BEGIN、初のブラジル・ツアー開幕!
1500人が感動の渦に!
11月8日(金)、BEGINにとっての念願のブラジル・ツアーの初日となるPALACIO DAS CONVENCOES DO ANHEMBIでの公演が行なわれた。
このツアーに先駆け11月4日にブラジル・サンパウロ入りしたBEGIN。地元プレスに向けてのコンサートの記者会見、ブラジル最大のテレビ局の番組『Altas Horas』の生演奏での出演、共演する地元・ブラジル・ミュージシャンとのリハーサルなどを経て、満を持してこの日を迎えた。
この日は日本ではあまり経験のない午後9時という遅い時間からコンサートがスタート。1曲目の「三線の花」が始まると、お客様からは割れんばかりの拍手と歓声、更には指笛が! 2011年に初めてブラジルに来たときと同様の心のこもった熱い歓迎を受け、1曲目が終了したのち、ヴォーカル比嘉栄昇から発せられた第一声は「ブラジルのみなさん。ただいま」。2011年に初めてブラジル公演を実施した時の第一声と同様の言葉である。この時は初めて訪れた土地であるにも関わらず、そこでの人々との触れ合いや対話などでこれまでにない郷愁感を抱き、人と人との心に繋がりを実感した栄昇の心からの第一声であったが、今回はその時と同様な気持ちを持ちつつ、更に実際に再び帰って来る事ができた、心からの喜びの言葉だったのだろう。
会場内は今回も幅広い年齢層のブラジル在住のオーディエンスで埋め尽くされ、どんな世代の方にも楽しんでいただこうと考えられたセットリストには「赤とんぼ」「ふるさと」「浜千鳥」などの唱歌・童謡も取り入れられ、懐かしさと日本のうたの美しさを会場中に優しく届けていく。「浜千鳥」を歌う前には「日本では田端義夫さんが流行させた曲です。田端さんは僕のずっとずっと憧れていた歌い手さんで、僕のうたの師匠だと思っています」との栄昇による素敵なMCも添えられた。そして「田端義夫さんがブラジルにコンサートに来た時に見に行った人」という質問をすると、なんと1名が挙手。尊敬する田端の公演を実際に見ているお客様が会場にいらっしゃる事実に栄昇も「急に背筋がピンと伸びるような気持ちになった」とのこと。
中盤の見せ場は地元・ブラジルのミュージシャンとのセッション。日本唱歌の「ふるさと」、初めてブラジルに訪れた時に聞いたたくさんの移民の方々のお話を元に作られたオリジナル曲「帰郷」、ブラジルの人なら誰でも知っているスタンダード「11時の夜汽車」などをセッション。一緒に口ずさむ方、思いのまま体を動かす方、じっくりと聴き入る方など、会場は思い思いにその素敵な時間を楽しんでいるようだった。そして、セッションの最後に披露された曲が、ブラジルを訪れた経験を元に作られ、翌年発売されたアルバム『トロピカル フーズ』に収録された「Churrasco(シュハスコ)」。日本では「シュラスコ」と呼ばれることが多いブラジル特有の肉料理を歌ったナンバーで、BEGINメンバーの予想通り、島袋優のアコースティックギターのストロークと上地等の飛び跳ねるようなアコーディオンが繰りなすリズムとグルーヴ、日本語なので全員には伝わらずともいい味を出している歌詞、更には本場ブラジルのミュージシャンの生まれ持った“血"が加わり、本能に訴える壮絶な盛り上がりを会場中に起こした。
そして、後半戦では沖縄のエイサー団体「レキオス芸能同好会エイサー太鼓」と「琉球國祭り太鼓」との共演による「島人ぬ宝」「笑顔のまんま」で更なる盛り上がりを展開し、本編終了。アンコールでは「涙そうそう」をしっとりと、そして最後に再びエイサーとの共演で「かりゆしの夜」を披露。会場中総立ちとなり、数え切れない笑顔と素敵な思い出をもたらし、1500人を前にしたコンサートは全20曲を披露したのちに幕を閉じた。
なお、このツアーは前述の11月8日(金)のサンパウロ公演の他、翌日の11月9日(金)もサンパウロ同会場、更に11月10日(日)にはロンドリーナRECINTO JOSE GARCIA MOLINAにて計3回公演。計4000人を動員。そしてBEGINはこのツアー会場限定のブラジルのみのベスト盤『BEGIN BRASIL BEST』を発売。ブラジルを意識して選曲されたこのCDは、3日間で1200枚以上を売り上げ大ヒットを記録したといえる。
この日は日本ではあまり経験のない午後9時という遅い時間からコンサートがスタート。1曲目の「三線の花」が始まると、お客様からは割れんばかりの拍手と歓声、更には指笛が! 2011年に初めてブラジルに来たときと同様の心のこもった熱い歓迎を受け、1曲目が終了したのち、ヴォーカル比嘉栄昇から発せられた第一声は「ブラジルのみなさん。ただいま」。2011年に初めてブラジル公演を実施した時の第一声と同様の言葉である。この時は初めて訪れた土地であるにも関わらず、そこでの人々との触れ合いや対話などでこれまでにない郷愁感を抱き、人と人との心に繋がりを実感した栄昇の心からの第一声であったが、今回はその時と同様な気持ちを持ちつつ、更に実際に再び帰って来る事ができた、心からの喜びの言葉だったのだろう。
会場内は今回も幅広い年齢層のブラジル在住のオーディエンスで埋め尽くされ、どんな世代の方にも楽しんでいただこうと考えられたセットリストには「赤とんぼ」「ふるさと」「浜千鳥」などの唱歌・童謡も取り入れられ、懐かしさと日本のうたの美しさを会場中に優しく届けていく。「浜千鳥」を歌う前には「日本では田端義夫さんが流行させた曲です。田端さんは僕のずっとずっと憧れていた歌い手さんで、僕のうたの師匠だと思っています」との栄昇による素敵なMCも添えられた。そして「田端義夫さんがブラジルにコンサートに来た時に見に行った人」という質問をすると、なんと1名が挙手。尊敬する田端の公演を実際に見ているお客様が会場にいらっしゃる事実に栄昇も「急に背筋がピンと伸びるような気持ちになった」とのこと。
中盤の見せ場は地元・ブラジルのミュージシャンとのセッション。日本唱歌の「ふるさと」、初めてブラジルに訪れた時に聞いたたくさんの移民の方々のお話を元に作られたオリジナル曲「帰郷」、ブラジルの人なら誰でも知っているスタンダード「11時の夜汽車」などをセッション。一緒に口ずさむ方、思いのまま体を動かす方、じっくりと聴き入る方など、会場は思い思いにその素敵な時間を楽しんでいるようだった。そして、セッションの最後に披露された曲が、ブラジルを訪れた経験を元に作られ、翌年発売されたアルバム『トロピカル フーズ』に収録された「Churrasco(シュハスコ)」。日本では「シュラスコ」と呼ばれることが多いブラジル特有の肉料理を歌ったナンバーで、BEGINメンバーの予想通り、島袋優のアコースティックギターのストロークと上地等の飛び跳ねるようなアコーディオンが繰りなすリズムとグルーヴ、日本語なので全員には伝わらずともいい味を出している歌詞、更には本場ブラジルのミュージシャンの生まれ持った“血"が加わり、本能に訴える壮絶な盛り上がりを会場中に起こした。
そして、後半戦では沖縄のエイサー団体「レキオス芸能同好会エイサー太鼓」と「琉球國祭り太鼓」との共演による「島人ぬ宝」「笑顔のまんま」で更なる盛り上がりを展開し、本編終了。アンコールでは「涙そうそう」をしっとりと、そして最後に再びエイサーとの共演で「かりゆしの夜」を披露。会場中総立ちとなり、数え切れない笑顔と素敵な思い出をもたらし、1500人を前にしたコンサートは全20曲を披露したのちに幕を閉じた。
なお、このツアーは前述の11月8日(金)のサンパウロ公演の他、翌日の11月9日(金)もサンパウロ同会場、更に11月10日(日)にはロンドリーナRECINTO JOSE GARCIA MOLINAにて計3回公演。計4000人を動員。そしてBEGINはこのツアー会場限定のブラジルのみのベスト盤『BEGIN BRASIL BEST』を発売。ブラジルを意識して選曲されたこのCDは、3日間で1200枚以上を売り上げ大ヒットを記録したといえる。