見ごたえのある一戦となるだろう。
RIZIN キックボクシングルールで行われる、中村優作 vs.那須川天心の1戦
また、『RIZIN』初参戦の現修斗世界ライト級チャンピオン松本光史が、ダロン・クルックシャンク(米国)と対戦。修斗チャンピオンが『RIZIN』ファイターとどんな戦いを見せてくれるか、これも注目のカードだ。このほかイアン・マッコールにTKO勝ちしたマネル・ケイプ(アンゴラ)と、前田日明プロデュースの総合格闘技「THE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)」出身で軽量級のエースの座を狙っている新星・朝倉海の対戦。北岡悟や五味隆典を倒した矢地祐介と、多彩な蹴りと回転の速いコンビネーションを武器とするストライカーのディエゴ・ヌネス(ブラジル)の対戦など、好カードがマッチングされている。
一方で女子に目を向けてみると、昨年GPで優勝し初代「RIZIN女王」の座を獲得した浅倉カンナが、スタンド・グラウンドともにどの局面で戦えるKOTC(キング・オブ・ザ・ケイジ)のメリッサ・カラジャニス(カナダ)と対戦する。カラジャニスは王者食いを公言しており、白熱したバトルが見られそうだ。
浅倉カンナはメリッサ・カラジャニスと対決
そして注目すべきが、米国女子総合格闘技団体「Invicta FC」でアトム級世界王者になった浜崎朱加が、『RIZIN』に初参戦すること。日本では3年半ぶりの試合で、福岡は出身大学のあるゆかりの地。「福岡で世界一の試合を見せたい」とモチベーションは高い。女王・浅倉カンナとの対戦を視野に入れ、まずはアリーシャ・ガルシア(米国)と対戦する。
浜崎朱加vsアリーシャ・ガルシアの1戦も必見だ
バンタム級GP王者・堀口恭司、キック王者・那須川天心、女子スーパーアトム級GP王者・浅倉カンナという『RIZIN』の王者たちに加え、松本光史や浜崎朱加など他団体の王者も参戦する『RIZIN.10』。榊原信行実行委員長は大会の開催にあたり、インタビューで「一発目にふさわしい「チャンピオン・カーニバル」のようなカードを揃えることができました」と話している。また、7月29日(日)には『RIZIN.11』が控えているが、大会当日のサプライズ発表を期待する質問に対して、「7月につながる発表が当日できるように頑張っています」とコメントした。

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