マーベル作品で活躍中のユニットがキャラデザ担当

マーベル作品で活躍中のユニットがキャラデザ担当

虫たちが宇宙で大冒険 オリジナルT
Vアニメ「スペースバグ」7月8日放送
開始

マーベル作品で活躍中のユニットがキャラデザ担当(c)W.BABA&TMS オリジナルテレビアニメ「スペースバグ」が、7月8日から放送されることが発表された。NHKの教養番組「タイムスクープハンター」や深夜ドラマ「卒業バカメンタリー」を手がけた中尾浩之が監督・脚本を務め、マーベル作品などで活躍中のユニット「グリヒル」がキャラクターデザインを担当する。
 本作は、宇宙ステーションに取り残されてしまった昆虫たちが、故郷・地球を目指して大冒険を繰り広げるフルCGアニメーション。キャストは、主要キャラクターであるネムリユスリカのミッジを小川夏実、コオロギのハカセを丸山智行、クモのマルボを佐野康之が演じるほか、藤原貴弘、落合弘治、田中英樹、ブリドカットセーラ恵美、堀越富三郎らが出演する。
 中尾監督は、「僕らが子どもだったころ、テレビは夢のおもちゃ箱でした。毎週放送されるアニメに夢中になり、次はどうなるのだろうとワクワクしながら放送を待ち望んでいたものです。あの頃の興奮を体験できるような作品を作りたい! そんな思いから物語を書き始めました」と本作誕生の経緯を明かす。「制作過程では、何度も大きな壁にぶち当たりましたが、世界最高のスタッフとキャストの尽力で、ついに作り上げることができました。構想開始から5年、ようやくみなさんにお届けできます。世代や国境を越え、とにかくたくさんの人に『スペースバグ』の世界を気に入ってもらいたい」と熱くアピールしている。
 キャラクターデザインを担う「グリヒル」は、作画担当ササキとカラリストのカワノによるユニットで、アメリカのコミックアーティストとして活躍中。これまでにマーベルの人気作品「グウェンプール」「パワーパック」「キャプテンアメリカ」などの作画を担当。またピクサーによる「メリダとおそろしの森」の後日譚を描いた児童小説のカバー&挿絵、ディズニー映画「ズートピア」のコミック版なども手がけている。
 本作への参加に対し、同ユニットは「約4年前にキャラクターのデザインを依頼された時『主人公が……虫!?』と戸惑いましたが、お話を聞いているうちに壮大な冒険モノとわかり、ワクワクしながらプロジェクトに参加させていただきました。紆余曲折ありましたが、ようやくアニメが放送決定と聞きとても感慨深いです!」とコメントを寄せている。
 「スペースバグ」はTOKYO MXで7月8日から毎週日曜午前10時30分放送。1話約11分で2話ずつ放送。

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