【レポート】Que SakamotoのDJツアー
日記「メキシコ編」

みなさん、こんにちわ。<Huit Etoiles>のDJ/ProducerのQue Sakamotoです。
今回から何度かに分けて、僕のツアー日記をスタートさせていただきます。今年もいろいろな場所へのDJが予定されていますが、今回は2月に行ったメキシコツアーについて。
メキシコツアースケジュールはこちらです。

<Que Sakamoto Mexico Tour >

16.02 IRAPUATO-RADIO

17.02 GUADALAJARA-KIN KIN

21.02 MEXICO CITY-DEPARTAMENTO

23.02 CASA SEGUNDA-AGUASCALIENTES

24.02 TIJUANA-WHEREHOUSE

02.03 QUERETARO- RHODESIA HISTORICO

03.03 TULUM-PAPAYA PLAYA PROJECT
■何をかけても盛り上がる

■メキシコのクラブ「RADIO」
成田からロサンゼルスに入り友人宅に1泊、その後ロサンゼルスからメキシコにフライトしました。メキシコに到着し、先日、大盛況だった、僕が参加しているパーティ<Huit Etoiles>の4周年アニバーサリーで素晴らしいライブを披露してくれたメキシコのDJデュオ“Zombies In Miami”のCaniとJeniがアグアスカリエンテス国際空港まで暖かく迎えに来てくれて、早速、僕の大好きなメキシカンフードに連れて行ってくました。日本でずっとメキシカンフードを食べたいモードだったので、初日のタコスは、とても美味しかったのが印象的です。
CaniとJeniの家にステイさせてもらって、メキシコ中西部の都市・アグアスカリエンテスを楽しませて頂きました。 今回のメキシコツアーの7ギグはIRAPUATO-RADIOからスタート。アグアスカリエンテスからイラプアトまでバスで長距離移動となります。ちなみにメキシコのバスは素晴らしいですよ。チェックイン時にサンドイッチ、ドリンクをサービスしてくれて、シートも大きく、ゆったりと横になれるしバスの移動は、飛行機より楽でした。
その快適さのおかげもあって疲労もなく、無事にイラプアトに到着。プロモーターがバス停までピックアップしてくれて、ホテルにチェックイン。ホテルでゆっくりくつろいでから食事、そして今回メキシコ初となるギグを行う「RADIO」に到着です。「RADIO」はスタッフもお客さんも暖かく、早速、歓迎テキーラショットを振る舞って頂きました(笑)。RADIOの暖かいバイブスの中、しっかりとフロアメイク出来たし、良いスタートとなりました。
この日は6時間セットの、いわゆる“Open To Last”だったので、様子見ながら、どんな曲がマッチするかDJしました。スペーシーでプログレッシブな曲、ダークなエスニックディスコ、エディットもの、ニューウェーブ、和物……何をかけても、メキシコのお客さんは盛り上がり、ダンスを楽しんでいました。わざわざお客さんがテキーラをDJブースまで持って来て乾杯して、スマイルで「ようこそ、メキシコに来てくれたね」と、メキシコツアー初日は、本当に暖かいラテンなピースな人たちでいっぱいでしたね。
■世界中のトップアーティストが最高だと絶賛、

■音楽を知り尽くした素晴らしいお客さんが集う「KIN KIN」
テキーラ三昧で飲み過ぎた状態で翌日。誰もが最高と大絶賛するグアダラハラにある「KIN KIN」でのギグのため、またバスでイラプアトからグアダラハラまで移動します。こちらもバスはかなり快適で、飛行機よりも快適なので、しっかりと睡眠不足を解消すべく睡眠を取り、あっという間にグアダラハラに到着。KIN KINのマネージャー“Adrian”の迎えでホテルに到着しました。
事前に見せてもらっていたKIN KINの“動画フライヤー”もカッコ良くて、この時点できっとナイスパーティになるだろうと予感していました。ディナーはメキシコのCalipso Recordをトーマス・ジャクソンと運営しているinigor Volterがアテンドを。先日彼がリリースしたトラックもカッコイイのでぜひ、チェックしてみてください。
ちなみにKIN KINは自分の中でも、かなり楽しみにしていただけあって、しっかりとフロアも盛り上がり、最近テルアビブ勢のRed AxesやMoscoman、Autarkicがサポートしてくれているアンリリースのリミックス、来年頭にリリースが決まっているMinimuzikholを投下し、かなり熱いメキシカンバイブスが体感出来て、終始盛り上がって最高の空間を作ることができました。
RADIOよりもっと深くて、アグレッシブなスロービートなエスニック、サイケデリックな音楽が盛り上がり、最後は和物ディスコでお客さんも、なんだこの音楽は?みたいな感じで、ピースなエンディングでした。KIN KINは、さすがに世界中のトップアーティストが最高だと絶賛しているだけあり、音楽マニアなお客さんが多く、ダンス好きで、お客さんが僕をグイグイ引っ張ってくれるようで、ラテンな国だけあり本当に熱気が凄い……KIN KINの雰囲気はクールながら、ピースで暖かく音楽を知り尽くした素晴らしいお客さん達で、最高なパーティを体感させて頂きました。
続く。

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