サザンオールスターズ、3年ぶり新曲
が長瀬智也×ディーン・フジオカ×高
橋一生の映画『空飛ぶタイヤ』主題歌
に 長瀬は「感謝と感激」

サザンオールスターズの3年ぶりとなる新曲が、6月15日に公開される池井戸潤原作の映画『空飛ぶタイヤ』の主題歌に決定した。あわせて、楽曲を使用した予告編が解禁されている。
『空飛ぶタイヤ』は累計120万部を突破したベストセラー小説。2006年に実業之日本社から単行本が、2009年に講談社から文庫が刊行され、第136回直木賞候補作にもなった。劇中では、トラックの脱輪事故で整備不良を疑われた運送会社社長・赤松が、トラックの欠陥に気づき、製造元・ホープ自動車に 再調査を要求したことをきっかけに、大企業によるリコール隠しに立ち向かっていくという物語だ。その初となる映画化作『空飛ぶタイヤ』では、主演を長瀬智也が務め、ホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太役でディーン・フジオカが、大手ホープ銀行の本店営業本部の井崎一亮役で高橋一生がキャスティングされている。メガホンをとるのは、『超高速!参勤交代』などの本木克英監督。
サザンオールスターズ
6月25日にデビュー40周年を迎えるサザンオールスターズの新曲「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」は、2015年に発表されたアルバム『葡萄』以来、約3年ぶりとなる新曲。同作のために書き下ろされた楽曲だ。サザンオールスターズに主題歌をオファーについて、松竹の矢島孝プロデューサーは「二面性、いや多面性のあるドラマに乗る曲はサザンオールスターズしかないと思った」とコメント。主演の長瀬は、「社会で、日々戦っている汗臭さみたいなものを感じました。そして、頑張れと言われているような気持ちにもなりました。感謝と感激です」と語っている。
なお、同曲が、映画の公開と同日となる6月15日から配信リリースされることも決定。配信リリースにさきがけて、全歌詞がサザンオールスターズ公式サイトで公開されている。

また、解禁された予告編では、「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」をいち早く聴くことが出来る。映像では、度重なる悲劇に追いつめられる赤松社長(長瀬)が「最後まで闘う」と覚悟を決める姿が収められているほか、ディーン・フジオカ、高橋一生らがそれぞれの正義のために立ち向かっていく様子も。最後に鳴り響く「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」という歌詞が印象的だ。
主題歌を聞いた主演の長瀬智也、池井戸潤氏、矢島孝プロデューサー、本木克英監督からのコメント全文は以下のとおり。
長瀬智也
社会で、日々戦っている汗臭さみたいなものを感じました。
そして、頑張れと言われているような気持ちにもなりました。
感謝と感激です。
池井戸潤(原作者)
サザンオールスターズは、学生時代から僕のアイドルでした。40周年という記念すべき年に桑田さんに主題歌を書いていただけるとは、とても光栄です。次回コンサートには必ず駆け付けます!
矢島孝プロデューサー
二面性、いや多面性のあるドラマに乗る曲はサザンオールスターズしかないと思いました!「生きていくのはしんどいけれど、捨てたもんじゃないぜ!」と背中を押してくれる素敵な曲をありがとうございます!
本木克英監督
映画の内容を繊細に鋭く捉えた歌詞、深刻な本質をからりと奏でるオリジナリティ溢れた曲に鳥肌が立ちました。長く熱狂し、敬愛してきたサザンオールスターズの原点を感じる主題歌にただただ感激いたしました。

映画『空飛ぶタイヤ』は6月15日(金) 公開。

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