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hideの20回忌に寄せて、
作詞家・森雪之丞がコメント

X JAPANのギタリスト・hideが、33歳の若さで急逝したのが1998年5月2日。あれから20年が経った2018年5月2日に、hideもライヴを行なったことがあるゆかりの地・川崎CLUB CITTA’にて、3万5千人の一般参列となった13回忌の献花式以来8年ぶりに、一般ファン参加による『hide Memorial Day 2018~献花式~』が行なわれる。祭壇には、4月28日・29日に行われた『hide 20th memorial SUPER LIVE 「SPIRITS」』で、hide with Spread Beaverのステージに登場したhideのライヴ衣装や、レコーディング時に使用したギターなども展示されるとのこと。

さらに、会場2Fのバーでは、記念マドラー付きのメモリアルデー限定のカクテルが販売される他、様々な表情のhideを垣間見ることのできる写真パネルなども展示され、hideの体温を肌で感じながらゆっくりと過ごせる内容となっている。

1993年8月に発売された、hideのソロ第1弾シングル「EYES LOVE YOU」と、同じ日に発売された第2弾シングル「50%&50%」の作詞を手がけ、以来hideが“師匠”と慕っていた作詞家・森雪之丞から、今回の20回忌にあたってコメントが届いた。
(c)HEADWAX ORGANIZATION CO., LTD.
photo by HIDEO CANNO(CAPS)

【森雪之丞 コメント】

hideの未来 ~20回忌に寄せて

今更hideの何を語れと言うのか?
昨今、打ち込み系のアーティスト達が競っている
アイデア、まるで遊園地のジャングル・コースターに乗ったように目まぐるしく色や匂いや温度の変わるアレンジを、20数年前に創りあげていた天才ぶりについてか?
昨今、歌詞を画策するアーティスト達が辿り着いた境地、たぶん偽りの中にしか真実は存在せず、矛盾の海にしか答えは浮かんでいないという哲学を、20数年前にヤンチャな生き様として実践した怪物君の素顔についてか?
何も知らず今日初めて 『Ja,Zoo』 を聴いた若者は、この時代だからこそのアーティストが登場したと勘違いするに違いない。
今更hideの何を語れと言うのか?
あの頃、泥酔した僕に酩酊したhideが言った。
「昨日、タイムマシン飛ばして
2018年で遊んで来ちゃいました。」
言われてみればすぐ側に、hideのいる気配がする。
彼の過去は、とっくに未来になっているのだ。

『hide Memorial Day 2018~献花式~』

5月02日(水) 神奈川・川崎CLUB CITTA’

一般献花開始/13:00 献花受付終了/20:00(予定)
※会場の混雑状況により受付終了時間よりも早く終了させていただく場合もあります。
※当日はフィルムライブなどの公演はありません。

献花引換券¥800(お花1本とメモリアルフォトカード)
※お花は会場にてご用意しています。お花の持ち込みはご遠慮ください。
※当日の入場時にお引き換えとなります。
※お子様は無料です。
※現金のみのお取り扱いになります。
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