加藤和樹、全裸ショットを堂々披露「
恥ずかしさ云々ではなく、一表現者同
士、向き合って撮れた」 写真集『加
藤和樹という男』を語る

加藤和樹が、写真集『加藤和樹という男』(東京ニュース通信社刊)の発売を記念し、4月21日(土)に500名のファンを招待したトークショーとサイン会イベントを行った。
加藤和樹は、アーティスト、俳優、声優と様々な分野で活躍。その最新写真集は、現在注目されている気鋭のフォトグラファー4人によって約1年半に渡り撮り下ろされ、加藤の“表現者”としてのさまざまな側面が切り取っているという。スタジオでのアーティスティックでモードなフォトから、日常的なシチュエーションで優しい素顔が丸出しの写真、砂浜を走り回るアクティブな姿や、温泉ロケで撮影したものまで、この写真集でしか見ることができないカットが収められているそう。また、過去、現在、未来や恋愛観、役者、アーティストとしての思いを語ったロングインタビューも掲載し、“加藤和樹という男”を全方位から掘り下げているとのこと。
加藤和樹写真集『加藤和樹という男』(東京ニュース通信社刊)
メディア向けに行われた会見では、加藤自身が完成した写真集を手に、見どころを紹介。「約1年半かけて4人のカメラマンさんに撮っていただいて、それぞれ色の違うセクションの仕上がりになったなと思います。特に、淡路島ロケでのカットが一番の見どころかなと思っていますが、どの写真も30歳を超えた等身大の自分を収めていただいたので、すべてが見どころになります」とアピールした。
加藤和樹写真集『加藤和樹という男』(東京ニュース通信社刊)
なかでも、お気に入りのカットは「お風呂場での撮影」だそう。加藤は「当初予定にはなかった」と告白。「カメラマンの荒木(勇人)さんと二人で男同士、裸の付き合いというか。『身も心も丸裸にしたい』と荒木カメラマンが打ち合わせの時におっしゃっていたので、そこに身を委ねて撮れたカットだと思っております」と、二人の信頼関係から実現したカットであることを明かした。大胆な全裸ショットにも、「恥ずかしさ云々ではなく、一表現者同士、向き合って撮れたカットだなと思います」と自信を見せた。
加藤和樹写真集『加藤和樹という男』(東京ニュース通信社刊)
また、撮影を振り返って、「日常で自分もよく行く場所だったり、都内のいろいろなところで撮らせていただきました。僕自身、上京して15年経ちましたが、まだまだ見えない東京の表情というか、そういった中で撮影したので印象深いです」としみじみ。「淡路島ロケでの撮影では、先程も言ったお風呂場のシーンや、絵島という小さな島に行って、最高の天気でロケーションができたというのも良い思い出です」と、笑顔を見せる。
加藤和樹写真集『加藤和樹という男』(東京ニュース通信社刊)
1年半という長い時間をかけたことについては、「1冊の中でもいろんな表情や自分の中での成長があった」とコメント。「成長を自分で感じ取れましたし、日数を重ねることで表情に出てくるんだなと。その時のコンディションや体調、体型も影響してくるんですけど、人間って日々変わっていくんだなというのをすごく感じましたね」と、手応えを語った。
加藤和樹写真集『加藤和樹という男』(東京ニュース通信社刊)
なお、タイトル「加藤和樹という男」については、自身から提案してスタッフと一緒に決めたという。加藤は「何かキャッチコピーを付けるよりは、お客様に対して、今の自分はこういう人間なんだ、こういう男なんだというものを見ていただきたいという思いで付けました」と説明。自身が思う“加藤和樹という男”について聞かれると、「今回、写真集を見て飾らなくなったなと思うので、『飾らない男』かな」と表現。「やっぱり若い時ってどうしても格好つけたり、いろんな目を気にしてたりしたんですけど、成長していくにつれて、自分でも柔和になったなと思います。もちろん仕事に関しては細かいところまでこだわるんですけど、あまり気にしなくなったというか、そういう自分の鎖みたいなものが解き放たれた感じがしますね」と、心境を語った。
加藤和樹写真集『加藤和樹という男』(東京ニュース通信社刊)
さらに、自身の変化について「仕事に対してもそうですし、一番自分の中で変わったのは、人に対して」とコメント。「昔はしゃべるのも苦手でしたし、人見知りでこういう取材でも緊張して何も喋れなかったり、表情に出てしまったりしてたんですけど、どんどん人が好きになってきたんですよ。お客様もそうですし、取材してくださる皆さんも含めて、より自分を知ってもらいたいという気持ちになりました。自分がどう変わっていけるんだろうという楽しみもあります」と明かしている。
同写真集で、加藤はしなやかな筋肉も披露。体作りの方法を聞くと「ジムに行って鍛えることはほとんどしない」と明かしつつ、「舞台やミュージカルが多いものですから、稽古場でその役に合わせて鍛えることが多いです」「必要のない筋肉はつける必要はないと思っているので」と語る。さらに、「適度な体調管理をしつつ、役作りで太らなきゃいけない時以外は、体重は基本、ベストの68キロをキープするようにしているので、毎日体重計に乗ることは心がけています」と明かした。そして、「セクシーの秘訣は?」という質問には、「色気があるとか、よく言われるんですけど、自分の中から自然と出てくるものだと思うので、僕自身は分からないところがあります。僕が知りたいですよ!」と、記者たちを笑わせる。
加藤和樹写真集『加藤和樹という男』(東京ニュース通信社刊)
加藤和樹写真集『加藤和樹という男』(東京ニュース通信社刊)
会見後には、サイン会を開催。加藤自身が300人のファンに一筆一筆、心を込めて書いたサイン入りの写真集を手渡し、感謝の言葉を伝えた。
加藤和樹写真集『加藤和樹という男』(東京ニュース通信社刊)

加藤和樹写真集『加藤和樹という男』(東京ニュース通信社刊)

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