チアキ(ex.赤い公園)「最高のボー
カリストになりたい」 ねごと・蒼山
幸子らもゲスト出演した初のソロワン
マンをレポート

昨年8月に赤い公園を脱退し、ソロアーティストとしての活動をスタートさせたチアキが、4月12日(木)に表参道Future SEVENにて初のワンマンライブ『チアキ ファーストワンマンライブ~ちーちゃんって今何してんの~?』を開催した。
チアキ

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初ワンマンとなったこの日のチケットは完売。新たな出発の瞬間に立ち会える喜びと、どんなステージが繰り広げられるのかという期待感で満ちたフロアに、チアキは全身ピンクの衣装で登場。観客に向けて、マイクを通さずに「ただいま!」と笑顔で語りかけ、キーボードの弾き語りによるバラード「生活」でライブをスタートさせた。緊張もあってか、指さばきは心許ない場面もあったが、タッチは力強く、何よりも“これが今の私です”という等身大の彼女の思いが伝わる演奏だった。確かな絆で結ばれた2人の愛のかたちを綴った楽曲を歌い終えた彼女は「改めまして、チアキです」とあいさつし、「一番最初に言っておきますけど、20曲とかやりませんからね。某バンドがやったらしいですけど、化けもんだなと思って」と話すと、場内は和やかなムードが漂った。
チアキ

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その後、彼女は「私のことをラインでブロックしてる弟に書いた」というピースフルなバラード「にんじん」や「初めて作った曲」だというラブソング「ボーイ&ガール」などのオリジナル楽曲を弾き語りで披露しつつ、曲と曲の間のトーク時間もたっぷりと確保。家族や友達を始め、プライベートも包み隠さずに話し、バンドを辞めたあとに牛のお産を見学しに行った話や、収入源を求めて仮歌のバイトのオーディションに参加したエピソードなどを明かすと、会場は笑い声に包まれた。
チアキ

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トークでも観客を楽しませたチアキは「最近、結婚して県外に嫁いで行った友達にプレゼントした曲をやりたいと思います。この曲、友達に弾いてもらいたいなと思って。今日は特別ゲストを呼んでます」と切り出し、蒼山幸子(ねごと)が呼び込まれると、観客からは驚きの声が上がった。蒼山が「晴れ舞台だからね。普段から仲良くさせてもらっててね。チアキちゃんのこと、大好きです」と伝えると、チアキも少し照れながらも素直に「私も大好き」と返し、蒼山の伴奏で「ともだち」をまっすぐに伸び伸びと歌い上げた。
蒼山を送り出したチアキは「将来の夢はディズニープリンセスなので(笑)、そのアピールも兼ねてディズニーの曲を1曲やります」と語り、映画『塔の上のラプンツェル』の「自由への扉」をカバー。さらに、キーボードではなく、アコースティックギターの弾き語りで<私のままで生きていく>という決意を込めた「癖」を荒々しくかき鳴らし、前編の<弾き語りの部>は終了。
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お得意の倖田來未中島美嘉、アンパンマンのモノマネや本ライブに向けてサポートメンバーを集める様子をコミカルに描いた映像を挟み、後編は、GOOD BYE APRILの吉田卓史(Gt.)、Manhole New Worldの松田ナオト(Ba)とぬましょう(Perc.)、溺れたエビ!の赤松憲(Key)、Omoinotakeの冨田洋之進 (Dr)という次世代のシティポップ/ニューミュージックシーンから終結した5人編成の<チアキバンド>を従えての再登場。「ブルーベリーナイト」「向かい風」とファンキーなアーバンポップで観客の体を心地よく揺らしたチアキは、ステージからフロアに降り、観客の中で「明日になったら」を高らかに歌い上げ、「ボーカリストにロマンを感じる。ボーカリストに夢を感じる。めっちゃボーカリストになりたい」と宣言し、ステージを後にした。

チアキ

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アンコールでは、サプライズゲストとしてTOCが登場。「この1曲だけのために新潟から来た」というTOCのソロ初のメジャーアルバム『SHOWCASE』のリード曲で、チアキにとってはソロ転向後最初の楽曲であるアーバンディスコ「Start Up feat.チアキ」を二人でパフォーマンスすると、観客全員がハンズアップするなど大いに盛り上がった。
新たな一歩を踏み出し、私らしい道を歩いていく決意を込めた楽曲を歌い終えたチアキは、「これから先、もっといっぱい大変なことがあると思うけど、自分を信じてやっていきたい」と意気込みを語り、観客に向けて「最後にみんなで円陣を組んで、それぞれが大声で自分の願いを叫ぼう」と提案。「結婚したい!」「お金が欲しい!」「旅行に行きたい」などの声が上がる中で、観客が囲んだ円の中心にいたチアキは「最高のボーカリストになりたーい」と絶叫し、初のソロワンマンは締めくくられた。
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キーボードやアコギの弾き語り、親交のあるアーティストのコラボ、そして、バンドのボーカルと、様々なスタイルを試しながら、観客を楽しませ、笑顔にした90分のステージ。彼女はやはり、いま、自分がやりたいと感じていることをまっすぐにやり切ったときほど輝きを増す。ボーカリストとして、エンターテイナーとしての彼女の資質の高さと可能性の大きさを感じさせるライブだった。
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