【インタビュー】CUBERS「ジッとして
いたら運命の人には巡り合えない」
夢を抱く人たちに向けた力強いメッセ
ージ!

5人組の“聴けるボーイズユニット”CUBERSから、4thシングル「それじゃ、よろしく」が4月18日に到着。一度聴いただけで口ずさめるキャッチーなポップチューンには“運命の人”との出会いに対する予感と期待、そして奇跡を掴み取るのは自分自身なんだという力強いメッセージが盛り込まれている。結婚式場にてタキシード姿で撮影したというMUSIC VIDEOも併せ、1年9ヶ月ぶりとなるシングルに注ぎ込まれた5人の気合を、じっくりと味わってほしい。
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■1回だけならOK?綾介のパートを9太郎が見事にゲット!
——前作の『マゼンダ』は愛がテーマでしたが、今作のテーマはズバリ?
綾介 “運命”です。カップリングも併せて2曲とも明るい前向きな曲になっていて、表題曲の「それじゃ、よろしく」は、まだ見ぬ運命の人との出会いを期待する歌詞になっているんですよ。
春斗 運命の人、そういう人を想像しながら、ぜひ聴いていただきたいです。
——なるほど。恋愛における“運命”ですね。
末吉9太郎 ただ“運命の人”と言われても、なんだか抽象的でピンとこないじゃないですか。だけどDメロで<ヨーグルトに何を入れたら 一番美味しいとか 答えが同じじゃなくても きっとそんなこと気にしない>っていうフレーズがあるおかげで、グッと身近に感じられるんですよ!それでジャケットもヨーグルトのデザインになっているんです。
優 “運命の人”っていう大きなテーマなのに、ここでヨーグルトって出てくるのが凄いじゃないですか。作詞家の方も「パッと降りてきました。僕は運が良かった」っておっしゃっていて、それも運命だったのかなって。
綾介 あ、そこの振りでひとつ言いたいことがあって。それぞれヨーグルトに何かを入れて食べるっていうアクティングがあって、9太郎のヨーグルトが一番おいしいってことになり、僕らがパッと9太郎を見る振りがあるんですけど、そのとき9太郎はいつもTAKAのことばっかり見ているんですよ!他の3人を一切見ずにTAKAに向かって笑顔を作っている!
末吉9太郎 またその話!?みんな見ていますって!もう、考えすぎ!(※詳しくは19日掲載のTAKAのランキングをご覧ください)。
優 で、僕の後ろにいる春斗くんは、そんな嫉妬している綾介のことを……。
TAKA 矢印が交錯しまくっている(笑)。
——そんな関係性を踏まえて観ると、ライヴの楽しみが増えますね(笑)。その他に見どころを挙げるなら?
優 個人的には<疲れちゃったよ…>って僕が歌っているところ。歌い上げるというよりは感情を出さなきゃいけない部分だったので、囁きバージョンとか元気バージョンとか、何パターンも録ったんですよ。
春斗 こういうかわいい感じのパートは、いつも9太郎に割り振られていたんですけど……。
末吉9太郎 僕もデモを聴いた時点で“ここ絶対オイシイけど、きっと優にいくだろうな”と思ったんですよ。これって純粋なかわいさじゃないですか?僕、作り込んだかわいさなので。
TAKA ああ、なるほど(笑)。僕は2番の<努力した人にだけ 奇跡は起こるらしくて>かな。ジッとしているだけじゃ運命の人には巡り合えない。何事も奇跡を起こしたいんだったら自分から動き出すことが大事だっていう人生観的なところにも繋がる良い歌詞で、なんかグッと刺さるんです。
春斗 僕はサビ頭の<退屈だらけの時間が 色を変え>っていうフレーズが、個人的にすごく好き。毎日同じことの繰り返しで退屈な毎日を送っていても、運命の人と出会えたら世界が変わって見えるよ!って。
末吉9太郎 僕は2番の<もう上昇気流に預けて もう遠くまで僕を運んで>ってとこ。ここ綾介のパートなので僕は歌っていないんですけど、ステージ上でマイク無しで歌うのがメチャメチャ気持ち良くて!
綾介 じゃあ、良かったら代わりに1回歌う?
末吉9太郎 え、いいの?やだ!パートが増えた!
綾介 1回だけね(笑)。僕は<君だけに染まってく>が気持ちが入るかなぁ。実際に運命の人と出会ったら、きっとその人しか見えなくなっちゃうだろうから。ちなみに、この曲は恋愛シミレーションゲームアプリ『干支かれ』の主題歌にもなっていて、これも運命の人を探すゲームなんですよ。
■顔のサイズの比較にプレッシャー?舞台『メイクヒーロー』のエンディングに登場!
——では、カップリングの「Listen to Miracle」は、どういう意味での“運命”を歌っているんでしょう?
綾介 将来の展望みたいな、もっと大きく捉えた運命ですね。だから、いろんなものに置き換えられるんですよ。僕らが歌うときは当然CUBERSの未来を意識していて、特に2番の<一人 しかいないシナリオ つまらない さぁ集まれ>が好き。人間って弱いから実際ひとりじゃ何もできなくて、いろんな人と人との力が合わさったときに初めてパワーが生まれると思うんです。
——しかも、こちらは舞台『メイクヒーロー』の主題歌だとか。
末吉9太郎 これがメッチャすごいんですよ!僕たちが毎公演エンディングに出て、ホログラフィック映像と一緒に生でパフォーマンスするんですけど、映像の中には超顔の小さい二次元のキャラも出てくるから、横に並んだらちんちくりんで!それがすごいプレッシャー。このインタビューが載る頃には全公演終わっているので、どんな気持ちになっているか楽しみ!
優 ただでさえ舞台の主題歌なんて初めてだし、この曲が作品とどうマッチしてくれるかな?っていう想像できない部分もありますけど、CUBERSを知らずに舞台を観に来たお客さんにも“良い曲だな”と感じてもらえたら嬉しいですね。
TAKA しかも朗読劇ということで、俳優さんも声優さんも出演されるとても豪華な公演なんですよ。ホログラフィックを使ったステージということで、客席から見ると僕らが空の上で歌って踊っているように見えるらしく、僕自身も本番が楽しみです。僕らの目標は東京・日本武道館でライヴをすること、夢は味の素スタジアムに5人で立つことなので、それをイメージしながら日々の活動でスキルアップしていきたいですね。
——それがCUBERSの目指す“運命”であり、5月27日の東京・渋谷Mt.RAINIER HALLワンマンライヴもそのひとつのステップであると。
TAKA ホールワンマンは初めてなので、気持ちも違いますね。2階もあるし、音の環境も今までと異なるのかなって。
春斗 ま、今回4thシングルをリリースしますけど、これが運命の人っていうテーマなので……みなさんにも運命があると思うんですよ。僕たちと一緒にみなさんの運命の過程も……一緒に思い出になるように……。
綾介 おい、ゴールデンレトリバー来てー!(※詳しくは23日掲載の春斗のランキングをご覧ください)。
文/清水素子

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