エターナルサンシャイン、クレメンタ
インとわたしの髪型
髪型が気になる映画といえば、ゴースト・ワールドやピンク・フラミンゴもあるんですけど、今回はジム・キャリーがきちんとしている映画。
あらすじを書く気はないので観てね。
「クレメンタインの天真爛漫な髪型」
なんかジェットコースターみたいですよね、乗れないけど。
いますよね、すべて巻き込んで全部もっていっちゃう主人公気質。
でも本人はいつだって満足していない、みたいな。
髪色を変えるときってなにかを変えたいときだと思うんです。
別に失恋じゃなくて、なんていうかご近所物語の実果子もそうでしょ。髪は願掛け。
日本の女の子って外国人風のヘアスタイルっていう、ざっくばらんなふわふわに一度はチャレンジしませんか?金髪っぽいベージュカラーにして色素の薄いカラコンの。
ストレートアイロンで全体にウエーブをつくって、顔まわりは19ミリ、表面は32ミリのコテで巻いています。
あくまでくせ毛っぽく魅せたいので、ひとつのアイロンで完結させない方がかわいい。
いろんな太さで巻いてはコームでなじませて、の繰り返しで。
おくれ毛は思いっきり出して。巻かないとおじいちゃんとかに落ち武者って言われるので、細めのコテでミックスに巻きます。
オイルかポリッシュでさらっとなじませれば、うーんアンニュイ。
めっちゃださいのにめっちゃかわいいの、毛先は感情を乗せてぴょんぴょん。
網目をぼかして表面を引っ張り出すのがポイントです。
けどそれを、勢いに任せて消しちゃうのがクレメンタインなんだもん。
常識の感覚とか育った環境とかを吹っ飛ばせる、好きってすごいなぁ。
こうなるだろうなを全部実行に起こしてくれちゃう、こっちも主人公。
エターナル・サンシャインにおいての平凡な軸はニーチェというかメアリー。
アンリアルでトリッキーに描かれているけど、恐ろしいくらいに日常で。
もう一度やり直すってどうだろう、髪型はいつだって変化していたいけど。
モデル:みてぃふぉ http://hoshibicri.tumblr.com/
ヘアメイク:hitomiandoh https://www.hitomiandoh.com/
パルプ・フィクションのミアになれるもんならなりたい
ミーティア
「Music meets City Culture.」を合言葉に、街(シティ)で起こるあんなことやこんなことを切り取るWEBマガジン。シティカルチャーの住人であるミーティア編集部が「そこに音楽があるならば」な目線でオリジナル記事を毎日発信中。さらに「音楽」をテーマに個性豊かな漫画家による作品も連載中。